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歯の再石灰化が期待できる虫歯の段階
前の質問と多少似通っているのですが、歯の再石灰化が期待できる虫歯の段階ってどこまでなのでしょうか? 段階には (1)ブラークによりミネラルが失われて歯の表面がざらざらの状態 (2)エナメル質に小さな穴があいた状態 (3)象牙質まで虫歯が達した状態 (4)象牙質の深い部分まで虫歯が達した状態 と有りますが、歯の再石灰化が期待できる虫歯の段階ってどこまでなのでしょうか? ご存知の方よろしくお願いします。
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歯科医です。 No1の回答でほぼ間違いないので 書き込まないでおこうかとおもっていたのですが 誤解があるので その点の補足を。 象牙質内に神経末端は延びて来ておりません。 象牙質の知覚は神経末端によるものではない、ということは今日十分なコンセンサスが得られている説で議論の余地はないでしょう。 象牙質を切削したからと言って歯髄死に直結するわけではありません。 (余談ですが、一般的に神経末端を切断されても神経細胞自体の死とはなりませんのでそのあたりも少し違うかと思われます。) 神経の処置、と言う言い方を便宜的にしますが 正確に言うと歯髄処置です。 歯髄は一度感染すると ほぼ回復は見込めませんので歯髄を取り除くことが必要になります。 石灰化を期待できる範囲は1まで、で間違いないでしょう。
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- chiezou-yon
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>神経の処置をするというのは歯髄を殺してしまうということなのでしょうか? 取り除いてしまうと言う方が適切かもしれません。 >神経の処置をするというのは歯髄を殺してしまうということなのでしょうか? あるいは、歯髄から伸びて象牙質の中を通っている神経末端のみ何らかの方法で処置することをいうのでしょうか? >しかし、象牙質の中を通っている神経末端のみ何らかの方法で処置ということは、いずれは「歯髄の死」を招く確立は高いのでしょうか? 部分的な処置ができるのかどうかは素人ですので存じあげません。すみません。 ただ、ちょっとした虫歯で削った場合でも痛みが引かない場合=末端神経や大元の神経の近くまで達している場合、 神経を取ってしまう処置もけっこうあるみたいです。 これを考えると部分的な処置ってできないのかもしれないと推測します。 曖昧ですみません。
お礼
>曖昧ですみません。 いえいえ。とんでも有りません。いろいろ教えていただきありがとうございました。
- chiezou-yon
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1まででしょうね。 2は虫歯の部分を削り取ってから詰め物でしょうね。 再石灰化は期待できないんじゃないでしょうか。 3はしっかり削ってちょっと大きな詰め物、もしくは被せ物になるでしょうね。 最悪、神経の処置も必要な場合もあるかもしれません。 4は神経のすぐ近くまで虫歯になっている可能性が高いでしょうから、神経の処置の可能性も高いでしょうね。
お礼
chiezou-yonさん再びありがとうございます。 そうなのですか。再石灰化が期待できるのは1の状態までですか。つまり、2以上の虫歯になったら、削って詰めるしか方法がなさそうですね。 ちなみに、 >3はしっかり削ってちょっと大きな詰め物、もしくは被せ物になるでしょうね。最悪、神経の処置も必要な場合もあるかもしれません。 神経の処置をするというのは歯髄を殺してしまうということなのでしょうか? あるいは、歯髄から伸びて象牙質の中を通っている神経末端のみ何らかの方法で処置することをいうのでしょうか? しかし、象牙質の中を通っている神経末端のみ何らかの方法で処置ということは、いずれは「歯髄の死」を招く確立は高いのでしょうか? こちらも大変申し訳ございません。ご存知でしたら教えてください。
お礼
>象牙質内に神経末端は延びて来ておりません。 象牙質の知覚は神経末端によるものではない、ということは今日十分なコンセンサスが得られている説で議論の余地はないでしょう。 そうなんですか。私の持っている一般人向けの本は多少古いほんだったので、現在はそういうコンセンサスになったのですね。 その他ありがとうございました。