- ベストアンサー
昔の映画の映像の方が「映画らしい」のは?
ここ20年においての映画における映像の変化について質問です。 今の映画の映像は昔に比べ、具体的に何が変わったのでしょうか? たとえば「ダイ・ハード」第1作目と、今度公開の「ダイ・ハード4.0」では全く違いますよね。 これは主観ですが、私は昔の映像のほうが「娯楽」な感じがして映画っぽいと思います。 ターミネーター然り、ロッキー然り、バットマン然り・・・・・・。 カメラの発達がその理由でしょうか? 「リーサルウェポン」「ランボー」の頃には レトロと言ったらいいのか、モダンと言ったらいいのか、 どこか古臭くて親しみやすい雰囲気が漂っていたような気がします。 そんな撮り方が今なくなった理由もご存知の方、教えていただけると嬉しいです。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
一言で言うと「技術の発達と流行の二本立て」だと思います。新しい技術が今の映像を可能にしたと同時に、今の大多数の観客もそれを求めているのでしょう。 必ずしも、時代が古ければ古いほど映像が不鮮明とかそういうわけではありません。例えば、初めてカラー映画が登場した1940~50年代は、これでもかというほど色鮮やかな映像が目立ちましたが、1960年代後半の「ニューシネマ」の時代には、色味をグッと抑えて、輪郭までやや不鮮明な映像が一般的でした。 他のご回答にもあるように、いわゆる「大多数の観衆」にアピールすべき娯楽超大作では今風な撮り方が目立ちますが、昔ながらの映画を愛するファンにアピールしたい映画は今も映画らしい映像技術を使っていますよね。これは映像に限らず、脚本などについても言えると思います。
その他の回答 (5)
- CKshield
- ベストアンサー率12% (9/75)
アクション映画に限って言えば、もう今は実写アニメ化してしまったと僕は思ってます。こんなんCGでないとありえへんで!的なアクションを見せられても、興ざめするばかり。迫力やスピード感、臨場感といったものはCGなんかでごまかした今の映像からは得られないのではないでしょうか?映像をリアルに見せる、ということとCGで映像をリアルに再現する、というのは違うとは思うんですが・・・。今の映画の映像は何が変わったと問われたら・・・CGの乱用と、アレコレとつめこみすぎ、「静」の心理・人物描写が少なくなり「動」の映像表現にスタッフの苦心と工夫が見れなくなった、というのが僕の意見なんですが。「マッド マックス」(第一作目)なんかは今の若い人たちが観たら、チャチなんでしょうか・・・。
- zingaro
- ベストアンサー率23% (177/760)
撮影技術の変化もありますが、観る形態の変化も大きいのでは。 20年位前、ちょうどビデオが家庭用に普及しましたよね。最近は劇場で観る人よりもDVDで見る人が多いそうです。劇場なら大画面で一気に観ますが、家でビデオ・DVDを観る人に集中して一気に観ることばかりのぞめないと思います。画面だって大から小まで様々ですし。 また、途切れ途切れに観るなら、色々なシーンを詰め込む方が観客サービスになると考えたのか、長い映画多くなりましたね。以前は普通の商業映画が2時間を越えることは少なかったのですが、最近は2時間超えなんて当たり前になりました。1時間40分くらいの映画があるとかえって驚きます。 集中力が欠けても、途切れ途切れで観ても、画面が小さくても、観られるように作っているのではないでしょうか?
- isoiso0423
- ベストアンサー率64% (1125/1741)
一昔前の映画の映像と昨今の映画、特にハリウッド作品とを比べますと、何よりもまずカメラがあっちへこっちへとよく動いているところが違うと思います。 80年頃までの作品はFIXといってカメラを三脚に固定し、動かない安定した画面構成がまず基本にありました。で、ここぞというときにクレーンやドリーなどの特殊な機材を使って、構図が変わりより効果を出していました。 古い映画の例えになりますが「真昼の決闘」ではクレーンカットはワンカットしかありません。レオーネの「ウエスタン」でも2カットくらいだったと思います。 それがステディカムと呼ばれるカメラを動かしても安定した絵柄を作れる機材や(「シャイニング」でキューブリックが効果的に用いたのが始まりだと思います)、パンサー、チューリップ、スコーピオンなどなど電動式やコンピュータ制御のドリーやクレーンが登場しまして、大作には必ず用いられるようになりました。 また”観客を飽きさせないことが絶対条件”というプロデューサーの要望でカットの秒数を短くスピーディーにすることが当たり前にされてしまいました。 それにアクションシーンや爆破場面などでは”CGありき”で撮影が成されています。 こういったことが昨今の映画が一昔前の作品と比べると、映画らしくない?と思えるのではないでしょうか? それでもニューヨークに居を構える監督、ウッディアレンとかコーエン兄弟の作品なんかは、基本に沿った作りをしているものが多いと思います。 欧州の監督も長いカットやFIX基本の作品がわりと多いです。
- qweras
- ベストアンサー率17% (35/200)
「ターミネーター」や「ロッキー」が、「昔の映画」なのですか・・・・ 私は、1950年代以前の映画を「昔の映画」と思っていました。
- oyaji-man
- ベストアンサー率34% (123/354)
わたしは やっぱり CG のせいだと思います。