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モーツアルトの子守歌の歌詞が2種類?
「モーツアルトの子守歌」の訳詞が2種類あるのを見つけました。 1,2番は同じですが、3番の一部が違います。 (A)いつも楽しい 幸せな子よ おもちゃいろいろ 甘いお菓子も みんなそなたの 目覚め待つゆえ 夢に今宵を 眠れよい子よ 眠れや (B) 1行目 同じ うまいお菓子も みんなそろって 朝を待つゆえ 3行目 同じ 歌詞のイメージはほぼ同じなので翻訳としてどちらも理解はできるのですが、 同じ堀内敬三さんの訳詞となっています。おなじ人が違う訳をつけていることが少々気になります。なぜなのかご存じの方よろしくお願いします。
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#2です。補足です。 >>文語表現を現代語にという変化は童謡などでもありますね。そういうことでしょうか。いつ改訂したかわかればおもしろいですね。好奇心です。 下記のように明治30年(1897)生まれ堀内敬三、昭和58年(1983)没、文語の時代に生まれ、昭和40年代後半の現代仮名遣いなどを経て亡くなっておられます。 https://kotobank.jp/word/%E5%A0%80%E5%86%85+%E6%95%AC%E4%B8%89-1654588 僕も、少1の頃浦島太郎の歌で、「帰る途中の楽しみは、土産にもらった玉手箱、開いてみれば こわいかに(=怖い蟹)」だと思っていました。 文語は遠くなりにけり、だったのでしょう。
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- SPS700
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なぜなのかご存じの方よろしくお願いします。 原詩は Spielwerk und Zucker vollauf und auch Karossen im Lauf.と変わっていませんから 「甘いお菓子も みんなそなたの 目覚め待つゆえ」を 「うまいお菓子も みんなそろって 朝を待つゆえ」と変えたのは、前者が「そなた」とか「目覚め」など文語的なのを現代語的に言い換えたためと思われます。
お礼
ありがとうございます。文語表現を現代語にという変化は童謡などでもありますね。そういうことでしょうか。いつ改訂したかわかればおもしろいですね。好奇心です。
文学作品ではあることですが,印刷物としての『歌唱集』を改版するときに,作者本人の判断で一部を変更したんじゃないですか。だから,厳密には「だれそれ作」だけではなく,「初版本」とか「第●版」と示すことがあります。とくに細かな文章表現を論じるようなときは。
お礼
ありがとうございました。確かに、本人が改作したと考えるのが一番妥当ですね。ご指摘のように第何版のようにしてあるとわかりやすいですが、学問的研究でなければわざわざ書くことはないでしょうね。私が知っている範囲では、菅原洋一さんは(A)の歌詞で、真理ヨシコさんは(B)で歌っておられるようです。それぞれの好みでしょうか。
お礼
ありがとうございました。「怖い蟹」は初めて知りました。こういう話は大好きです。文語ではないですが、「紅葉」という唱歌に「濃いも薄いも数ある中に」という歌詞があります。”小芋”は知っているけど、”うす芋”とはどんな芋かなあ?と悩んでいました。