#6です。また長くなります。(^^;
紛らわしい事いっちゃいましたかね。ちょっと誤解されちゃったようですが、
私の#6での表示の変り方は、元質問者のclover13さんへの確認の意味だったというのと、
設定項目の表示ではなく、#6のclover13さんが返事で既に書いているように、
音声/音多ボタンを押した場合の表示の切り替わりの話です。
No.4,5さんには、違いさせてしまったようで手を煩わさせてしまったようです。(^^;
さて、そのclover13さんの返事ですが、
>音声切り替えの表示はmutsuriku様のおっしゃる通り
>1Lオリジナル→1Rオリジナル→1ステレオオリジナル
>です。
とあるので、追記説明です。
そうですね、もしかして詳しく書いたつもりだったのかな?とは想像していましたが、
あれだと、知っている人間からだと、かえって誤解を招くかもしれませんね。
こういう文字だけのコミュニケーションの場合、表示やメッセージの報告は
とりあえずは、ありのままを記述し、別記述で解説を加えた方が正しく伝わりますので。
で、ですが、
#3のclover13さんからの再質問
>「DVD互換機能を切で録画した二ヶ国語音声の番組はVideoモードにはダビング不可能」と書かれてありますが、私の録画した洋画の情報では「DVD互換:入(主)」と表示されていたので、まさかDVD互換を切の状態で録画していたとは思わずに、不思議不思議とばかり思ってしまいました。すみません(>_<)
>だとすると、録画した番組の情報の「DVD互換:入」or「切」というのはどういった状態の情報なのでしょうか?
と合わせた形で解析していきたいと思います。
そういう
(1Lオリジナル→1Rオリジナル→1ステレオオリジナル)
表示になるという事は、少なくともRDが記録する時には、
その音声は二ヶ国語放送としてではなく、ステレオ音声として認識して記録しています。
つまり、音声トラックは1本の形式で記録されている事を示している。
つまり、この表示になるものは、本当にステレオ音声番組を録画したものか、
二カ国放送でも、DVD互換機能を入で録画したものかのどっちかです。
ところが、オリジナル(clover13さんがHDDに録画したタイトルのタイトル情報表示)では
『DVD互換:入(主)』という表示が出ているわけですよね。
私も最初からここに気付いて、この件も含めて解説すればよかったよかったですが、これはこういうことです。
まず、
★1:録画されてものの再生で、音声/音多ボタンの切換で
【1Lオリジナル→1Rオリジナル→1ステレオオリジナル】
と表示されるからと言って、これが互換切で録画されたものだいうことはいえません。
(具体例でそこに言及しなかったので説明足り無かったと思いますが、#3でもそういう説明はしていません。)
単に、ステレオ音声として録画されたものだという事を表しているにすぎません。
【注意】:全てについて共通ですが、ここでのステレオ音声というのも、「耳にどう聞こえるか」という事ではなく
音声信号としてどうRDが認識したかです。つまり音が二ヶ国語に聞こえようが、RDがステレオ音声として
認識すれば、ステレオ音声信号という扱いで記録される(→音声トラックは1本である)という事です。
★2:ステレオ音声信号に対しては、DVD互換入(主)/DVD互換入(副)の音声選択部分の機能は働きません。
DVD互換機能には、二つの強制変換機能が抱き合わせになったもので、DVD-Videoに高速ダビングができる形式に整えて記録するモードです。どういうものかというと、音声トラックの1本化(表向きはDVD-Videoで音声切換が不可能になる二重音声記録を避けるという目的)と解像度の強制変換(VRではOKだけどVideoではNGのものがあるので)です。そのうち、ステレオ音声信号の録画の場合は、入にしても、解像度の変換機能は働いても、音声の変換は働きません。(ちょっといやらしい仕様ですが。笑)
二ヶ国語なのになぜ?→RDは音の内容を聞いて判断しているわけではなく、信号の種別で判断して動作しているからです。
繰り返しになりますが、耳に二ヶ国語に聞こえる音声であっても、RDがステレオ音声だと認識すれば(言いかたを変えれば、二ヶ国語音声だと認識できなければ)それはステレオ音声としての記録や扱いを受けます。
★3:二ヶ国語音声をRDが二ヶ国語だと認識できるケース ⇒
1)内蔵テレビチューナーの音声が二ヶ国語放送(だけではんく、解説放送も同じ扱いですけど、ここでは面倒なので二ヶ国語音声ということにします。)の場合
2)外部入力に繋いだ録画で、音声選択が【主+副】になっている時。
(この設定が行なわれていないと、耳に聞こえる音声が二ヶ国語であっても、外部入力からの音声は必ずステレオ音声としか認識されません。)
さて、clover13さんの報告ではまだオリジナルのタイトルがどうやって録画されたものかの詳細が報告されていないので、想像ですが、
前述の前提条件から推測するに、ケーブルテレビかスカパーか分かりませんが、そういう外部入力に接続したチューナーからの二ヶ国語放送を、ライン音声選択を【ステレオ】のままで、DVD互換入で録画してしまったものだと推測されます。
であれば、
1)VRで二ヶ国語の音声切換可能。ただし、切換時の音声表示は【1Lオリジナル→1Rオリジナル→1ステレオオリジナル】⇒音声トラック1本のステレオ音声記録⇒DVD-Videoんは高速ダビング化だけど、それは切換不可能な二重音声になる。
2)タイトル情報表示で、『DVD互換:入(主)』
となると理論付けができ、理屈どおりだからです。
ちょっと、色々はなしてしまいましたが、以上から、
タイトル情報表示の『DVD互換:入(主)』という意味は、
決して『耳に聞こえる二ヶ国語の音声が主音声になっている』という意味ではなく、
『DVD互換入(主)の録画設定で記録されたもの』
という事を表しているというだけです。
両者の違いわかりますか?
たぶんメーカーとしては、『DVD互換:入(主)』=『耳に聞こえる二ヶ国語の音声が主音声になっている』
を意図して設計したのでしょうが、前述★3の前提(ある意味この機能の弱点)があるので、
録画時の設定を『DVD互換:入(主)』にしても、実際に必ず、『耳に聞こえる二ヶ国語の音声が主音声になる』
にならないという情況が発生する可能性があるからです。
外部入力からの二ヶ国語録画でライン音声選択を【ステレオ】にしてしまうとまさにこうなるわけです。
まぁ、だからこそ、
『二ヶ国語の録画前提なら、ライン音声選択も互換入/切もきちんと正しく設定して使いましょう。』
という事につながるんだとお考え下さい。
なんで、そんなメンドクサイつくりになっているの?
という疑問も少しあるかと思いますが、これは、音声信号の接続の仕組みがそうなっちゃっているので
ある意味しょうがないつじつまわせの結果です。(もちろんこれも、RDや東芝が悪いのではなく業界全体の仕組み・仕様です。)
二ヶ国語放送というのは、後になってテレビ放送で生まれた音声仕様で、ステレオ音声と二ヶ国語音声を同時に旨くケーブルや音声回路で処理するにはどうすればいいか?を考えた時に、ステレオは2ch。二ヶ国語も基本は音声のみだからステレオである必要は強くない。二ヶ国語をそれぞれモノラルにすれば、同時に2chとして2本一組で扱える。じゃぁステレオの左右に主/副を対応させれば、なぁ~んだ簡単にいくじゃん!的なもので作られています。テレビ放送の仕組みと合わせてそうする事がとても都合よかったからです。
けど、テレビの場合は、電波信号で機会に直接届くので、その信号を区別する情報も一緒に届けられるのでチューナーや録画機はそれを切り替えて録画できますが、音声ケーブルで繋いだ場合は、その識別情報は伝えられないんです。
Lに主音声、Rに副音声を流しているだけなので、受けた側にはステレオ2ch音声なのか、二ヶ国語なのか全然わかりません。だからすべてステレオ音声としか扱われないのです。(元々ステレオ2ch音声は、二ヶ国語を聞くためのものではなく、音楽等で臨場感を得るために考案されたものです。)
で、その後、録画機などが開発されてDVDレコーダーなどが普及したときにRDとか、『スカパーなどで二ヶ国語録画すると、DVD-Videoに焼く時に都合悪い!』などの苦情が寄せられ(昔のRDにはライン音声選択機能がなかったので、全部ステレオ音声でしか録画できませんでした。)て、じゃぁ、どうしようかな。外部入力でも、うまく二ヶ国語を処理するには、、、そうだ、強制的に二ヶ国語信号だと勘違いさせる切換を設定しよう。という事でライン音声選択 の機能が付けられました。
そういう経緯があるので、ユーザー側が正しく運用しないと、穴が生まれてしまうわけなんです。なんでもかんでも自動に出来ない部分なんですよね。笑
お礼
お返事いただきありがとうございます。 いまいちVRモードとVideoモードが理解できなかったため似た質問をしてしまい申し訳ありません。 詳しい解説ほんとうにありがとうございます。 「DVD互換機能を切で録画した二ヶ国語音声の番組はVideoモードにはダビング不可能」と書かれてありますが、私の録画した洋画の情報では「DVD互換:入(主)」と表示されていたので、まさかDVD互換を切の状態で録画していたとは思わずに、不思議不思議とばかり思ってしまいました。すみません(>_<) だとすると、録画した番組の情報の「DVD互換:入」or「切」というのはどういった状態の情報なのでしょうか? 再び質問すみません(>_<) 日本語で再生できる方法を教えていただきありがとうございます。さっそくやってみます。 ありがとうございました。