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ディスプレイのコーティングについて
- 液晶ディスプレイ等の反射防止として使われるＡＲコートやＡＧコートについて詳しく解説します。
- ＡＲコートとは反射防止コーティングの一種で、液晶ディスプレイなどの表面に施される薄い膜です。
- ＡＧコートは、液晶ディスプレイなどの表面に施される反射防止コーティングの一つで、鏡面反射を低減する効果があります。
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ARコートとは反射防止コートですが、基材（PETが多いかな）よりも屈折率の低い材料を薄くコートします。 この薄さが大事で、光の波長に対して1/4λ（ラムダ）にしますと、コート材に入射した光と、コート材と基材との間で表面反射した光とがちょうど逆位相でぶつかり、反射光が相殺されて見えなくなります。 この反射防止の効果は、波長（1/4λ）に依存するので、特定の波長の光にしか効きません。したがって、赤から紫までの全波長を無反射にするためには屈折率の違う材料で何層もARコートをする必要があります。 しかし液晶の場合ですと、人間の目に一番目障りな緑から青領域だけを狙って無反射にすればかなりの効果が得られますので、コストの関係から一層で済ませます。 その結果、液晶のARコートの表面から反射して来る色は紫色になります。
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ここのリンクで、反射防止の原理の説明がフラッシュで載っています。 右の丸いボタンを押さないと動きません。 http://realook.nof.co.jp/rl_function.html
AR膜 反射防止膜 反射防止膜は、屈折率の違う薄膜を積層させることでLCDからの光を 透過量を上げる。 AG膜 アンチグレア膜 表面に凹凸などをつけてざらざらにして照明などの映り込みを抑える。
お礼
回答ありがとうございました。 ＡＲ膜とＡＧ膜につて良くわかりました。 ＡＧはアンチグレーだと思っていたので検索しても出てきませんでした。
ARコートとはAnti Reflectionの略（だったと思う）で、 反射防止コートの意味です。 ディスプレイなどに利用しているのは、映り込みを防止するためです。 どういったコーティングの材料を使っているのかは詳しく知りませんが （私は利用する立場なので）光の半波長の膜厚のコーティングすることで、 膜の手前で反射した光と、膜を透過後、ガラスで反射する光の波長とを 重ねることで、反射光をなくすという原理を利用しています。 （↑うまく説明できない＾＾；） ARコートで検索をかけて、コーティング業者さんのHPをご覧になれば もっと詳しく、性格に分かると思います。
お礼
回答ありがとうございました。 ＡＲコートの基本的なメカニズムがわかりました。 勉強になりました。