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ギターのネックの反りを直したいのですが。。。

反りの状態は順反りです。演奏に影響が出るほどではないのですが、これ以上反らないよう早めに対処したいです。できれば直したいです。何か方法はないでしょうか?あと、楽器屋で直してもらえると聞いたのですが、費用はどのくらいかかるかもわかれば教えてください。

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noname#199778
noname#199778
回答No.2

ネック反りへの対処法は、ギターの種類によっても異なります。お手元のギターの仕様などを調べて、どう対処するのが妥当かを検討されると良いでしょう。 通常、金属弦を張るギターでは、トラスロッドという金属の棒が、弦の引っ張り力に対抗させるためにネックに埋設されています。また、近年ではこのトラスロッドに、弦の引っ張りに対抗する抵抗力の加減を調整できるアジャスタブルトラスロッドを採用しているのが主流といえます。アジャスタブルトラスロッドでは、弦の引っ張りやネックの反りの状況に応じて、トラスロッドの力加減を調整することが可能で、反りの状況を補正することができます。 エレキギターの場合、多くのものではヘッドの付け根にトラスロッドを回すネジが覗いていると思います。これを六角レンチで回して、トラスロッドを調整します。ネックが順反り傾向にある場合は、弦の張力が勝っていますので、トラスロッドを締めることで逆反り方向に力が加わるようにして補正します。逆に、逆反りの傾向が出る場合は、トラスロッドの力が上回ってしまっているので、トラスロッドを緩めて補正します。 なお、トラスロッドの調整に関しては、一度に大きく回したりしないのが得策です。一度の調整幅は、おおよそ4分の1から6分の1回転くらいに留め、少しずつ調整しながら変化をチェックするのが良いでしょう。あまり一度に大きく回しすぎると、状況によっては指板が割れてしまうことなどもあります。また、トラスロッドの調整時は、弦を緩めてやるとやりやすいでしょう。 それと、ネックの反りを補正した後は、再度チューニングを整えた上で、ネックの状況を再チェックするのが良いでしょう。チューニングをせずにネックの反りをチェックするのは、実効的ではありません。チューニングをすると、弦の張力でネックが引っ張られ、ネックが動くのが普通です。演奏に供する状態を整えた上で、ネックの状態をチェックするのが妥当なチェック方法と言えます。 ちなみに、エレキギターのトラスロッドのネジは、モノによってはヘッドの付け根ではなく、ネックの付け根のサイドにあるモデルなどもありますし、古いフェンダーのボルトオンネックなどで採用されていた、ネックの付け根にネジがあり、ネックを外さないとトラスロッド調整ができないタイプなどもあります。 アコースティックギターの場合、ネックの付け根側、サウンドホールの中にトラスロッドの調整ネジの頭があることが多いと思います。ただ、アコースティックギターに関しては、エレキギターよりも慎重な対応をした方が良いかも知れません。 トラスロッド調整に関しては、ネックの状態を左右する調整でもあり、時に致命的な影響をもたらす可能性もある調整になります。調整に自信がない場合には、専門家の手に任せるのが良いでしょう。トラスロッド調整にかかる費用については、対応する店の価格設定によって異なります。具体的な金額については、直接お店に尋ねるのが妥当でしょう。ギターの種類やタイプにもよりますが、おおよそは2,000~3,000円以上といったところが相場かと思います。 順反りに関しては、ネックが弦に引っ張られる力に負けて追従しすぎていることによって起こる現象です。弦を緩めれば、状況は変わるでしょう。トラスロッド調整以外での対処法を考えるとしたら、弦のゲージを細いものに替え、弦の張力を下げるなども手ではあります。また、保管時には均質に弦を緩め、弾く時だけチューニングを合わせるというような対処で、ネックの木材が馴染んで真っ直ぐになる傾向が出ることに期待するというのも、受動的ではありますが一つの対処でしょう。 ただ、弦の張力に起因する反りであることがわかっているのであれば、トラスロッド調整をして状態を補正する方が妥当な対処になると思います。 参考になれば。

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noname#46899
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