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演奏表現って…?

今、とても悩んでいる事があります。 曲を演奏する時の表現についてなんですが、『表現』ってなんなのでしょうか? 私は音大の受験準備のためよく個人レッスンを受けさせてもらっているのですが、『ここはこういう風に演奏しなさい』『ここは音楽の方向性からいってこのように演奏しなければいけない』などとよく言われるのです。 そして先生に言われるままやり直すのですが、心の中では生意気ながら『私は自分で考えた自分の表現をしたいのに…』と思ってしまいます。 先生とはいえ他人から押し付けられた表現をすることって正しい事でしょうか? 音楽って、まず枠にとらわれず自分なりに表現をすることから始めるべきではないのでしょうか。 練習しながら、『これでは自分が先生のコピーのよう』だとやりきれない思いです。 最も、まだ理論もしっかり身に付いていない未熟者なのでこんな事を考えるのはおこがましいとは思います。 ですが今、また『こうしろああしろ』と言われるのではないかと思って、音楽に対してとても消極的になってしまっています。 平たく言えば、自分の音楽に対して自信がなくなり、どうすればいいのか分からない状態です。 自分の周りには同じような悩みを持つ人や音楽の知識がある人はあまりおらず、とても困っています。 ご回答よろしくお願いします。

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回答No.4

残念ながら「教師と生徒がディスカッションをする」という習慣の無い日本では難しい問題だと思います。 いわゆる良い教師とは、命令するだけでなく、例えば「ここはこう弾くべきだ。なぜなら・・・」という具合に理由を述べるはずなのです。また、生徒がそれに同意しない場合は正面からディスカッションをする準備ができているものです。 あなたがお持ちの悩みを聞いてくれるのは本来あなたの先生のはずなのですがね。 封建的な教師は自分のコピーを、理由も無く生徒に強制します。そのような場合は即刻教師をクビにすべきでしょう。なぜなら、演奏は演奏者が納得した上で行われるものだと思うからです。 良い教師は「自分のマネをしないでくれ」とさえ言います。 それからご自分の音楽性を表現したいのなら作曲家になる以外には無いと思います。200年も前に作られた曲がなぜ今でも弾かれるかを考えてみてもよろしいかとも思います。 フレーズ、バランス、カデンツ、など、楽曲分析をすれば答えは自然と出てきます。それをご自分で読み取られないのであれば教師の命令に従わざるを得ないでしょう。しかし、ご自分がとことん音楽理論を勉強し、教師の意見に同意したくなければ堂々と教師に対してディスカッションを申し出たらよろしいかと思います。立派な先生はそのような生徒を歓迎するものです。無能な教師は怒り出すでしょう。 勇気を持って先生に質問してみてはいかがでしょうか?「なぜ先生はそう言うのですか?」とか「なぜ私がこう弾いてはいけないのですか?」という具合です。立派な先生はすでに答えが準備されています。

appleholic
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 とても勉強になりました。 もっと自分で勉強して先生にぶつかっていこうと思います。

その他の回答 (3)

  • lilact
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回答No.3

>先生とはいえ他人から押し付けられた表現をすることって正しい事でしょうか? 学習の段階ではその先生の表現のしかたを吸収するのがポイントですね。何人かの先生の表現方法をじっくり学べば、良い表現、よくない表現が分かってくると思います。 >音楽って、まず枠にとらわれず自分なりに表現をすることから始めるべきではないのでしょうか。 演奏家の表現方法を学んだ後に自分なりの表現方法を探すという順番にすると、自己満足に陥る危険性が少ないと思います。 なお、教えてもらっている範囲の中で自分なりの工夫をすることは重要なことですね。いろいろな先生から教えてもらったことが基礎になって自己満足ではない自分なりの表現が出てくると思いますが。

appleholic
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 はい、まずプロとして認められている方々の演奏を聴いて自分と何がどう違うのか、どうすれば自分なりの表現を正しく行えるのかを考えてみようと思います。 自己満足は怖いですから… ありがとうございました。

  • tom0120
  • ベストアンサー率26% (367/1390)
回答No.2

『表現』ってなんなのでしょうか? 音楽って、まず枠にとらわれず自分なりに表現をすることから始めるべきではないのでしょうか。 ・「枠にとらわれず自分なりに」・・・ですが、これは、2通り考えられます。 (1)「先生」以上の表現ができる。 (2)「先生」以下で、ただの「でたらめ」・・・ (1)であれば、先生の指導も必要ないです。もう、個人レッスンにいく必要もないと思います。 (2)であれば、いわれたとおりやりましょう。 音楽は、「言葉のない詩」だと思います。 作曲者の思い。「詩の内容」を理解するのは、むずかしいことです。 深い理解の上で、「表現」ができるのだと思います。 たまに、「アナリーゼ」関係の本を読むことがあるのですが、 この音楽という、「言葉のない詩」には、多くの思いがこめられていることを知らされます。 「朗読」の上手な人がいますよね。プロですが・・・ 同じ「詩」でありながら、まったく、違い、「心」に響くものです。 同じように、「演奏」も、ただ、「勝手」な解釈では、それは、 自由な表現ですが、「でたらめな・・・」というケースではないでしょうか。 なので、「先生」の深い解釈による「表現」が、一般的には、正統ではないでしょぅか? それでも、不満なら、なぜ、指導を受ける必要があるのでしょうか? 結局、自分の解釈。表現に自信がないからではないですか?

appleholic
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 言われるとおりに演奏するということに少し違和感を感じて困っていただけです。先生に不満があるわけではありませんし、先生の楽曲分析が正しいことも承知しています。 私は音大にすら入っていない素人ですから、今は勝手で自己満足的な表現しか出来ない事も確かです。 上手くなりたいから指導していただき、アドバイスを受けて練習します。『自信がなくなった』というのは音を出す事に対して、自分で演奏してみる事に対して、ということです。 言葉のない詩、とても勉強になりました。 もっと頑張ろうと思います。 ありがとうございました。

回答No.1

音大に行くのであれば やはり先生に指導される表現方法を身につける必要があるのではないでしょうか。 なぜなら受験があるからで、受験というのは ある程度の採点基準にのっとって合否が決定するものなので。 プロとしてやっていくつもりなら 社会に出てからもそうですね。 常に評価の目にさらされていくわけで、 そこには他人の望む演奏をする必要性が大なり小なり必ず出てきます。 一人でやる分にはどんなに好き勝手に弾いても 誰も何も文句は言いません。 人の言われる通りに弾くにはスキルが必要です。 レッスンはスキルを身につけるための練習と割り切って、そのほかの時間で 「自分の表現」を突き詰めても良いのではないでしょうか。

appleholic
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 『リズムを正確に』『音程を正しく』『後押しはだめ』など基本的なことは分かっているのですが、それをベースにした上で自分の表現をしたいな…と思うところで先生から色々言われるので少し混乱していたのかなと思います。 他人が望む演奏…全くその通りですね。 勉強になりました。 ありがとうございました。

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