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仕事を辞めて博士課程に行くべきか

 昨春、修士課程を終え現在、社会人1年目(事務職)の 24歳です。社会人での生活も慣れては来ましたが、研究( 基礎生物学)を忘れることができず、博士課程に進みたい と考えています。院生時代は土日も大学に通って研究を楽 しんでいたのに、社会人になってからは土日はただ自宅で ごろごろしているだけ…だったりします。 しかし直ぐに社会人を辞めるのもあまりに勿体ないので、 当面2年間(もう今からだと1年9か月ですが)はがんばって から…、と思っているのですが。。。 こういう進路を辿った方はいらっしゃいませんか。 また、こういう進路を考える上で注意すべきポイントは何 でしょうか。 ちなみに修士の間に博士進学ではなく就職を選択した理由は、 博士へ行ってる先輩方がポストに就けず苦労されている現状 を垣間見て、絶望感を抱いてしまったからです。しかし、今 となって考え直してみると、社会人の世界も普通に厳しい事 ばかりだと実感し、それならば、厳しい現状はあれど、研究 の世界で何とか生きていきたい、と思っています。

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  • akira369
  • ベストアンサー率51% (40/78)
回答No.6

いきなりネガティブな話になってしまいますが、 「博士(はくし)が100にんいる村」という童話があります。  http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index.html ※数値の裏づけは取っていませんので事実と反する可能性はあります sewallさんは、 > 博士へ行ってる先輩方がポストに就けず苦労されている現状を垣間見て、絶望感を抱いてしまったからです と書かれていますので、この童話を実感として受け止めていらっしゃると思いますが、日本の博士に対する処遇は燦々たるものです。 医学博士なら安泰ですし、運良く助手→准教授→教授のコースに乗れた人もおそらく幸せですが、その他の人は・・・ 結局のところ、判断基準としては ・博士号を取得した後の人生への覚悟 ・自分の好きなことをやれる喜び このせめぎ合いになるのではないでしょうか。 まだ24才ということですので、博士課程を3年で終わらせればまだまだ若い部類に入ると思います。 問題はその後どうしていくかですね・・・ 研究室に残ることが出来るか、どこかの企業で研究を続けていくことが出来れば万々歳だと思います。 しかし、Ph.Dを取得しても、必ずしもその専門を生かすことが出来るかどうかは分かりません。 また同い年で企業に勤め続けた人とは、おそらく生涯賃金に差が出来てしまうでしょう。 でも、その点は覚悟しなければならないと思います。 ・博士号取得後の進路を見据える ・収入に関しては好きなことを仕事に出来ることとトレードオフと考える この二点を心の底から納得すること、これが必要だと思います。 なお、社会人を続けるかどうかですが、20代での二年間のロスは大きいと個人的には思います。 決断されたならば、即実行に移すべき、という意見です。 最後に進学先ですが、USの大学院はいかがでしょうか? 研究を続ける上でも、つぶしが効くように保険をかけておく点でも、海外へ目を向けることは悪くない選択だと思います。 やらないで後悔するよりも、やって後悔した方が多くのことを学べます。 悔いの無い人生を送られます様に、無力ながらエールを贈らせて頂きます。

参考URL:
http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index.html
sewall
質問者

お礼

コメントありがとうございます。 100人の村は大変有名なサイトですので、一応見たことはあります。 ご指摘頂いた内容はどれも身に響くものばかりで大変参考になりました。

その他の回答 (6)

  • t-h1970
  • ベストアンサー率39% (27/69)
回答No.7

私は生物学ではありませんが、大学の常勤ポストは得ました。 そこで質問者さんにお尋ねしたいんですが 修士でファーストの論文は出せましたか? 教授に博士課程進学を打診されましたか? 博士が100人いる村は私も見ましたが、どうも納得できないのが 博士号を取得する素養がない人間も博士課程を取れている現状です。 博士=ファースト3本がだいたいの基準ですが、それなりのインパクトファクターの雑誌にさして苦労もなくファースト3本載せることが自分にはできると思うかどうか考えてみてください。その先輩もどれぐらいの論文を出してるのかを確認してみましょう。 常勤ポストに応募してくるドクターの8割はわけのわからない雑誌に3,4本の論文を申し訳程度に載せてる連中ばかりです。話になりません。 失礼ながらあなたは相当甘いです。土日にごろごろする暇があるなら最新の論文雑誌を読みに大学へ忍び込むなりアイデアを暖めるなりできるわけですから。

sewall
質問者

お礼

厳しいご意見、ありがとうございます。厳しくてもすごく具体性があって、大変身の引き締まる思いです。 修士まで同じ研究室で進んできたことと、それなりに頑張ってきたこと、そして勿論の話ですが周囲の方々の協力のおかげ様で、国際誌に英文論文をファーストで4本受理されております。また現在、他に追加で原著論文や総説も投稿中です。そういう意味では、修士までの頑張りに自信はあります。 とはいえ、今の自分にはやはり甘さがあると思っていて、土日を如何に使うか、それは自ら反省していかないと…とは思っております。そこらへんは本当に真剣に考えて、アイデア等暖めていきたいと思っております。 ありがとうございました。

回答No.5

 今日は。来年3月末に定年退職する団塊世代の一人です。  基礎生物学(修士課程)を専攻されて、現在事務職に就かれているのですね。専攻された中身と現在の職種に大きなギャップがあるようです。私が貴方の親なら、人生一度きり、好きなことを遣れ、と言うでしょう。貴方のご両親からは無責任だと非難されるかもしれません。  実は、私の息子が東大(現在D)で数学を専攻しています。学位を取得しても大学で職を得るのは殆ど期待できないようです。私の周りでは数学でDにいくのは反対だという意見が多かったのですが、私は賛成しました。彼の人生は彼のものであり、しない後悔よりもする後悔と考えたからです。金融関係に行けるように、数理ファイナンスの勉強もしているようです。  日本では、基礎科学系の博士課程修了者の未来は明るくないのが現状です。「sewall」さんはその現状を知っての判断ですから、博士課程への進学を応援します。研究活動は人間のみ持つ醍醐味です。  貴方は若いです。20代は学問に専心する期間だと思います。頑張ってください。  

sewall
質問者

お礼

コメントありがとうございます。自分自身、一応東大出で、東大の数学博士課程の知り合い(どなたも知り合いというより先輩ですが。。。)もおります。彼らを見てると、ある時は孤独・貧乏・先が見えない…等等で本当に辛そうにも見えますが、またある時は好きな事だけを追求できるという意味で、本当に幸せそうにも見えます。 もう自分の中で進学の決意が固まりつつありますが、年を重ねた方からこういうコメントを頂けると、なおやる気が出てきました。 ありがとうございました。

  • nobita60
  • ベストアンサー率29% (193/644)
回答No.4

学問は自分を満足させるための手段です。後々くいが残ると判断すれば進学しましょう。 別に3年で終了しなくてもいいのです。修士に比べて時間的なゆとり(単位数と修業年限の比から)がありますので。両立させる方法も検討しましょう。最近は通信制の大学院も増加して生きています。 就職先も大事ですが、学問は自分を満足させる手段です。その方法に学問があると私は思っています。就職が心配でしたら諦めましょう。学問とはそういうものです。あなたの研究成果で採用してくれる企業や大学もあります。期待もありますよ。

sewall
質問者

お礼

コメントありがとうございます。仕事を辞めてまで院にいくか、それとも仕事と並行してちょっと時間をかけて博士号をとるか、…難しい選択ですね。

  • good4you
  • ベストアンサー率20% (1/5)
回答No.3

どんなことに「生きがいを感じ」『何をしたいか』を、じっくり考えることをお勧めします。どんな道も苦労はありますが、夢や希望をもっていると、乗り越えられます。 アメリカは学歴社会で、スペシャリストは修士号か博士号を持っています。臨床心理士は、博士号を持っていることが条件ですし、いろいろな博士号があります。日本より簡単に博士号が取れると感じています。 アメリカでは、医学博士や科学者(Ph.D)に、憧れがあるようです。Ph.Dを持っている人が多いです。Ph.D をもってベンチャー会社を設立している人たちもいます。特に、科学で博士号を取得した人たちに。 これからの人生を「どう生きたいか」を真剣に考えて結論を出されるとよいですね。

sewall
質問者

お礼

コメントありがとうございます。苦労はあっても飛び込んでしまえば大抵何とかなってしまう…と(信じる)ことが重要かと最近は感じつつあります。

  • ykgtst
  • ベストアンサー率30% (34/110)
回答No.2

相談されても。 退職を止めた方がいいと言われて止めるような意志でしたら、本当に退職は止めた方がいいので。 お金を稼ぐのは厳しいものです。大学院では好きなことをして楽しかったでしょうが、それはなにしろお金を払っていていたことですので。お金を払えば、博士課程でも研究員でもなんの形でもあれ、研究を続けることはできますが、生活が続くかどうかです。大学院に戻るなら研究の方向性を見極めて、ぜひ3年で修了し、その後、歓迎して助手に呼んでくれそうなくらいの研究成果を上げてください。 就職の際、研究ができる会社を選べば良かったようにも思いますが、そのあたりにもあなたの優柔不断が感じられます。 退職を考えるなら、もう割り切って大学院での生活資金を貯めるためと考え、しかし仕事はおろそかにしないように毎日を送られることを望みます。

sewall
質問者

お礼

コメントありがとうございました。おっしゃる通りだと思います。 (自分自身、優柔不断な点については嫌気がさしています)。

  • humani
  • ベストアンサー率8% (9/107)
回答No.1

霞を食って生きていくわけにもいかないんで 結局その点が最大のネックになるのでは? ただ読んでる限りでは 学生が社会人になって 陥る典型的な症状にしか見えないが。  中途半端な気持ちで仕事するのは 周囲にも悪影響が出るし 自分の立場が悪くなったり そのためにますます仕事が面白くなくなったりと悪循環に 陥るだけなのでやめるなら早いほうがいい。

sewall
質問者

お礼

早速のコメント、ありがとうございます。仕事は仕事で周りに迷惑が かからない様に進めているつもりです。 「学生が社会人になって陥る典型的な症状」か否かを知るには、やは りしばらくは腰を据えてみる(=2年は仕事を続ける)事も必要なの かと、考えています。 頂いたコメントを真摯に受け止めて、再度考えてゆこうと思います。

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