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宿題をしない
小学校高学年の子がいます。毎日毎日、宿題をしなさいとしつこく言うまで取りかかりません。言わなければ朝学校に行く前にやる始末。週末も当然、金土は何もしない。日曜日にしつこく言えばなんとか。 日曜日には宿題が終わるまでは、習い事や遊びに行くのは禁止と伝え、毎回ぐずる。 こんな子いますか?どうしたらいいのでしょうか。宿題が終わっていないのに、自分の好きな習い事や遊びに行かせてもいいものでしょうか。
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以下のとおりお答えします。 小学校高学年といえば、第2反抗期の始まりのころですね。反抗期は、成長の証しと言われます。《自分は自分》という「個」に目覚めるのが最大の特徴です。その最たる現れの例が、人に言われてやることを極度に嫌うことです。そこに持ってきて、親の側は子どもを自分の分身か悪くすると所有物のように考え、「しつけ」と称して一方的な押し付けをやってしまいがちです。第2反抗期以降は、もう子どもというより対等な人間同士と考えましょう。少なくとも、「宿題をしなさい」というのは、むしろ親の思惑とは反対の、逆効果を生んでしまう元凶だと思います。そこで、私のお勧めは次のとおりです。 失礼と存じますが、単刀直入に申し上げます。親は子どもに宿題をせき立てるより前に、《勉強の楽しさ》を伝える、共感するのがよいと思います。(私は毎月発行の「子どもチャレンジ」という学習総合雑誌を使いましたが)今はPCを活用したいろんな教材がありますね。勉強の楽しさを経験すれば、せき立てなくても、どんどん自発的に学ぶようになります。その意味で、僭越ながら、doki-dokinさんは親として推奨されることの逆をやっていた、ということになるかもしれません。 実は、わが家にも、同じ年ごろ(6年生)の孫がいまして、3,4年生のころまでは険悪な状況でした。母親(私の娘)が怒鳴ってばかりいたからです。あるとき、「自分が子供のころのことを思い出して、同じようにやる」ことを勧めました。すると、孫も徐々に自発的学習をするようになり、今では嬉々として学校に通っています。(こっそり成績を見たら、3年時に比べかなり上昇していました。) おっと、自慢してすみません。楽しくやることの効用の例を示したかったので、つい我田引水をしてしまいました。とにかく、子どもに「勉強って楽しい」と感じるようにさせてあげること、これが親としてできる最高の「道しるべ」だと思います。子どもの「やる気なさやぐずり」を嘆く前に、親として何をすべきかを熟考なさることをお勧めします。「育児は育自」とも言いますね。《子供学》をよく研究なさって、しかるべき手ほどきをなされば、必ずや子どもさんの方も応えてくれるはずです。 ということで、doki-dokin様、どうぞお子様と明るく楽しく! ご好運をお祈りします。 ^o^🚩
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- yume358
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小中学校でスクールカウンセラーをしている臨床心理士です。お母さんたちの相談で時々ある内容です。つまりよくあることなのですね。宿題をやれやれと指図(命令)されると、反ってやる気がなくなるのは、あなたのお子さんだけでなく、人間一般の心理としてあり、「心理的リアクタンス(抵抗)」と呼ばれています。 他の例を挙げれば、「この商品はとてもいいからお買い得だよ」と繰り返し説得されると、反って警戒して買いたくなくなる心理があります。逆に個数制限があったり、限定商品だったりすると、今買わないと後で後悔するかも…と思いやすくなります。この心理を利用したのがTVショッピングで、30分間と言われると、急がなくっちゃという気持ちにさせられます。このことは人間がひねくれているわけではなく、指示と逆の方向に動きやすくなるという人間の本質的な心理です。 ところで宿題を朝やるのはいけないことでしょうか? 学校に提出するのに間に合えばいいと考えれば、いつやろうと自由です。指示された通りにしか動けない子は、指示がないと動けない子になってしまい、むしろ将来が心配です。朝宿題をやって学校に遅刻したとか、提出に間に合わなかったとか、そうした失敗を通して人間は成長するのです。子どもがしっかりしないのは親のせいなどと責任を感じる必要はありません。失敗して自分で気づく機会を奪っているとすれば、その方が問題です。失敗しながらでも、自分の生活を自分で考えつくっていける子にしたくありませんか?
お礼
カウンセラーの先生からのコメント嬉しいです。ありがとうございます。子供がしっかりしないのは親の責任だという考えが自分にはあり、それがいけないのでしょうか。朝宿題をしてもいいのですが、放っておくと、金土日と何も勉強しないのです。 平日もですが、朝すると寝坊して起きれず間に合わなかったり、自分では解けず親が教える事になり、親も仕事がありバタバタな朝になるのです。 間に合わなければ、失敗から学ぶ。確かに・・。しばらく何も言わずに放っておいたらいいのでしょうか・・宿題もほぼ毎日親が点検しています。学力が低い子なのである程度は親がみないと授業についていけなくなる心配があります。
お礼
御丁寧な回答ありがとうございます。 第二次反抗期の入り口ですね。私が何か言うとすぐイライラします。立派に成長しているんですね。 1人の人間として対等にみなければいけませんね。勉強の楽しさ・・なかなか教えるのが難しいです。