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石油ファンヒーターがなかなか点火しない理由は?
タイトル通りなのですが、ガスファンヒーターのように数秒で点火するようなことは、灯油ではできないのは何故ですか? 「5秒点火」などの機能が付いているものはありますが、かなりの電力を消費して暖めて待機する機能ですよね。転居前はずっとガスを使っていたので、すぐ火が点かないことがとても不便に感じます。どなたかお教えください~。
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灯油は気化してガス状態になったときに着火します。液体のままでは着火しませんし、常温では容易に気化しません(だから、家庭で数十リットル単位で備蓄して、ストーブの燃料に使えるのです)。 液体のままの灯油にマッチの火を近づけても滅多なことでは着火しませんよ(ウチの爺様が試したことがありますが、万一のことがあるので、絶対真似しないように)。 石油ファンヒーターは、電気ヒーターで灯油を気化させて(プレヒートさせて)から火花を飛ばして点火します。一度点火したら、燃焼の熱で気化するので、連続燃焼できます。 余談ですが、携帯用のストーブ(キャンプ用のバーナー)も、ガソリンストーブなら簡単に着火させることができますが、灯油ストーブは手動ポンプで加圧したり固形燃料でのプレヒートが必要です。簡単だけど燃料の取り扱いに注意を要するガソリンを選ぶか、着火に手間がかかるけど取り扱いに(比較的)注意の入らない灯油を選ぶか(或いは、火力を多少犠牲にしてでも、取り扱いの楽なガスか)ですね。 プレヒートの時間が着火待ちの時間になります。灯油を使う以上は避けられない待ち時間です。
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- GAG666
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灯油は液体のままでは燃えません。 燃えているのは液体の灯油ではなく、蒸発した灯油・・・ 言わば「灯油ガス」とでもいったものです。 灯油に火を近づけると、その部分の灯油が少しだけ蒸発して気体になり その気体に火が付くことによって「点火」と相成るわけです。 あとは徐々に燃え広がって、全体に火が回ります。 一方ガスは既に気体なので、そのまま全体に火が付きます。 つまり、灯油の場合は「蒸発じ、全体に火が回るまでの時間」だけ ガスに比べて点火に時間が掛かるのです。
お礼
お礼が大変遅くなり、申し訳ありません。こんなに早速お返事を戴いていたなんて、質問するだけしてさっさと寝てしまったコトがお恥ずかしいです。 気化してから燃焼というのはなんとなくわかっていたつもりでしたが、灯油の気化がそんなに手間のかかるものだとは知りませんでした、多少の揮発性があればすぐ点くものだと思っていました。。。 勉強になりました。ありがとうございました!
お礼
早速のお返事ありがとうございます。お礼が遅くなり、もうしわけありません。 気化してから燃焼というのはなんとなくわかっていたつもりでしたが、灯油の気化がそんなに手間のかかるものだとは知りませんでした、多少の揮発性があればすぐ点くものだと思っていました。。。 ガソリンと比べても随分揮発性・安全性に差があったのですね。 納得です。これからは点火待ちも納得した分多少イライラせずに待てそうです。 勉強になりました。ありがとうございました。