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OneDriveについて質問です
WINDOWS10です。PCが壊れた時のデーターのバックアップとしてOneDriveを使ってみたいと考えています。OneDriveに関する解説は山程、出てきますがPC初心者の私には今一、知りたいことが分かりません! 要は、OneDriveホルダーに置いておけば後は自動的にMSが用意しているクラウド上にバックアップされると理解しておりますが、間違っていませんか? お教えください。
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One Driveはクラウドストレージですから、使い方次第ではクラウドバックアップとして使うことは出来ます。しかし、ただ単に「OneDriveフォルダーに置いておけば後は自動的にMSが用意しているクラウド上にバックアップされる」というのであれば誤りです。 バックアップというのは、基本的に別の場所に予備を置いて何かあったときに、そこから戻せる状況を指します。One Driveは確かにデータをクラウドというサーバースペースにコピーしますが、データを保存しているコンピュータで削除作業をすると、クラウドからもデータは消えてしまいます。 また、同じアカウントを使っている他のコンピュータでこのコンピュータでは不要だとOne Drive上のデータを誤って削除してしまったりすれば、サーバー上のデータも消え、必要としていたコンピュータからも次のネットワーク接続時に消失します。この場合はバックアップとは言いません。 バックアップというのは、ある特定の場所にあるデータのコピーをある条件に基づいて一定期間または恒久的に別の場所に保管することを意味しますから、Aというコンピュータ上でデータを誤って削除したなどの状況が起きたときに、そこにデータを戻せることがバックアップには求められます。 しかし、One Drive上にデータを置いて作業すると、One Drive上のデータもオンラインになった時点でクライアント側と同じ状況に置き換わりますから、バックアップではないと言うことになります。 バックアップというよりは同期フォルダ(他のPCやスマホでファイルを共有するためのスペース)や冗長ドライブ(RAID1のようなドライブ)になります。もちろん、バックアップドライブとして使うことは出来ますけど、それはあくまでバックアップフォルダとしての使い方でなければなりません。 一応、それぞれのフォルダの意味を説明します。 同期フォルダはその名の通り、複数のコンピュータで共有され同期が取れるフォルダのことです。ネットワークドライブなどとも呼ばれます。 冗長ドライブというのは、主にハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)で利用されるもので、2つ以上のディスクストレージを常時1つに見立て、同じデータを同時に2つ以上のドライブに書き込む方法です。(OS上からは、ディスク管理ツールなどを使用しない限り1つのドライブに見えます) RAID1(ミラーリング)であれば、2TBのハードディスクドライブ2台あると本来は2TBのドライブが2つ(4TB)になるのですが、それをOS上からは1台に見立て、2台を1つの2TBドライブに見立てます。この設定をすると1つのディスクが壊れても、他方のディスクに全く同じ内容が記録されているため、保存しているデータは今まで通り使い続けることが出来ます。 RAID1では故障したディスクを正常なものに交換すれば、リビルドという同期再構築も自動で行われますが、これはバックアップではありません。あくまで、故障喪失と故障によるシステム停止を抑えるための手段となります。サーバーシステムなどではこれとは別にコールドまたはアクティブバックアップを持っています。 何故なのかというと、RAIDなどの冗長化はソフトウェア(Windows)で制御しているならOS側にトラブルがあると全てのデータを失うこともありますし、ハードウェアで制御しているならRAIDコントローラーと呼ばれるハードウェア機能が故障するとデータは恒久的に復元出来なくなることがあるからです。 バックアップというのは、何かトラブルが起きたときに、そのトラブルの影響を受けない場所に保管されるデータのことです。通常は、外付けHDD、物理的に分かれた他のドライブ、もしOne Driveをバックアップとして使うのならば、通常はクライアントのドキュメントフォルダを使って、そこで作った作業データを定期的にOne Driveフォルダーに移していればバックアップとして使うことが出来ます。 面倒くさいからとOne Driveフォルダー内で全ての作業を完結させているなら、それはバックアップでは無く、同期フォルダや冗長化フォルダーとなります。それは単一のドライブに保存するよりはマシかも知れませんが、逆に同期フォルダの場合は、他のコンピュータから削除指示を送ることが出来るなど、別のリスクがあります。 クラウドのドライブを冗長ドライブとして認識した場合、Windows Updateの不具合などでデータが消失することも昨年2018年の10月にWindows Update(1809の機能更新部プログラム)で起きています。だから、バックアップとして使うにしても、元のデータは別のフォルダーに置いておくのがベストです。
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- tmys10
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> OneDriveホルダーに置いておけば後は自動的にMSが用意しているクラウド上にバックアップされる OneDriveフォルダにあるファイルは、クラウドとローカルのハードディスクに両方存在しますが、どちらもバックアップとは違います。 OneDriveフォルダにあるファイルを、オフラインの状態で更新し、それからオンラインにすると、クラウドのファイルがハードディスクのファイルで上書きされます(新しい方に同期する)。もう一度PCをオフラインにし、別のPCでクラウドのファイルを更新し、最初のPCをオンラインに戻すと、クラウドのファイルでハードディスクのファイルが上書きされます(新しい方に同期する)。 OneDriveフォルダにあるファイルを右クリックし、メニューから「空き容量を増やす」を選ぶと、ハードディスクにファイルがあるように見えても実体はクラウドにしか作られません。この動作は単純ですね。
お礼
ご丁寧な回答、ありがとございます。お陰さまで解決することができました。
- tmys10
- ベストアンサー率36% (338/930)
お礼
ありがとございます。お陰さまで解決することができました。
- narashingo
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>OneDriveホルダーに置いておけば後は自動的にMSが用意しているクラウド上にバックアップされると理解 OneDriveフォルダは、OneDriveアプリを起動している場合には、その「設定」で指定しているMicrosoftアカウントのOneDriveストレージと同期※してアップロードされるので、一応は、そちらにコピーが保存されます。 しかし、アプリを起動しているときに、PC上のOneDriveフォルダにあるフォルダやファイルを削除すると、ストレージからも消えます。 従って、「バックアップ」と捉えるのは少し違うと思います。 アプリを起動していない場合は、同期が外れているので、ストレージにはそのまま保存されていますし、仮に、アプリを使用しなくても、ブラウザでストレージを利用するMicrosoftアカウントにサインインして、OneDriveにアクセスして開けるので、そこにドラッグ&ドロップすることも、また、必要があれば、メニューを使ってPCにダウンロードもできます。 使い方次第で、利用方法を検討してください。
お礼
ご丁寧な回答、ありがとございます。お陰さまで解決することができました。
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