SUS304固溶化処理で発生するスケールとは?

このQ&Aのポイント
  • SUS304の固溶化処理をすると、品物の表面にスケールが付きます。このスケールは酸化鉄のことでしょうか?
  • 固溶化処理後に行うブラスターや酸洗いによってスケールを取ろうとしますが、なぜ完全に取り除くことができないのでしょうか?
  • SUS304の固溶化処理では、高温で加熱して水冷することによって酸化が発生します。
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SUS304固溶化処理

SUS304の固溶化処理をした時に、品物の表面にスケールが付きます。 このスケールは、なんなのでしょう? 酸化鉄なのでしょうか? 固溶化処理後、ブラスターをかけ酸洗いをしています。 そうすると、黒いブツブツが出てきます。 たぶんスケール残りだと思うのですが。 なぜ、きれいに取れないのでしょうか? ガス燃焼炉で1050℃後 水冷しています。 ので、酸化はすると思います。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

酸化しているなら酸化スケールが生成しています。 低合金鋼のスケールは鉄の酸化物が主体で酸洗は容易ですが、ステンレス鋼の場合はCrのために強固な酸化物が生成し、酸性性は大幅に低下することがあります。 黒いブツブツは酸洗され難いCrを含む酸化物と推定されます。 炉内雰囲気が明確でありませんので、とりあえず参考になりそうな文献を示しておきます。

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sfj1950/37/10/37_10_631/_pdf
noname#230359
noname#230359
回答No.1

それは固溶化ではないのでは?黒いブツブツはおそらくクロム炭化物が析出したもので、そもそも固溶化はそうした粒界析出を防ぐための処理で、真空炉で1000度以上に加熱後、急冷しますのでスケールなどつかないと思います。

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