まず音声多重放送の定義ですが、
音声多重放送は、普通のステレオ放送も、二ヶ国語放送(二重音声放送)も含めての言葉になります。
たぶん、質問者さんは、二重音声放送(二ヶ国語放送か副音声解説放送)の事を言っているのですよね?そういう前提で話を進めます。
二重音声放送をHDD内にDVD互換
1)切で録画すると、
通常のステレオ音声として記録(ステレオ音声の左chに主音声、右chに副音声)されます。
2)入で録画すると、
同じように通常のステレオ音声として記録なのですが、ステレオ音声の左chと右chの両方に主音声か副音声のどちらか一方のみを選んで記録します。
で、1)で記録してしまったということですが、
その録画した番組が、二重音声放送でなくかつ、選んだ映像レートによる解像度が、DVD-Videoでは禁止されているD1か1/2D1でないならば、互換切のものでもDVD-Videoに焼くことは可能です。その条件からどちらか一つでも外れるなら、もうそのままでは不可能です。再変換する必要があります。
内臓チューナーや、外部入力からでもライン入力設定を正しく行ってHDD内にも二重音声としてきろくされたものは、ANo.1さんの言うようにHDD内で互換入で指定してレート変換ダビングをしたものを、さらにDVD-Rにダビングしてください。
もし、外部チューナー(スカパーとか、ケーブルテレビのSTBなど)からの録画で、ライン入力設定をステレオにしてしまった場合(音声切り替えをすると、主/副とは出ずに、L/Rとしかでないもの)などは、
レート変換ダビングでの変換は不可能です。ラインUダビングで音声を視聴時に合わせて再生しながら行ってください。(ライン入力設定をステレオで録画したものはもはやデータ上は二重音声ではなく、ステレオ音声なので、DVD互換入の音声モード認識に反応しなくなるので、レート変化ダビングは使えないからです。なお、二重音声でもステレオ音声でもそれらがRDの再生では同じように切り替えて聞けるのはVRモードの特性を活かした作りをRDがしているためです。同じVR録画機でもそれが不可能な機種も他社製品にはあります。)