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吃音について
私は高校二年時に中退しまして、アルバイトに応募の電話をしようと決心し続けたのですが、私には吃音症があり、怖くて1年ずるずると過ごしてしまいました。できれば改善したいのですが、 吃音症の方はどうやって乗り越えられましたか? 教えてください。 (1)話すときに息を吸う癖がありまして、喋っている最中に『ウフォウフォ』とか『ゴフォゴフォ』言います。これも吃音なのでしょうか。 (2)難発と連発です。 高校生頃から吃りはじめました。 幼少の頃にはてんかんを患ってましたが、今はもう治ってます。 昔からあった吃音ではないので治るんじゃないかと少し期待してますが、同じ方はいますか? カテゴリ間違っていたらすみません。 宜しくお願い致します。
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- d194456
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あなたが一生懸命に吃音で話そうとすれば、吃音は出て来ない筈ですよ。 電車にキセルで乗っていた青年が、車掌さんが検札に来たときに、吃音で事情を説明すれば、罰金は取られないと思い、一生懸命に説明したけれども、吃音は出てきませんでした。 精神科医が書いたブログがありますので、読んで理解すれば、その時から吃音とは、さよならが出来ますよ。 2009/11/3 火曜日 逆説志向No1:社会不安障害、パニック障害、強迫性障害、過呼吸発作・・・の精神療法、治療 Filed under: 1.診断の重要性について, 2.治療について, 4.精神療法について — mukai @ 14:27:58 「ギャクセツ シコウ」と読む。ロゴセラピーという精神療法の技法である。ウィーンのV.E. フランクル という精神科医が数十年も前に創った。 社会不安障害、強迫性障害、赤面恐怖、対人恐怖、過呼吸発作、パニック発作、書痙(しょけい:人前で字を書こうとすると震えてしまうような症状)、吃音(どもり)、閉所恐怖などの症状にお困りの患者さんに劇的に効果がある。 もうこんな精神療法の一種があることも、「逆説志向」などという言葉を知らない精神科医が多いのではないか? 最近では、上記のような障害には、薬物療法を中心として、精神療法的には認知行動療法、内観療法などが主として行われるが、なぜこの治療法があまり用いられなくなったのか?不思議である。 あまりに劇的に効果があるので、はやらなくなった?? 薬物療法を続けておくほうが当然医者としてはエネルギーは少なくて済む? むしろ、V.E. フランクルといえば、「夜と霧」というほうがご存じの方が多い。一方でこのような素晴らしい、精神療法の技法を残しているのである。 精神医学大辞典(講談社)にはその理論として、以下の様に説明している。 「不安神経症(現在のパニック発作に相当するであろう)の患者は不安発作を恐怖し予期不安におびえてこれらの不安から逃れることに腐心し、強迫神経症(現在の強迫性障害に相当するであろう)は強迫に対して不安を強め、強迫観念を抑えつけようとたたかう・・・・・、このように不安から逃れようとすればするほど、強迫に逆らえば逆らうほどかえって不安や強迫は強化され・・・」症状は悪化する。「これに対して、逆の方向に志向しようと努める。・・・もっと不安にもっと強迫的になろうとする。」 このように非常に逆説的である。 精神医学大辞典だからこのように大変わかりにくい。簡単なことを、難しそうに説明しようとするのが学者の役目である。 だから、わかりやすいように、多くの場合以下の様な図を書いて患者さんに考えてもらう。 症状:(強迫性障害、赤面恐怖、対人恐怖、パニック発作、書痙、吃音、閉所恐怖、電車に乗れない、飛行機に乗れない、過呼吸発作・・・・) ↑ ↓ 変な風に見られる、格好が悪い、人に見せたくない ↑ ↓ 隠そうとする、やめようとする ↑ ↓ また、症状が出るのではないか。(期待不安):不安の増強 ↑ ↓ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 期待不安がキーワード 上記の悪循環を断ち切るためには、どこを切るのが最も手っ取り早いか? そしてヒントとして、多くの患者さんは、診察室に入るやいなや、この症状を隠そうとしないで積極に症状について話していることを指摘する。診察室では症状は出ない、なにしろ患者さんは症状を治療者に見せなければならないのだから。 そこで多くの方は「ハッと気がつく」、そう医者の前では隠そう、やめようとせずむしろ積極的に見せているからである。 そこで、症状の復習、私の前で、患者さん本人の症状を出す練習をしてもらう。診察室の中で確認:強迫性障害、顔を赤くする:赤面恐怖、対人恐怖、パニック発作:パニック発作、書痙、吃音、閉所恐怖、電車に乗れない、飛行機に乗れない、過呼吸発作・・・・、多くの場合、出そうとすればするほど、症状は消失してゆく、後は「もっと自信を持って、症状を出す練習を、さらに次回までの宿題としてお願いしておく」、たいていの患者さんは、数回この様なセッションを行うと、症状は消失するか、軽快する。 最初、患者さんは、たいていこの話をすると、懐疑的あるいは心配でその一歩を踏み出せない。だから、薬物療法を少し、ほんの少し行うと、「宿題をする際」に踏み出しやすくなる。 大体1~2週間に1回、数回くらいで軽快状態に入る。 症状が軽快し始めたら、薬物療法のやめてゆき方を指導する。うまくいったら「卒業」である。だいたい数カ月、本当にうまく行けば、1~2回のセッションで「卒業」する。 この治療法は、V.E. フランクル著:高瀬博、長瀬順治 訳「現代人の病」―心理療法と実存哲学―(丸善)に詳しい。当院に来院しなくても、うまく理解できる方ならこの本をお読みになることをお勧めする。
- obrigadissimo
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そのようにお困りの質問者さまですが、 たとえば、カラオケでは吃音がなくスムーズに 歌えるのではありませんか。 作家の井上ひさしさんは 黄表紙を音読していて気が付いたら 治っていたそうですし……アメリカでは 詩の朗読で吃音が治った事例があります。 TVやラジオ(=FM放送の方がいいかも)の シャドーイングなども楽しみながら……諸種の 滑舌のトレーニングをするのなども宜しいのでは ないでしょうか。『外郎売』などにも チャレンジしてみませんか。 正しい発声法を身に着けて、楽しみながら つづけていれば、いつの間にか奇蹟が起きている ことに気づくのではないでしょうか。 お嫌いでなければ、地域の合唱団に参加してみたり、 ヴォランティアの朗読グループなどにも 参加してみませんか。 歌も朗読も正しい発声法が基本ですので 検討してみませんか。 楽しいことをつづけていることが いちばんですのでカラオケや近くに 川原や浜辺があるのであれば、そこで 1人で歌ったり朗読したりを 楽しんでみてくださいませな。 早期に、 お望みの状況になると いいですね。 All the Best.
- toukai3569
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吃音は本を読む時に声を出して読んで治ったと中央工学校の入学式の祝辞で元総理大臣の田中角栄校長が言って居ましたが。参考になるかな。頑張って下さい。