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「オペラ座の怪人」出演者の発声はオペラ? ミュージカル?
現在公開中の映画「オペラ座の怪人」を見た者です。 この作品は19世紀末を舞台にしていますが、当時のあのような劇場で公演していたのは、現代のオペラとどれぐらい近くてどれぐらい異なるのでしょうか。 もし、オペラ(に近い)とすれば、ミュージカル俳優がオペラ歌手を演じるとき、そこでの発声方法はオペラでしょうか、ミュージカルでしょうか。それともどっちつかず!? 映画「オペラ座の怪人」における主要人物の発声はどうでしょうか。(ふきかえうんぬんは、ここでは考えません)
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こんにちは。私も先日「オペラ座の怪人」を観ました。私は音大卒なので、普通よりは音楽に精通しているほうだと思います。本物のオペラも、ミュージカルも観たことがあります。 まず、19世紀末当時のオペラについてですが、現代の発声法とそこまで変わっていないと思うので、現代のオペラとそう大差ないと思います。日本には少ないですが、外国には今でも映画で観たようなオペラ専用の劇場が沢山ありますからね。 次に、ミュージカル俳優がオペラ歌手を演じるときの発声方法は、ミュージカルっぽい歌い方のままだと思いますよ。多少は意識するでしょうが…基本的にオペラでの発声法とミュージカルでの発声法はちょっと違いますからね。自分の歌い方を無理に変えるようなことはしないと思います。まぁミュージカルの劇中劇でオペラをやるなんてことは「オペラ座の怪人」の他にはそうないですしね。 映画「オペラ座の怪人」における主要人物についてですが、あれこそオペラの発声!っていうのは、カルロッタとカルロッタのオペラでの相方(ドン・ファン役だったのにファントムに主役をとって代わられた、太った人。名前忘れてしまいました)の歌い方ですね。 クリスティーヌの声もとても澄んでいて綺麗で、声量があってとても良かったのですが、オペラというよりはミュージカル向きだと思います。ファントムやラウルの声は完全にミュージカルですね。 私は声楽家ではないので、オペラの発声法とミュージカルの発声法の違いが感覚でしか分からず、詳しい説明を出来ないのが申し訳ないのですが、どちらもお腹から声を出しており、どちらのほうが下手とかそういうのはないと思います。オペラとミュージカルを一度観て、比べてみるといいと思いますよ。 声楽をやっている人を見てもオペラに向いている人とミュージカルに向いてそうな人、二種類あるような気がしますね。
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- mamefuku
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すみません、質問の回答ではないのですが… クリスティーヌは吹き替えではありません。 彼女は本格的に声楽を学んだ女優さんです。 逆に、カルロッタ役のミニー・ドライバーの方が吹き替えです。彼女は歌も出している女優さんですが、劇中では吹き替えしたそうです。 映画情報番組で言ってました。来日記者会見でも、クリスティーヌ(役の方)はラウル(役の方)と一緒に歌っていました(公式HPで映像あり)。
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ご指摘ありがとうございます。 クリスティーヌの口の動きと歌声があまりに!?ずれていたので、てっきり口パク=吹き替えだと思っていました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 音大卒のかたのご意見、たいへんためになります。 >自分の歌い方を無理に変えるようなことはしないと思います。まぁミュージカルの劇中劇でオペラをやるなんてことは「オペラ座の怪人」の他にはそうないですしね。 言われてみればその通りで、この部分を読んで、質問がすごい愚問だったような気がしてきました。おはずかしい。 カルロッタの発声がほかの俳優となんとなくちがうのは、私も素人なりに感じていました。クリスティーヌは──ご存じかもしれませんが──ふきかえのようです。 私はミュージカルの舞台を見た(聴いた)ことがないわけではありませんが、たとえば劇団四季のような本格的な(大がかりな)ものは未体験です。きかいがあればぜひ生で鑑賞したいと思います。