- ベストアンサー
カサンドラと受動型アスペルガー
- 夫に受動型アスペルガーの傾向があります。夫の身内は自閉症スペクトラムや緘黙などの診断済の人も何人もおり、私は長年気がつかずにいましたが、結婚してからなった辛い持病が軽減された時期があり、私はカサンドラであったのだと気が付きました。
- 離婚は考えていないけれども、改善して欲しいことがあります。夫は自分に障害であることをなかなか認めないところがあり、アスペルガーやカサンドラの言葉を使わずに話しても本質が伝わらず、悩んでいます。
- 経験者の方の意見を求めています。
専門家の回答 ( 2 )
- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
お返事ありがとうございます。 読ませていただきました。 アスペルガー症候群の人は、性的な問題を抱えている場合がありますし、配偶者の方は、このことで大変な思いをすることがあると言われています。 このため、周囲に相談できず、また配偶者の方は相手に協力を求めることが困難になるため、あなたのように大変お困りになるということがありますね。 おっしゃる通り、ご主人様を奥様であるあなたが変えるということは、大変難しいですし、アスペルガー症候群を前提とする人格障害の疑いがある場合、治療そのものに入っても、長引くことが多いといわれています。 >いろいろあって夫と一時的に距離を置いたときにかなり軽減し、その時初めて持病の原因がわかったのです。 消極的な態度ですが、「夫と一時的に距離を置いたとき」にカサンドラ症候群がかなり軽減したというように、まずは、ご自身をいやすことが先決のように思います。 このためには、同じような年代で、アスペルガー症候群の配偶者を持っている方同士で、信頼できる人を見つけて、話を聴いてもらったり、体験談を聞いたり出来るような、仲間を見つけることが大切になってきます。 そういう人の中には、あなたから見て困難な状況を乗り越えられた人もいるかもしれません。 このような人を頼りにして、心の支えやご自分の将来の夢の方向性を描いていくことが大切だと思います。 この上で、奥様自身がご主人様に向き合える余裕があるときに、根気よく対話を続けていくということになると思います。 本来は、ファミリーカウンセラーを通じて、あなた自身のメンタルの改善を行い、このような仲間づくりをコーディネイトしていくことになります。 お住まいの地域で、ファミリーカウンセリングを実施している団体やカウンセラーを探して、コンタクトを取ってみてはどうでしょうか。 まずは、あなたの味方になってくれる人を探すこと、そして、ご自分を癒し、回復することを目指してください。 そして、じっくり対応しましょう。 ここまで頑張っていろいろ知ることもできたのですから、もう少し前に進んでみましょう。 今までとは違う考え方や世界が広がっていると思います。 応援しています。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
もっと見る- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
こんにちは。 読ませていただきました。 なかなか難しいですね。 >私はカサンドラであったのだと気が付きました。 >カサンドラ症候群(-しょうこうぐん、Cassandra Affective Disorder)、カサンドラ情動剥奪障害(-じょうどうはくだつしょうがい、Cassandra Affective Deprivation Disorder)」とは、アスペルガー症候群(AS)[注釈 1]の夫または妻(あるいはパートナー)と情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である[1]。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4 >改善して欲しいことがあり、今までは話し合いをしても平行線をたどって、逆に私が責められたりする時もあったりして、本質的な変化が見られませんでした。 ですよね。 >夫はプライドが高いというか、自分に障害であることをなかなか認めないところがあると思うので ご主人様は、何かしら性格的な偏りがあるにせよ、ご自身なりに社会的にちゃんと仕事もしていらっしゃるでしょうし、当然プライドもお持ちでしょうから、あえて今、ことさらに性格的な問題をうんぬんされることには抵抗を示されるのではないかと思います。 だとすると、これは共通の目標と目的を設定して、協力関係を築くようなことをしていって、このなかでお互いの関係性と問題点を改善していくというアクティブな事をしていくというのが定番だったりします。 目先の問題の解消も大切ですが、これからも一緒に生活していくわけですから、どういう夫婦でありたいのかという大きな視点から考えてみてはいかがでしょう。 あなたは将来どうなりたいですか? 考えようによっては、ご主人がアスペルガーだろうが何だろうが、あなたと一緒に生活してくれて、一緒に幸せに暮らしていけるのであれば、何の問題もないわけですよね。 実際アスペルガーの人を見ていると、非常に個性的なユニークな人という印象を受けることがあります。 これが変な奴だという時もありますが、かわいいなぁと思わず笑ってしまう時もあったりするので、面白いものです。 個性の一つでもあると言えなくはないわけですし。 つまり、ご主人がアスペルガーであるにせよ、生きていかなければならないのですし、ご夫婦であれば一緒に生きていくわけで、医学的な診断以前の、生の関わりというものがとても大切なんだと思います。 あなたがお医者様として接する必要はないのではないか…。 カウンセリング的には、ファミリーカウンセリングというのがあって、ご夫婦でカウンセラーと話し合うというものがあります。 経験豊かなファミリーカウンセラーを探し出して、対応してもらうほうが傷つかずに済みますし。 とはいえ、なぜカウンセリングを受けるのかという、目的をはっきりさせる必要はありそうで。 しかし、この問題を書きながら考えていたのですが、うちの家内も相当大変な思いをしているんだろうなぁと…w 好き勝手に生きている男を相手に生活を成り立たせなければならないわけですから。 こういう問題は、精神医学的な問題があるないにかかわらず、あるんだろうなぁと思います。 あなたのお気持ちは、あなただけのものではないですよw もし必要であるならば、非公開のご相談にも対応できますので、詳しい事情を添えてご相談ください。 いろいろ工夫して夢をもる力をフルに生かしてみてください。 応援してます。 参考 https://www.himawari0511.com/entry/asperger%27s-passive-type
お礼
お礼が遅くなり、申し訳ありません。 お話、ありがとうございます。 アスペルガー当事者の方の話が聞けたのはとても貴重でした。 将来(というかもういい年なので子供たちが巣立った後の老後と言う感じになりますが、、)を夢見る気持ち、あります、 そこに夫がいればいいなぁ、という希望と、 反面、今までずっとうまくいかなかった事でどうしても変わって欲しい、もしくはやめて欲しい、わかってほしい事があるのですが、 なんというか、 それが解決しなければ、 どうしようもない孤独感といいますか、 一緒に過ごすと言うよりも、私はずっと死ぬまで1人なのか、と言う悲しい気持ちと、 どうせ死ぬときは皆1人なんだからいいやと納得させてみる気持ちとか、いろいろ考えて。 結婚以来ずっと通院していた持病が、いろいろあって夫と一時的に距離を置いたときにかなり軽減し、その時初めて持病の原因がわかったのです。 だからといって離婚したいとか考えているわけではなく、何とかずっと耐えている辛いと言っていることを理解してもらえないだろうかと思うのですが本当に意味がわからないようです。 どういった内容かはなかなか書きにくいことなのでここでは書けません。性的なことです。私がカサンドラであると言うことに気づくと同時に夫の態度はアスペルガー受動型特有のものだと知りました。 アスペルガー受動型であると言う指摘を夫にすれば、夫は自分の態度と私の気持ちを客観的に見ることができるのではないかと考えてここで伺った次第です。 でも、夫が不快な気持ちになって終わり、と言うだけならば、わざわざ言う意味もないですよね、、 私は一緒に夫と心療内科に行くなど何か前進する道を探したいのですが、夫は絶対に自分の非を認めないところがあるので、夫のアスペルガー的な態度で私が病気になったなどと言う発想は医者の前で絶対に認めないと思うのです。知られたくないというか、見えっ張りというか。 もうここでまた道が止まってますよね。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
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お礼
何度も素晴らしいお返事ありがとうございます。 どんな人にも良いところと悪いところがあるので、夫の良いところもわかります。 1番の希望としては2人で末永く仲良くやって行けたら良いなぁと思っていますが、 日頃辛いと思っていることが身体的な症状となってずっと現れていたということに驚きました。しかも2つの病気が現れておりどちらも医者に通っていました。 まず、一緒にいても体調崩さないようにするためにはどうしたらいいかということを考えていきたいと思います。 ファミリーカウンセリングなども考えてみます。 解決に向かって前向きに、、