人生最悪・どん底の時の出逢い

質問

はじめまして。
よく音楽の歌詞などで、
「♪何もかもうまく行かない～　私の人生最悪よ～　もう死んでしまいたいとさえ思ったわ～　でもそんな時　あなたが現れた　あなたに出会って　私は息を吹き返したわ～　ありがとう～」
といった感じのを見かけます（上のは適当に作ったものです）。
要するに、人生最大の失意のどん底にいる時、
自力で立ち直るのではなく、異性との大きな出逢いによって、
生きる目印を見つけ、立ち直る事が出来た…といった事だと思うのですが、
こういうことって実際にあるのでしょうか？
私はそういうロマンチック（？）なものが割と好きなので、
本当にあるといいなぁとは思うのですが、一方で、
そういうピンチの時こそ、自分で自分を持ち上げて
這い上がらなくてはいけないものなのではないか？
というような気もして…（現実感いっぱいで、なんか嫌ですね；笑）

非常にくだらない疑問ではありますが…
果たしてこういった話は本当にあるものなのでしょうか？
皆さんはどう思われますか？

回答No.2

noname#17334 · ベストアンサー

>要するに、人生最大の失意のどん底にいる時、
単純に恋愛ならば、女性の場合はわりと頻繁にあるような気がします。
男に捨てられた彼女を慰めているうちに恋仲になってしまった
なんてよくある話。

＞自力で立ち直るのではなく、異性との大きな出逢いによって、
＞生きる目印を見つけ、立ち直る事が出来た…

失意にある女性ほど口説きやすいものはないと言えるのかも
しれません。その代わり本気で口説かないとあとでとんでもない
しっぺがえしを食らうみたいです。

＞こういうことって実際にあるのでしょうか？
女性は、自分の夢と恋愛を計りにかけることができます。
男性は、そうはいかない。
事業に失敗して５億円を越す借金を背負って、自己破産。
こんなときに、支えてくれる彼女はありがたいけど、
恋人にもみはなされたら，自信喪失で恋等はじまらないです。
男が自信にみちて輝いていないと女性との出会いはないでしょう。

たとえば落ち込んで真っ暗な男・・・それがいくらイケメンの美男で
あろうが、アブナイなぁと思って普通の女は近寄らないです。

でも、若さがあると母性をくすぐられてついついこういう男に尽くしたく
なる女性っていますよね。
私が離婚して３年目、いまのカミサンと知り合ったのはそういう時期
だったのかもしれません。
適当にいい歳だったから、生活には困らないけど、将来のビジョンを失い
かけていましたからねぇ。
ある経営者に心酔してその人のために自分の能力いっぱいまで尽力
して仕事をしてきて、丁度その頃、その人が失脚して私も居所がなくなって
いました。
ほとんど、仕事らしい仕事もせずに、たまに大きな仕事を手がけあとは
会社にもろくに顔を出さなかった時期でしたね。
落ち込んではいなかったかといえば嘘になる。
現実逃避で、美人の人妻と危ない恋愛楽しんでいたりしました。
ほのままいけば単なる不良中年。
家族との思い出が残るマンションを売却できずに、値下がり続くなかで
持ち続けていましたし。
無駄なのは、一人暮らしの部屋の広さばかりではなかったです。
何もかもが、先の見通しのない、それこそ「生きる目印」のない
大海を漂流するような暮らしだったかもしれません。

私は、もともと女性に支えてもらいたいという甘えた性格でした。
それを「気の強い女性」と結婚することで、満たそうとしたのが誤りでした。
気が強い女にあわせて生きていけば、自分は何も決めなくていいから楽だ
というくらいに考えました。
でも、「気の強い女」こそ、自分を支えてほしいと男に強く求めるものです。
離婚して、人生やり直そうとおもいながら、さまよっていて今の妻に出会いました。

＞私はそういうロマンチック（？）なものが割と好きなので、
＞本当にあるといいなぁとは思うのですが、

そうですね。

＞一方で、
＞そういうピンチの時こそ、自分で自分を持ち上げて
＞這い上がらなくてはいけないものなのではないか？

昔パチンコ屋で、１５００回くらい回して一向に大当たりがこないときに
となりのお姉さんに優しい言葉と３０発くらい玉をもらいましたが
それも「自力で頑張れ」という励ましだったんでしょう（＾＾）

＞というような気もして…（現実感いっぱいで、なんか嫌ですね；笑）
求めないと現れませんね。
失意のどん底でも、やはり心のどこかに救いをもとめる気持ちがあれば
救いは現れると私は信じていますけど。

＞非常にくだらない疑問ではありますが…
いえいえ、高邁な宗教的な質問でもあります。

＞果たしてこういった話は本当にあるものなのでしょうか？
イエスキリストもモーゼも、どん底にあえぐ民を救済するために現れたわけです。
その背景には救いを求める心、希望を失わない気持ちがあったからではないですか？

＞皆さんはどう思われますか？
救世主は、恋愛レベルでも個人の生活でも求めれば目の前に現れます。
それを信じるかどうかです。
素直な性格の人には、わかりやすい姿で。ひねくれた人には、かなりわかりにくい
姿で現れて、それなりに楽しませてくれます。

失意のどん底といっても、まだまだ現実の不安と戦って
いるうちはダメで、何か期待したりすがったりしているものが無くなって、

心が真っ白になれば、信じていいものが何なのか見えてくるのだと思います。

お礼

ご回答ありがとうございます！まず…何とお礼を言えばいいのか分かりません。とてもためになるお話ばかりで、読んでいて考えるところが沢山ありました。「それを信じるかどうか」という箇所を読んで、大切なものを見失っていた事に気づきました。そうですよね。私も期待したりすがりついていたものと決別し、今まさに心が真っ白になりつつあります。信じてみたいと思います。本当にありがとうございました。奥様と末永くお幸せに…

回答No.4

yax6

バンドでドラムを担当していたとき。

X-JAPANの「紅」「SILENT JEALOUSY」「DHALIA」「ORGASM」「X」を18時間ぶっ続けで叩きまくっていた。

こんな練習を2ヶ月続けていたある日のこと。

プレイ中、全身が痙攣を起こし、血を吐いて倒れた。
原因は過剰な運動量。
医者いわく、「高地でマラソンを全力疾走」レベルの運動量だったらしい。
こんなプレイを続けていたら、神経にも異常をきたすかもしれないとも言われた。

ヘタすると、内臓機能に障害を及ぼす可能性も・・・。

その後、自宅で点滴を打ちながら療養。
全身が痺れてる。痙攣が止まらない。食欲が無くなった。
水も飲めない。
もうドラムは叩けないのかという絶望感に落ちているとき、背後から「ぎゅっ」と包み込んでくれる人がいた。

それが彼女になろうとは、誰が想像したことだろうか。

お礼

ご回答ありがとうございます！バンドでドラムを担当なさっていたのですね。私も音楽は大好きなので、思わず読み入ってしまいました。「高地でマラソンを全力疾走」レベル…！凄い。ご無事で何よりです。そしてまさにどん底での素晴らしい出会い。世の中捨てたもんじゃないですね。貴重なお話をありがとうございました。

補足

今回四人の方に質問に答えて頂いて、私自身色々と考えることがありました。
本当に質問してよかったと思います。
こんなよくわからない私の質問に答えて頂いて、本当にありがとうございましたm(_ _)mうれしかったです。

それではこれにてアンケートを締め切らさせて頂きます。
本当にありがとうございました。

回答No.3

kinpouge

私が思う人生最大の失意のどん底が、質問者さんの考えているようなものと同じかどうかがわかりませんけど…。

ある日、父が家族に内緒でサラ金から借りていたことがわかり、青ざめた私はいろいろ調べて、きちんと返済するために、家族が連帯保証人になることを条件に、大手金融会社でひとまとめにしました。
そうして２千万円を１０年で返済するために、毎月２０万円ずつ支払いはじめたら、当の父が心臓を患い入院・手術、少しして母も失業。

返済金、入院費、手術費用、生活費。
正社員として働き出したばかりの私の給与だけでは到底まかないきれないので、会社の上司に打ち明けて副業の許可をもらい、かけもちで働きました。

その頃の私は、ネットで知り合った一人の異性と交わす掲示板での会話が唯一の楽しみでした。
それまで誰にも言わなかった事情を、少し彼に打ち明けました。
二人をつなぐものはモノクロの文字だけでしたが、彼の文章からは誠実な考え方が伝わり、心から尊敬していたからです。
もし良かったら電話で話しがしたい、と彼に言うと、彼は携帯番号を教えてくれたので、さっそくかけてみたら、かけ直すから切って待ってて、と言われました。
なぜ？と思いましたが、彼は通話料金を自分の負担にするために、わざわざかけ直してくれたのだと気づき、その優しさに涙しながら堰を切ったように話しました。
２時間ほど、じっと聞いてくれていた彼は「頑張って」などという無責任な言葉ではない、心からの言葉で私を力づけてくれました。
その後も、食事をしたり、メールを交わすたびに、力づけてくれたことは、私の心の支えになりました。

借金返済生活が２年ほど続いたころ、父は亡くなりましたが、連帯保証人になっているので借金は残ったままです。金融会社の担保であった生命保険も葬儀費用と自営業だった父の仕事の清算でほとんど消えました。金融会社に事情を正直に話し、今後も遅れることなく返済するということで見逃してもらいました。

３年後、今度は母が倒れました。
医師から回復の見込みが無いことを告げられたときは、悲しみと絶望で目の前が暗くなりましたが、余計なことを考えないように、働きつづけました。
そして１年、借金返済が終わるのを待っていたように、私が正社員で働いていた会社は倒産し、その半年後、母が亡くなりました。

会社は倒産したけど、借金は完済したので、バイトしながら母を介護してあげられると思っていた矢先です。母の死は自分が思うより大きなダメージだったようで、私の心はボロボロでした。
父にも母にも、何も親孝行してあげられなかったという申し訳なさでいっぱいになり、涙がとまらないのです。が、彼はそんな私を叱り、立ち上がらせ、前を向かせてくれました。

私はいつも強くありたいと思っていましたし、自分に負けたくないと思っていました。
やらないうちから出来ないと放棄することも嫌いです。
でも彼との出会いが無ければ、今の私は無かったように思います。

私に出会ってくれてありがとう、と、心から彼に感謝しています。

お礼

ご回答ありがとうございます！大変な苦労をされたのですね…。私の質問なんかにお話下さって、本当にありがとうございます。お話を読んで、心が洗われるようでした。kinpougeさんの前向きさと強さに深く励まされました。その「彼」との出会いは、まさに私が考えていたものです。本当に素晴らしいですね。私からもお二人を出会わせてくれた神様に感謝したいくらいです。お二人が出会えてよかったです。ありがとうございました。

回答No.1

Sombart

まず、無いでしょうね。

　主観的にどん底の人は、魅力的と言える状態から著しく乖離しているものです。
　そんな人に初対面の人間が、特に恋愛をするような年齢の異性が、好意的に接するという可能性は、極めて低いと言えます。

　ケースとしては、よほど徳の高い人か、ボランティア精神に富んでいてなおかつその瞬間にかなり余裕があったという人か。どちらも、存在確率はかなり低いものでしょう。

# だから、インパクトがあるのかもしれませんが。

お礼

ご回答ありがとうございます。確かにそうですね。人生どん底の人に魅力的な人はいないような気がします。Sombartさんのおっしゃる通り、だからインパクトが強く、歌になったり映画になったりするのでしょうね。参考になりました！有り難うございました。