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日常の全ての音が「ドレミ」に聴こえるとは?

絶対音感のある方で、「全ての音がドレミという音名で聴こえる」と言う方がいますよね? 例えば、机をたたく音や、水の垂れる音など。 私にも微弱な(?)絶対音感があって、楽器の音ならドレミで分かります。また3~4つなら和音も分かります。 でも、上で言ったような机や水の音、また鳥のさえずりや機械の音などは、ドレミでは分かりません。 例えば机をたたく音は、ドレミファソラシの中のどの音にも当てはまりません。 鳥のさえずりを聞きながら、ピアノを鳴らしてみても、そのさえずりに当てはまる音はありません。 「音名が言える」という人は、無理矢理ドレミの音名に当てはめているだけということですか? それとも、「この音はド:レが3:2だ」(←?)などという風に思って、ドの割合が高いから「この音はドだ」のように言っているのでしょうか。 分かりにくい質問ですいません、つまり、ドレミファソラシの中に無い音を「ドレミで聴こえる」と言っている人は、実際どんな風にドレミを解釈しているのか、ということです。 よろしくお願い致します・・。

質問者が選んだベストアンサー

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  • wave-hana
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回答No.4

私はかなり正確な絶対音感の持ち主です。 よく絶対音感のある人は「全ての音がドレミで聞こえてしまう」とよく言いますよね。でも私に言わせれば、ちょっとそれは間違いだと思うのです。正確には「ドレミで聞こえる音とそうでない音がある」のだと思います。 音には純音・楽音・噪音の三つの種類があると言われています(参考USL参照)。 私たちが普段耳にしている音というのは大体楽音か噪音のどちらかだと思うのですが、ドレミで聞こえる音の大半は、楽器や人間の声から発せられる「楽音」に限られると思います。だから判別の出来ない、机を叩く音や機械音なんかは「噪音」に分類され、それはドレミに聞こえなくて当然のことだと思うのです。 でもたまに、一見噪音に思える音でも、ドレミに聞こえる音とかってありませんか? 例えば、グラスを叩く音とか。よくコップに水を入れていくつも並べて叩くと、音階が出来ているなんてことありますよね。あと機械音でも、救急車の「ピーポーピーポー」という音がドレミで聞こえたりしませんか? つまり楽器から発せられる音じゃなくても「楽音を発する物」が存在するんだと思います。 あと本当に音程がないとしか思えないような、冷蔵庫のモーター音や、木を叩く音なんかも、たまに音程で聞こえることがあります。これは、噪音の中に楽音が多少混じっている、あるいは噪音が発生したあとに楽音が発生したということだと思います。 日常の音を聞いていて「今の音はドだった」なんて思うときは、質問者様のおっしゃるとおり無理矢理ドレミの音名に当てはめていることもありますし、「完全にドにしか聞こえない」というときもあります。 また「ド:レが3:2だ」っていうふうに思うときもありますよ。(まあ割合をよく考えて言うわけではありませんが。)もっとも、私はそういうとき「ドとレの間の音だ」っていうふうに言います。「ド:レが9:1」の場合なら、ドだって言うかな。 また「楽音は人間の声も含む」と参考USLにありますが、人が喋っている声はドレミでは判別出来ないと思います。(よく私に、今喋ってたのはドレミで何の音?ってきく人がいるんですよ(^_^;)) 人がドレミでものを喋ると、それは「歌」になってしまうと思います。 蛇足ですが。下記の方がおっしゃっている「古畑任三郎」のドラマですが…その回私も観まして、絶対音感が逮捕の決め手になっているということだったんですけど、ある二種類の機械音(?)が奏でる調が違っているから、気持ち悪くて片方の電源を抜く…みたいな感じだったんですね。でもその機械音、調どころかドレミにも聞こえませんでした…私には(^_^;) 聞く人が聞けば違うのかもしれませんが。 以上、長文失礼しました。

参考URL:
http://www.sparerib.jp/kouza/1_syurui.htm
ma-me-yumi
質問者

お礼

ありがとうございます。かなり参考になりました。 音には純音・楽音・噪音の三つの種類があるというのは、初めて知ることでした。 「これはどう頑張ってもドレミではない!」という音は、噪音だったということですね。納得です。 私は今高3(卒業)で、4月から進学するのですが、入学までの自主課題があって、音に関するレポートを書いているんです。で、私は「絶対音感を持つ人にとっても“リラックス”できる音楽はつくれるのか?」というのをテーマにしています。リラックス、というのはつまり、ドレミの無い音楽です。例えばレストランとかでかかっている音楽が気になって落ち着けないときがあるので。そういうのを解決したいなと。でも今これを読んで、音がドレミで感じられる=楽音であるということは・・ドレミの感じられない楽音は存在しないということですよね・・。打楽器系しか思いつきません。ちょっと行き詰まりを感じます。 しかも、No3の方が言うように、全ての音を何かしらドレミに当てはめないと気がすまないという人もいるようで(みんなそうなのかも・・)。 もう少し頑張ってみます。本当にありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • mhouga
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回答No.5

No.3回答のmhougaです。 面白い課題を取り上げておられるのですね。興味があります。 これは全く私だけの意見なので、ご参考までに。 リラックスできる曲、というか、音を拾おうとしなくてよい曲という点では、 1、誰もが知っている曲(次に何の音がくるか完全に予想できるから)で、音程がずれていないもの  これは安心して聞けます。歌や合唱、弦楽器は音のずれがおこりやすいので割と警戒(?)して聞くことが多いですが。昔イ・ムジチ合奏団のコンサートに行ったとき、音のずれが殆どなく感動した覚えがあります。 2、音としてではなく言葉として聞けるもの  昔からなぜかさだまさしの歌は歌としてではなく台詞として聞こえるようで、歌詞をじっくり聞くことが出来る歌はあまり音を気にしないですんでいるようです。好みによるとは思いますが、ラップとかもこの範疇かもしれません。リラックスできるかどうかは別ですけれどね。 個人的な意見ですけれど、お役に立てれば幸いです。

  • mhouga
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回答No.3

こんばんは。確かにそういう耳を持っていない人にはない不可解な感覚なのかもしれませんね。 絶対音感を持っているかどうかわかりませんが、鳥のさえずりやサイレンの音は、確かに音階に当てはめて聞いています。絶対音階で聞いていることもあれば、相対音階で聞き取ってから絶対音階に直すこともあります。もちろん、全ての音が西洋の音階に当てはまる訳ではないので、ドレミファソラシの音に表わせませんが、半音、四分の一音の単位で適当に(本当に合っているかはわかりませんが)オチをつけないと気がすまないですね。 ma-me-yumiさんのおっしゃる「この音はド:レが3:2だ」(←?)の意味合いは、私はよくわかりますが、実際には、わかりやすいように表現しますと、 「この音はファの#(シャープ)よりちょっと高い」とか、 「この音はラとシの間の音」 とか、そういう感覚です。 謡曲をたしなんでおりましたが、その時も音符になおしていましたね。 悲しいのは、最近のポップスなどを聴いても、全て音階として変換して頭に入っていくため、どんなに感動的な歌詞であっても、なかなか覚えられません。また、人の歌や演奏を聴いても、音がずれていると居心地が悪い感じがしてしまいます。 音楽を音楽として聴ける、その感覚が私には羨ましいですね・・・。 参考になりましたでしょうか。

ma-me-yumi
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり、近い音に当てはめて「この音は○だ」のように言っているのですね。納得しました。音楽を音楽として聴けない、というのはよく分かります。(音楽は基本的にドレミに当てはまるので私にも分かります)No4の方のところにも書きましたが、やはり「絶対音感を持つ人にもリラックス(=音楽として聴ける)できる音楽をつくる」ことは難しいのでしょうね。

  • sweegie
  • ベストアンサー率20% (9/45)
回答No.2

直接の知り合いじゃないですが、友人の知り合いに絶対音感の持ち主がいるらしく、以前そんな話を聞いた事があります。 ドレミと言っても1オクターブじゃなく何オクターブもあるし、更に半音(シャープ、フラット)もあり、その中に当てはまる音があるんだそうです。 なのでド:レの割合とかでなく、単純に色んな音が五線譜上に音符となってポコポコ現れるらしいです。 しかし意識していると生活上イライラするので余り意識してないらしいですよ。 そういえば「古畑任三郎」にもそれがキーとなるエピソードがありましたので、参考がてら見てみると良いかも知れませんよ。

ma-me-yumi
質問者

お礼

ありがとうございました。その方が「意識しているとイライラするから余り意識していない」というのが興味深いです。 No3の方のように、音を必ず何かに当てはめないと気がすまないという方もいらっしゃるし、逆にそうしないように意識している方もいらっしゃるという・・。音感に対する意識も色々ですね。

回答No.1

机をたたく音って前にパソコンのソフトで音をとってみましたが すごい高い音だったと思います だから楽器では出せないのかもしれません 逆にすごい低い音って言うのもあるのかもしれませんね >ド:レ=3:2・・・意味はわかりますが はたしてどうなのでしょうか 調べましたがわかりません 僕は絶対音感はありませんが下記のQ&Aをみると 絶対音感を持っている人はあまり割合とか意識しないみたいです 確かにド~シでは表せない音がいくつも存在しますが、感覚的にそれに近い音でドレミに聞こえるのではないでしょうか

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1136635
ma-me-yumi
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに、机をたたく音などは、ドレミを奏でる楽器で出せない音だから打楽器が存在するんですよね。 やはり「感覚的にそれに近い音でドレミに聞こえる」というのは合っているぽいですね。納得です。 今思ったのですが、例えば周波数のことなどを、現時点では全く詳しくはないのですが、調べてみたら何か発見があるかも・・?勉強してみます。

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