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電子署名の必要性?
今学校で電子署名について学んでいます。 電子署名法などの本も何冊も読みました。 しかし、実社会では電子署名は普及していないと思うのです。 文献では顔の見えない電子商取引などでは、 本人確認が必要不可欠だ、などと書いてあるのですが実感がわきません。 文献も何冊もでているし、必要ないなどということはないとは思うのですが・・・ 普及しないのでしょうか? またどうしたら普及していくのでしょうか? 今はあまり必要を感じなくても、将来必要になるのでしょうか・・・?
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追記です。 電子署名法で扱うような用途では、公的な認証局の存在が必須になります。 ちょうど運転免許証が本人確認に使われるのは、公安委員会という公的な機関が発行しているからです。これが、どこかのお店の会員証なら(たとえ写真があっても)本人確認の決定打にはならないでしょう。 だから、電子署名法では、「電子署名法に基づく認定制度」があるわけです。 その意味で、PGPはアウトです。フリーだからではなく、認証局を必要としない形態だからです。 ※もっとも、当人同士が顔見知りであるような範囲であれば、PGP は充分実用的です。 また、電子署名で本人確認に使用されるのは、その人の公開鍵だけなので、暗証番号やパスワードに起因する脆弱性はありません。 もっとも、「署名するとき」には、パスワードを使うこともありますが。
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- 麻野 なぎ(@AsanoNagi)
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電子署名法の範疇で言えば、電子署名が普及しないのは、電子署名を必要とする公的なサービスが普及していないからと言うのが大きいと思われます。 電子署名法は、従来行われていた押印や手書きサインによる「署名」に加えて、電子署名による「署名」も、法的に承認しようという考え方です。言い換えれば、押印やサインより実用的でなければ普及しません。 現在でも、ペーパーベースで物事を行おうと思えば、押印や手書きサインは、実用的な方法です。ほとんどの場合、契約書のたぐいは、紙に印刷された上に、押印されたものを双方で持つという形になっています。 これに対して、電子署名で契約書を交わそうと思えば、 ・解約書にサインする可能性のある社員の数だけ電子証明書が必要 ・自社の社員に必要な電子証明書を発行するための認証局取得が必要 のいずれかの手続きが最低限必要です。後者の場合、数百万円/年程度の出費が必要となるそうです。前者の場合は、費用は人数に依存しますから、必要な証明書の数が少なければ、コストは抑えられるでしょう。(でも、多分、十万円/人/年くらいは必要) これだけのコストをかけて、しかも、現時点でも、ペーパーベースでうまくいっているのに、あえて、電子署名を導入する企業はそれほど多くないのです。 ただし、以上は「現時点」での話だと思います。 インターネットというインフラも、「それまで電話やFAXで充分やってきていた」のに、「多額の出費をして」までも、導入するのが普通になってしまったのですから。 あと、商取引でも、通販のような、個人と店舗のつきあいでは、「パスワードによる認証」で十分だと考えられているところが大きいでしょう。 もうひとつ、個人がお役所とつきあう場合も(例えば、最近、e-Tax の案内が届きましたが)個人の側が、電子証明書の手配から、状況によれば、ICカードリーダをそろえることまで必要になります。 だったら、今年も税務署に出かけようかと、そういう発送になるかなと思います。今の時点では。
- kuretako
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>友達に送るe-mailなどでも使われているのですか? 送っています あまり言いたくありませんが 署名付きで サポートメール ソフトなどの会社に送ると 非常に早く反応してくれるからですw >何度でも取れると、信用性が低くなるのでしょうか? 署名 暗号が同じに設定する人がたぶん多くなると思います 覚えやすくするため そうなると 銀行カード(クレジット)と同じように枚数が多くなればなるほど わかりやすくなるのと同じですw >他の人でも取れやすくなってしまうという事でしょうか? それはないと思います 暗証解除キーが存在するため 上で書いた 解除がされたら 証明書は破棄と同じになります
- tetsus_2000
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#3です。 大学生の方でしたか。失礼しました。 わたしが利用しているプロバイダの1つのPanasonic Hi-Hoでは昨年から 同社配信のメールをすべて電子署名付きにしています。 これもなりすましを防ぐための対策です。 下記URLからリンクされている「電子署名」の解説ページにはいくつか 実例が紹介されているようですので、ご覧になってみてはいかがでし ょうか。
- tetsus_2000
- ベストアンサー率67% (467/696)
学校で学ばれたということですが、高校の「情報」でしょうか? 電子署名は、情報の個人認証を行うためのものですので、そういった 個人認証を必要としないケース、たとえば、個人間のメールなどでは それほど必要とされない技術です。 電子署名に限りませんが、セキュリティを強固にしようとすればする ほど、使い勝手は悪くなるのが、この世界での常識です。 個人同士のメールなどでは、使い勝手を犠牲にしてまで、セキュリティ を重視しないといけないケースはそうないと思います。 一方、お役所や企業などでお金に関連するような重要な情報を扱う 部署では、電子署名は相当に普及しつつあります。 ある大手メーカーでは、購入部門が取り引き業者すべてに電子署名を 義務付けています(例えば、電子署名されていないメールは受け付け もされない)。 「現在普及していない」というご理解自体が正しくありませんので、 ぜひ、色々と勉強してみてください。
お礼
ご回答ありがとうございます! 一応大学の授業です。 やはり、個人間のほうにばかり目が行ってしまったので認識が誤ってしまったようです。 企業ではそんなに普及しているのですか! 銀行くらいだと思っていました。 大手メーカーのお名前はやはり教えてはいただけないでしょうか?(><) ただ私は電子署名法を中心に勉強しており、 この法律だと法人の認証は定めていないようなので、 また法人の認証に関する法律も勉強してみようと思います。
- violet430
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私もそうなのですが必要性を感じないので普及が進まないものと思います。 お金を払って電子署名をしなければならないほどの重要なやり取りをメールで行っていないからです。 ただし、これは一般家庭での話であり、企業ではその必要性が徐々に認識され、普及していくことを願いたいものですね。
お礼
ご回答ありがとうございます! 確かにそうですね。 銀行とかでは最近はつかわれるようになったようですね。
- kuretako
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電子署名 うちは使っておりますw 必要はあるとは思います 第1の原因 電子署名自体がシュアで高いこと だと思うのです フリーの物はありますがどのくらい信用性があるか が疑問です (フリーの物は何度でもとれるからです) 第2の原因 設定がめんどくさい ウィルスなどによって リカバティーをしたとき証明書のバックアップをとっていなければ 使えなくなる 第3の原因 なりすまし 改ざん の危険性を皆知らない Eメールは 必ず相手に届くから と思いこんでいる >またどうしたら普及していくのでしょうか? 事件があればいやでも普及するでしょうw
お礼
ご回答ありがとうございます! kurekatoさんは使われているのですね。 友達に送るe-mailなどでも使われているのですか? たしかに、事件がないから普及していないんでしょうね。 無料のものだとPGPがあるようですね。 何度でも取れると、信用性が低くなるのでしょうか? 他の人でも取れやすくなってしまうという事でしょうか?
お礼
とんでもありません。 大学生らしからぬ知識のなさで恥ずかしいです。 実は情報法を学んでおり、電子署名を論文のテーマにしようと考えていたのです。 しかし「あまり使われてないんじゃないの?」とか「使われていないものを論じても微妙なんじゃ・・・」 という雰囲気になり、行き詰っていた所でした。 実会社名をあげると説得力があると思います。 大変ためになりました。ありがとうございました。