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スーツで仕事をしている人のスーツ所持数
スーツで仕事をしている人ってどのくらいスーツを持っているのでしょうか？
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ニューヨークから失礼します。質問の範囲が広すぎて的確にお答えするのが大変難しいのですが、年齢や収入や社会的な階級のレベル、及び各自のライフスタイルによって変わってくることであると思います。 従って、何着持っていれば世間並みであるとか、相場であるとかいった 発想もナンセンスです。 基本的にはスーツの所有数は多ければ多いほどベターです。その方が 長持ちしますから。私の職業はカスタムテーラーですが、米国人の顧客はスーツ一着だけを購入するということはあまりありません。大概一週間分をコーディネートした状態で購入されますから、スーツ４,５着、 ジャケット数着、スラックス４,５本、シャツ１,２ダースというのが一回の買い物の相場です。金額的には日本円でトータルで数百万円になります。 日本ではスーツは誰でもが着れるものですが、欧米ではそうではありません。遅かれ早かれ日本も同じような状況、つまり仕事でスーツを着る必要がある人と必要のない人に分かれていく状況がますます加速されていくことでしょう。 取り合えずは、シーズンのごとに春夏秋冬５着づつ、計１０着を目標にされるといいのではないでしょうか。但し、今の日本の気候を考えると、秋冬春のスリーシーズン着用出来るものを８着、夏場はクールビズ （世界では笑いものですが、日本の夏の気候を考えると仕方がないでしょう。）でスーツをあまり着ない方もおられると思うので、紺とグレーの盛夏ものに絞って２着とし、これにスペアのスラックスがあれば、それで間に合うのではないでしょうか。 なぜシーズン最低５着持つかべきかと言えば、一度着用したウールのスーツに含まれた水分が完全に乾燥するまでは７２時間必要とされているからです。理想的にはスーツは２週間に一回、つまり月に２回着用するのが良しとされています。 先に申し上げたアメリカ人の顧客は４０,５０着所有している人はザラですが、これは家が一軒だけではないことにも理由があります。家の数だけ、それぞれの家に同じワードローブを置いておくという人も多いのです。 日本人の場合、スーツというものの本質がよくわかっておらず、雑誌の流行を鵜呑みにして得意になっている人が多いので、そうした意味においてもシーズンごとに５着程度にして その都度流行ものに一着づつ 入れ替えていくというのがまあ現実的なのであろうと考えます。
お礼
ウホー ニューヨークとはすごいですね。 しかし、４０着以上持っている方もいるとは、信じられません・・・。 自分はコーディネートとかめん胴なので、同じタイプを３着＋礼服２着くらいで十分ですかね・・・