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キングソフト2012版を2014版にすべきですか
無料ウイルス対策ソフトとして、キングソフト2012版を使っています。 ウイルス情報は自動で毎日最新に更新されています。 それならばわざわざ新バージョン(2014版)に替える必要はないですか? それとも新バージョンが出るたびに、古いものはアンインストールして、いつも最新版をインストールした方がいいのですか? どっちが適切なのかわからないので教えてください。
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かなり古い内容ですが、 元麻布春男の週刊PCホットライン http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1125/hot396.htm にて 古いセキュリティソフトの更新に伴う疑問 ということで、旧バージョンを更新して最新状態に した製品と新バージョンの製品を最新状態にした 製品を同一日/同一定義ファイルにした状態で検出 結果に差異が発生するか確認した実験がありますが このテストでは、新バージョンの製品で検出可能 なマルウェアを旧バージョンの製品では検出できな かったという結果がてています。 主にエンジンの性能の違いによるものです。 また、最近の例では、例えばAV-TEST http://www.av-test.org/en/home/ という第三者検査機関が、2012年に実施した検査 結果で、同一日/同一定義ファイルで実施した検査 であるにも関わらず、エフセキュアの個人向け製品 の方が法人向け製品より好成績でした。 この理由をベンダーに確認したところ 当社セキュリティ製品のコアテクノロジーは共通の ものになります。 通常、新技術はコンシューマ向け製品から先に 搭載されていきます。 法人向けの各製品にも適宜搭載されますので、最終的 には同等のセキュリティ対策レベルになります。 今回のAV-TESTにおいては、時期的にインターネット セキュリティーには新技術(エンジン、検索ロジック等) が搭載されましたので、法人向け製品との評価に差が出た ものだと推測されます。 と回答がありました。 ちなみに法人向け製品は安定性重視のため常に個人 向け製品より少なくとも一世代前のバージョンのエンジン を採用しています。 以上のことより、特別な理由がない限り、一般的には 旧製品を更新するより最新版の製品を導入した方が より安全性が高く、望ましいと思われます。 ただし、キングソフトにこの例が当てはまるかどうか は不明です。 ※紹介したリンク先は投稿時にToolwiz Time Freeze 2014 有効状態下 Panda Cloud Office Protection、Symantec AntiVirus ScanEngine、 Webroot SecureAnywhere Internet Security Plus、 McAfee SiteAdvisor Liveの最新状態下にて チェック済みですがその安全性を保証するものではありません。 (主に仮想環境のため) 現在、ウイルスやマルウェアを100%検出するための 解決策は何もありません。また、投稿時以降にサイト 改竄されている可能性もあり得ます。 参考: 新型マルウェア、54%は対策ソフトで検知できず――NTTグループが分析 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1403/28/news118.html 諦めるのはまだ早い 高度な標的型攻撃に対抗できるシステムづくりの ポイントは? http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1404/01/news01.html (上記記事一部抜粋)・・・(前略)エキスパートが語る新たな セキュリティモデルの鍵は、「攻撃発生前(Before)」 「攻撃中(During)」「攻撃発生後(After)」だ。 (中略)・・・これに対し、仮想環境でマルウェアを実行し 分析する手法「サンドボックス」が有効だと唱え始めた ベンダーもいる。だが、これを回避する仕組みも攻撃側の手法 として、既に一般化しているのが事実だ。 例えば「仮想環境であること」を認識して動作を停止し検知を 回避してしまう。・・・(中略)・・・ 例えば日本のWebマルウェアの99%はJavaベースで構成されており、 これまで設置された次世代ファイアウォールを簡単に通り抜けて しまう。次の段階、つまり攻撃中(During)の段階はマルウェア 活動の潜伏期間に当たり、長期に及ぶ可能性がある。 この段階への対策としてはWebアクセスやメールを 利用して侵入するウイルス/マルウェアの検知や、 侵入のブロック、IDS(侵入検知システム)/IPS(侵入防止システム) により攻撃に関わる可能性のある通信の検出が重要とされている。 しかし、流れる通信データの全てをパターンマッチで簡単に検出できる ほど、現在のマルウェアは単純ではない。(以下略) 前述のようにセキュリティソフトだけでの防御は限定的です。 従って、その導入は、最も重要なセキュリティ対策の一つですが、 その全てではなく一部分に過ぎません。 複合攻撃が増えているので相応の複合した対策が必要です。 最近の攻撃は脆弱性を利用したものが多いのでOSや対策ソフト はもちろんPCに導入した全てのソフトを最新版にしておく事が 重要ですが、この攻撃も未知の脆弱性を利用したゼロディ攻撃 が増えているので要注意です。 「 知っていますか?"ゼロデイ攻撃" 」 http://www.ipa.go.jp/security/txt/2009/08outline.html#5 「対策のしおりシリーズ」 http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/shiori.html 等にあるような基本的な対策するを実施することが最重要です。 こうした脆弱性対策は当然ながら、感染を前提とした出口対策 も重要です。 参考:DeP HE http://www.hummingheads.co.jp
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- ss4s
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一般的に年次バージョンアップがあると機能、性能ともアップするのが普通です。 シグネチャ(ウイルス定義情報)が更新されていればいいというものでもない。 ちなみに、当方はキングソフトなんて使いませんね。これまでいろいろ言われてきているソフトだし。性能も決して高いほうではないし。 なお、ウイルス対策の基本はOS、アプリケーションソフト、ネットワーク機器のファームウェア、こうしたソフトウェア関連をいつも最新状態になるようにアップデートしておくこと。これサボってしまうといくら高性能といわれてるような対策ソフトインストールしてあっても全体としては防御能力落ちます。マジ。 情報 http://www.yomiuri.co.jp/it/20140801-OYT1T50196.html
お礼
ありがとうございました。
- te2kun
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古いバージョンでも、サポートがあるうちは、古いバージョンでもよいですが、サポートを打ち切られると、新しいバージョンにしている方がよいです。 パターンファイルの提供がある=サポートがある ではありません。 パターンファイルの提供があるが、サポートが打ち切られている場合もあります 2012は、まだサポートがあったはずです 2014になりAviraのエンジンも搭載していますので、今まで以上に検出力がアップしています(デフォルト無効) 2012以降ってクラウドスキャンになっているから、そのバージョンが使えるうちはパターンファイルは常に最新ですけどね。
お礼
ありがとうございました。
お礼
とても詳しく回答してくださり、ありがとうございました。 そのようにします。