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クラシック作曲家はプロですか?
ベートーベン、モーツアルト等の、クラシック作曲家といわれる人たちは、現代でいうところのプロの作曲家だったのですか? 要するに、クライアントから依頼を受け、作品提供し、報酬を受け取るという関係があったのですか? 依頼があるないにかかわらず、収入源として、または、それを念頭において作曲していたのですか? それとも、生活にかかわらず、趣味?というか創作意欲のみで作り上げたのが、時を得て評価されていったということでしょうか? でも、今でこそ有名な作曲家も、当時は報われていなかったような話も見聞いたしますので、必ずしもそういったモチベーションは持ち得なかったような気もします。 では、当時、彼らは何のために作曲していたのでしょう?
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作曲家の収入元は主に王侯、貴族です。 モーツァルトもヨハン・シュトラウスもそう。 ハーブスバーグ帝國の主から金を得ていたのです。 それから当時の作曲家は同時に優れた演奏家、演出 家でも在りましたから、こう謂う部分でも収入を得 ていたのです。 一つの交響曲を作曲して皇帝陛下から幾ら、演奏会 では貴族に招待状(タダでは無い。要は切符)を売 りつけて幾らと..我々よりずっとスマートにやっ ただけ。 現代日本の貨幣価値に換算して、年収は最低一億円 で、上は天井知らずの筈です。これ位の収入が無い と王様を相手に出来ません。 報われないと謂うのは、上流社会に出入りするにし ては、という意味ですよ。それでも当時の一般臣民 からすれば結構な金持ちであります。 今日謂う所の清貧の暮らしでは訳では在りません。 たまに本当にそうなる人が居た様ですが、それは金 づるを失っただけの話ですね。
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- 9ma
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17世紀、18世紀のヨーロッパは、会社員はいませんが、様々な職人がいました。モーツアルトは、10歳くらいの頃から、教会の音楽家であったお父さんに連れられて、近所の裕福な家で演奏して、稼ぎました。次第に、あちこちの王侯貴族に呼ばれるようになり、やがて、頼まれて作曲もするようになります。オペラがお金になると言うので、イタリア語を覚えて、オペラを書きました。13歳の頃です。 したがって、現代の感覚からすると、音楽家が、頼まれて映画の主題歌を救ったり、イベントの音楽を引き受けたりするのと似ていますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 要するに、言葉は悪いですが、食うため、身を立てるためと言った事の道具というか、ある種のハングリー精神みたいなものがモチベーションにはあったのですね。どうも、クラシックに疎い身としては「芸術」という言葉に、高尚なものを感じてしまうのです。純粋に自分の思いのままに作り上げるというか、、、。それでは今風に言えば「売れセン」なども意識したのでしょうね?自分を殺しても、相手に気に入られるような、世間受けするようなといった意識で。。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 そうですね、考えてみたら、現代とは経済構造自体が違いますよね。