絶対的孤独映画とは?

このQ&Aのポイント
  • 周囲の誰からも愛されず、理解されずに孤独の裡に生きる(死んでゆく)主人公の映画はありますか?
  • 『欲望という名の電車』や『ガラスの動物園』、アメリカン・ニューシネマの作品にも孤独を描いた映画がありますが、それぞれに異なる要素があります。
  • また、ドストエフスキーの『罪と罰』を元にした映画では後者の方がより強い孤独感が描かれています。その他にもアンチ・ハッピーエンドな結末を持つ映画もあります。
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絶対的孤独映画は?

周囲の誰からも愛されず、理解されずに孤独の裡に生きる(死んでゆく)主人公の映画はありますか? 『欲望という名の電車』などが思い浮かびますが、ステラには少なくとも妹という理解者がいました。死にはしませんが同じテネシー・ウィリアムスの作品で『ガラスの動物園』の主人公も孤独です。 アメリカン・ニューシネマにも、『俺たちに明日はない』『真夜中のカーボーイ』『カッコーの巣の上で』『イージー・ライダー』には「相棒」がいますし『タクシー・ドライバー』はハッピーエンドですね。 ドストエフスキーの『罪と罰』を元にした二つの作品、ロベール・ブレッソンの『スリ』と A.カウリスマキの『罪と罰 白夜のラスコーリニコフ』では後者の方がより孤独感は強く感じられます。前者はカウリスマキ作品に比べて「アマイ」感じがします。 アンチ・ハッピーエンド、暗い結末というよりも、「果てしのない孤独」を描いた映画をご紹介ください。 尚質問者の考えるそのような作品は 『さすらう女』 アニエス・ヴァルダ 『鬼火』 ルイ・マル 『桜桃の味』 アッバス・キアロスタミ 『マッチ工場の少女』 アキ・カウリスマキ のような感じです。

noname#226970
noname#226970
  • 洋画
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質問者が選んだベストアンサー

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noname#231734
noname#231734
回答No.3

こんにちは(^-^) パトリス・ルコントの「仕立て屋の恋」を 思いついたのですが・・。 結構有名な?映画だと思うので ご存じのような気がします。 (原作はジョルジュ・シムノンですね。 私は「メグレ警視」が大好きなのです。)

noname#226970
質問者

お礼

おや?前は鹿の絵ではなかったですか? 「仕立て屋の恋」いいですね。あの俳優最近見ませんね。 へえ、シムノンですか?それは知りませんでした。 パトリス・ルコントって結構小市民的な作品が多い気がします。 『列車に乗った男』でしたっけ?あれもなかなかよかったですね。 ご回答をありがとうございます。

その他の回答 (3)

noname#231734
noname#231734
回答No.4

お礼ありがとうございます。 最近観た映画で「寂しい人」と思ったのは 「ブルージャスミン」かなぁ・・。 ウィリアム・ワイラーの「コレクター」とか。 孤独そうに見えても本人はそう思ってなかったりして。

noname#226970
質問者

お礼

『コレクター』う~ん。 >孤独そうに見えても本人はそう思ってなかったりして。 そのように見えますね。孤独か孤独じゃないかというより、孤独を苦痛に感じているかどうかですね。 再度のご回答をありがとうございます。

  • sqqrcxvx
  • ベストアンサー率9% (84/911)
回答No.2

こんにちは。お久しぶりです。 以下に述べる作品は、既に2~3のお知り合いに話しましたがGrさんとは初めてです。暗い映画ではありませんが非常に印象に残っています。 >アンチ・ハッピーエンド、暗い結末というよりも、「果てしのない孤独」を描いた映画をご紹介ください。 1982年の作品「愛と青春の旅立ち」 出たばかりのリチャード・ギアについて「あれ誰?」と思っていた頃でした。 主人公(リチャード・ギア)は海軍下士官の父と共に世界各地を転々。恵まれているとは言えない少年時代を過ごします。が、一念発起シアトルにある海軍パイロット養成コースへの入校を許可されます。 お話したいのは主人公の友人(デヴィッド・キース)についてです。互いに入校後知り合いました。彼らだけではなく全米から一旗揚げよう・人生を変えようと意気込む青年達が入校して来ます。 デヴィッド・キースは中西部のデパートの係長でしたが、やはり人生を何とかしようと。こうして厳しい訓練が始まり、特にチョイ生意気なリチャード・ギアは教官に散々しごかれます←この辺りはお決まりの筋書き。 訓練施設の付近に製紙工場があり、女性従業員たちが士官候補生を放っておくわけがありません。それぞれ促成栽培の如く恋人関係が出来上がります。 訓練も後半に入り、コックピットの実物大模型に入っての訓練中、デヴィッド・キースが閉所恐怖症を発症、ついていけないと悟った彼は退学を決意します。恋人を訪ね一緒に故郷の中西部へ帰ろうと。 彼女は一蹴します。私は、海軍士官の妻となりサンディエゴ・ハワイ・ヨコスカと渡り歩く事が夢だった。何を好んで中西部田舎町のデパートの係長の嫁はんにならなくてはいけないのと。恵まれない学歴・恵まれない立場や境遇の彼女達にとっては、海軍士官の妻になる、ここに賭けてるんですね。そこから外れたアンタの事なんかもう知らないと。 デヴィッド・キースは発作的に・・・・。 全体に見れば暗い映画ではなく一種の青春ストーリーなんですが。ここだけが暗すぎる。世の中そんなものですが。 伸し上がりたいんだ、人生を変えたいんだともがく青年男女とそれを阻む現実の壁。何時の時代にもどこの国にもある話です。

noname#226970
質問者

お礼

こんにちは、sqqrcxvxさん。 『愛と青春の旅立ち』ですか?確かジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズの"Up where we belong" という主題歌がヒットしました。 リチャード・ギアの白い海軍(?)の制服の写真が主題歌とともに印象的でした。でも「愛と青春の旅立ち」というタイトルを見た時点で引いていました(苦笑) そういう物語だったんですね。全く知りませんでした。こういうストーリーはよくありますよね。片岡千恵蔵の「花の吉原百人斬り」でしたっけ? あれも落ちぶれて袖にされるパターンでしたね。あの映画の良いところは、最後に知恵蔵が見せる「狂気」ですね。 お付き合いいただきありがとうございます。

noname#255857
noname#255857
回答No.1

うーん、孤独感に浸りたいなら、ちょっと違うかもしれないけど 「プリディスティネーション」は自分以外に 心許せる存在が居ないお話だったかなぁ。

noname#226970
質問者

お礼

はじめまして。 >「プリディスティネーション」というのは知らない映画ですが興味深いですね。 ご紹介ありがとうございました。

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