W杯予選敗退しないと変わらないのか?
今月開催されてるコパ・アメリカでブラジル代表はグループステージ敗退に終わり、先程ドゥンガ監督解任へと言う記事が出ました。
W杯南米予選も6位で、このままでは初の予選敗退です。
個人的には昔からブラジルが好きで、W杯の時もブラジルに注目してるし、ブラジル選手の事も普段から気になって調べたりしてます。
しかし、ここ最近の低迷ぶりや昔の様な強さを感じられない試合内容を観ると、抜本的改革が必要だとも思います。
最大の責任は汚職まみれで久しく機能不全に陥っているブラジルサッカー連盟(CBF)であり、これまでのブラジルサッカーの最大の強みは、日本の約23倍という広大な国土に散らばる数百ものプロクラブの下部組織における優れた選手育成にあったと思います。
しかし1990年代以降、多くのクラブの財政状況が悪化する一方、CBF首脳が私腹を肥やすことにばかり熱心で、クラブの財政再建などの課題を放置し続けてきて、この事がブラジルサッカーの長期低落を招いたとも、関係者やジャーナリストから指摘されています。
もう「ブラジル代表W杯予選敗退」級のショックがないと、CBFが生まれ変わるとは、現時点では思えません。
本来なら2014年W杯の「ミネイロンの惨劇」後、すぐにやるべきはずの抜本的改革なのに、余り変わらずドゥンガを再就任させて、コパ・アメリカ2年続けて惨敗。
そして先程ドゥンガ解任へと言う記事が出た。
「ミネイロンの惨劇」があってこれなら、結局本気でCBFを変える為には、予選敗退級の「ショック」がないと、もうブラジルサッカーは今後駄目になるだろう。
CBFが抜本的改革に乗り出すには、本来はあって欲しくないが、ブラジル代表「W杯予選敗退」級の「事件」が無ければ、変わらないのでしょうか?
皆さんはどう思いますか?