- ベストアンサー
飛び級
私は某大学の工学部3回生です。 私は飛び級をしようかどうか、迷っています。先日飛び級で院試を受ける資格があるとのお話をいただき受験をした結果合格しました。受験をするときはあまり深く考えずに受験したのですが、本当に自分にとって有利なものなのか最近考えるようになりました。 掲示板などで色々な議論がなされているものを拝見すると、総じて反対意見が多いように思います。その理由として多くあげられているのは、「4回生に行う卒業研究を経験しないことのダメージが大きい」というものです。今からでも大学院入学は辞退できると言うことを聞いたため、この場を借りて質問させていただこうと思いました。やはり飛び級は自分にとってプラスのことよりも、マイナスになることの方が多いのでしょうか? できれば飛び級の経験がある方、あるいはお近くにそのような経験をされた人をお持ちの方から回答いただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
確認させていただきたいのですが、 (1)現在在学している大学と、今回合格をもらった大学は異なる大学なのですか? (2)しかも大学院大学(=学部のない大学)なのですか? (3)研究内容やさらに次のステップ(さらなる進学or就職)についてはどのようにお考え・予定を持っていますか? (4)3年末までの取得単位数は? 近くに、某大学を中退したあと、数年ボケーとしたのち受験資格審査を経て大学院を受験し合格して進学した人をみました。 その方の例をみると、たしかに学部レベルの卒業研究をこなさなかったことによるデメリットはあったようですが、学部レベルでレポートをしっかり書いておいたり、大学院に進学するまでのあいだにしっかりと受け入れ予定の研究室に相談にのってもらい、入学前に非公式ながらじっくりと事前指導をしてもらったりしてそのデメリットを解消することに努めていたようです。 また、飛び入学の場合は、現在の学部を中退して入学することになります。この場合、修士号を取得するまで、万が一大学院を中退しようものなら高卒に学歴が戻ってしまう危険があるのですが、このリスクを回避するための制度として学位授与機構に学士号を申請するというものがあります。 学位授与 http://www.niad.ac.jp/sub_gakui/gakui_top.html この制度を利用することにより、現在在学中の大学から学士(工学)をもらうことはできませんが、学位授与機構から学士(工学)をもらうことができます。詳しくは学位授与機構の制度を見ていただければとおもいますが、必要なのは1)神聖に必要な学部レベルの単位数をそろえること2)卒業論文程度の論文を作成することの2つです。 この段階で卒業論文程度の論文を提出することになりますから、今からさっそく卒業研究程度の研究を自発的にはじめてしまってはいかがでしょうか。必要であれば、進学予定の大学院大学の先生や先輩に指導を仰ぐこともできましょうし、もちろん現在在学している学部の先生にお願いすることもできます。 退学の手続きや入学の手続きは、少なくとも制度上は2月くらいまでなら猶予があると思います。各方面の先生方との相談内容や飛び級をした先人の話などに加え、自主的先取り卒業研究を早速今から取り組んで、その成果次第で最終的に飛び級入学をするかどうか決めてみてはいかがでしょうか。
その他の回答 (5)
- mizu_atsu
- ベストアンサー率41% (180/433)
飛び級できるとはすごいですね。 ただ、いろいろ苦労することはあると思いますよ。 まず研究ですが 他の院生は1年研究してします。 そのスキルの差は否めません。 たとえ優秀であったとしても研究の技術の差はあると思います。 学力だけではすぐには補いにくいものです。 そして就職活動ですが 修士で就職となればそのための活動は 修士1年の冬には始まります(研究職の場合) そのとき通常ならば1年半研究をしているのである程度の成果はでています。 しかし、飛び級してしまうとその成果はあまり期待できない可能性があります。 アピールしにくい状況になります。 (もちろん飛び級したことがアピールになるときもあるかもしれませんが) また修論も同じように期間が2年しかありません。 助走期間を含めての2年なので苦しいかもしれません。 バックグラウンドが少ない分違う大学の院に進学するよりも状況的にはきついでしょう。 以上マイナス点ばかりのようですが 逆にこれらをはねのけて成果を出すことができれば すごいアピールになりますね。 授業料も(下宿していれば生活費も)1年分浮き、さらには年収も1年分増えるということに。 そのための準備として 例えば進学予定の研究室関係の論文を読んでおくとか、使用器具のマニュアルを読んでおくとか(できれば現物が動いているところをみながら)できれば良いかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね、随分と大変な分だけ頑張ればそれだけ自分の実になりますよね。飛び級が自分にとってアピールできるような長所になるように努力しないといけないのですね。 今回の設問を通して皆さんの意見を聞かせていただき、いかに頑張らなくてはならないのかよくわかった気がします。しかし私は天邪鬼なところがあり、皆さんに「大変だ」と言われれば言われるほどなんだか頑張りたくなってきました。 皆様の貴重なご意見、本当にどうもありがとうございました。これにて、この質問は終了しようと思います。
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
飛び級、その大学院で修士なり博士なりをさっさと取得したいなら、悪くは無いと思います。 就職の際も、大抵の場合は修士号を取得しておけば学士の有無は大きな問題ではなかったかと。(飛び級して大学院を中退すると、学歴は 大学中退、大学院中退 になりますが。) ただ、学部4年を経由するのと飛び級とでは、研究テーマについて一年間(もしくは半年)の差がありますので、修士一年目でそれなりに頑張る必要はあります。 就職活動、、、 私の出た大学では、大学院に進学する学生は学部時には就職活動して無かったですねえ。
お礼
回答ありがとうございました。 そうですか、修士を取得していれば学士の有無はあまり大勢に影響しないのですね。それを聞いて少し安心いたしました。 foobarのおっしゃるとおり、修士一年目では相当頑張らなくてはいけませんね。4回を経てきて人たちと肩を並べるわけですから、それなりの心構えでもって向き合わないといけないような気がします。 どうもありがとうございました。
補足
すみません、先程foobarさんを呼び捨てにしてしまいました。申し訳ありません・・・。
- yukki-asimo
- ベストアンサー率21% (35/161)
私の大学で飛び級を勧められた人が学年で15名います。(親友を含めて)しかし全員断りました。ほかの人と同じようにしたい、あるいは学部のうちに研究を着手したいの2つの理由からです。参考になれば幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。 15名!多いですね。きっと随分大きな大学なのでしょう。全員辞退なさったのですか・・・。私の大学では私を含め3名に飛び級の打診があり、全員院試を受けて合格しました。たぶん院試を受けた後でこのように悩んでいるのは私だけだと思います(苦笑)。 私は「ほかの人と同じようにしたい」とは思いませんが、「学部のうちに研究に着手したい」との思いはやはりあります。 どうもありがとうございました。
- nintai
- ベストアンサー率31% (401/1269)
将来大学に残るつもりなら全く問題ないでしょう。 しかし、就職活動のときに「なんで飛び級したの?」という質問には、ある程度説得力のある答えを用意しなければいけないでしょう。 まさか、「成績がよくて学校から飛び級をすすめられたから」とは言えません。 目的意識のないヤツだと判断されるでしょう。 教授が飛び級をすすめるのは当然です。 彼らからしてみれば、就職活動や院試の勉強などせずに365日研究をしてもらいたいからです。(つまり自分の手伝いを。) 学生が人生をかけて就職活動をしている最中でも、自分の研究に手を抜くことは許しませんからね。基本的に学生の将来なんてどうでもいいんです、彼らは。 私の後輩にも飛び級をした人がいましたが、「何のために飛び級をしたのか?」と質問をしても特に答えは返ってきませんでした。まぁ、そんなものでしょう。 卒論や修論も大学時代の重要なイベントですが、それよりも『就職活動』の方がはるかに重要です。 半年ぐらいかけてじっくりと自分の将来を決定し、初めて自分の『価値』を客観的に評価されるということがいかに自分の成長を促すかは、就職活動に真剣に取り組んだ人にしかわからないでしょう。(教授の推薦で、ただ『大手』だからという理由で就職していく人にはわからないでしょう。) 仮に大学院に進学するとしても、就職活動を経験しないのは非常にもったいないと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 「何のために飛び級したのか」ですか・・・。今の私がこの質問をされたら、やはり答える術が無いでしょう。 私としては、1年の猶予をいただいたと思っています。この一年をどう自分で活かせるかが大切なのでしょうね。今のところ、留学をしたいなどという目立った希望もありません。しかしできるだけ早く就職して、早く仕事を覚えて一線で働けるようになれれば幸せかななんて思っています(この就職難の時代に甘いですかね・・・)。 就職活動は、私自身経験したいと思っております。先輩の苦労話を多数聞き、就職活動の経験によって人間が成長できるということも実感しております。 nintaiさんのおっしゃるように、もしこのまま飛び級をするとすればその目的意識をはっきりさせなくてはいけないのですね。 参考になりました。回答どうもありがとうございました。
- guowu-x
- ベストアンサー率41% (33/80)
友人の兄が飛び級をしたことがあるらしい。 その彼の話だと、飛び級をして学士の学位をもらえない場合、後々苦労することがあるようです。 なにかと、進学でも就職でも、『大学卒業』を要求することが多いようですので。 でも、もし3年で卒業できるなら(学士の学位をもらえるなら)飛び級をしてもいいのではないかと思います。 私は文系なので工学部のことはよく分かりませんが(ちなみにさっきの飛び級経験者は工学部です)、卒業研究を経験していないことがそんなに凄まじい打撃になるとは思いません。 卒研なんて、院試が終わって秋口から始める人がほとんどなのですから、結局たいした研究というほどの研究が学部生からできるわけはなく、適当に終わらせることが普通のようです。 卒研のことはさほど心配いらないような気がするのですが、どうでしょうか…
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね、そのような意見を私の大学のある教授はお持ちのようでした。「4回生なんて前半は院試の勉強に追われ、中盤は院試疲れで中だるみするから、大して差は生まれない」との立場でした。でも実際はそうでも、就職において不利になるのは少し考え物ですよね。 ありがとうございました。参考にさせていただきます。
お礼
そうですね、卒業資格がないと言うのも私が悩んでいる原因のひとつにあります。 通常なら4回生で研究の基礎を学び、「研究とは何たるものか」といったイメージを習得できた上で、自分がそのまま就職するか大学院に進学するか考えられます。しかし4回生を経ないということになると、研究に対するイメージはあまり出来上がらないまま本格的な研究機関に身をおくことになりますよね。 入学したものの大学院を中退というのは嫌なので、chidori_koさんのおっしゃるように配属先の教授とはコンタクトを取り、指導を仰いでおります。しかしながら私の大学側の考えとしては「3回生の勉強がおろそかになるようでは、合格を取り消す」というものですので、3回生の間は研究をさせてもらうということは無く、研究における基礎的な知識・バックグランドとなるようなことを教えていただくことになるようです。 回答どうもありがとうございました。
補足
早速の回答ありがとうございます。私の説明に不備があったため、chidori_koさんの質問に答えさせていただきます。 (1)在学中の大学と合格をいただいた大学院は同一です。(A大学に通っているとすれば、合格をいただいたのはA大学大学院です。) (2)(1)とかぶってしまいますが、学部はある大学です。 (3)今のところ博士後期過程に進む意思はありません。博士前期過程を卒業できれば就職したいと思っております。できれば研究職に就きたいと思っております。 (4)3回前期終了時点で概ね160単位取得しています。