- ベストアンサー
ステミキとインターフェースについて
- ステミキ機能付きのノートPCと外付けやNLEの仮想ステミキを比較した場合、音質はどちらが良いですか?初心者向けはどちらですか?
- インターフェースを選ぶ際に注意すべき点とおすすめのモデルについて教えてください。
- マイクとケーブルの選び方についてアドバイスをいただけないでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
#1です、ふたたびこんばんは。 >えーと...ステミキは外付けのものを買った方が、音の遅延やバランスの不一致といったデメリットも無く確実だということですか? ステレオミックス機能のあるオーディオインターフェースであればPC音(オケ)の遅延や自分が聴いているバランスと配信されているバランスの不一致などはありません。 ※PC内蔵のステレオミキサーでも上記問題はないものの、音質面で劣ってしまうのでSM58のような真っ当なマイクで活用することはとりあえず考えない方向で進めさせてください。 >、UA-55を買うならステミキを用意しなくても大丈夫ということでしょうか。 大丈夫です、 UA-55でもUS-322/366でもベリンガー302USBでもそこは大丈夫です。 コンシューマー向け製品の中で音質を求めるならUA-55がベストバイと思われます、 コストパフォーマンスでは302USBダントツです、安いですが充分綺麗な配信が可能です、 US-322/366については自分の中ではこれらの中間的なものという印象です。 その他Roland UA-33やTASCAM US-125Mなどもステレオミキサー機能は搭載されてますがお勧めはしません、もうオワコンな機材だと個人的に感じます。 >UA-55を使う場合のおすすめのVSTリバーブ+VSTHホストアプリケーションも教えていただけると嬉しいです。 UA-55でのVSTリバーブのかけ方については以下のサイトでも解説されています、 「水おいしいです:UA-55でリアルタイムにマイクエフェクトを生放送に使う方法」 http://vad.seesaa.net/article/208117562.html ただ個人的には上記で解説されている「Cantabile Lite」での方法は少々手間がかかると感じますので自分からは「SAVIHost」を使うやり方をお勧めしたいと思います。 フリーのVSTホスト:SAVIHost http://www.hermannseib.com/english/savihost.htm ※64ビットOSでも32ビット版の「savihostx86.zip」または「savihostnkx86.zip」を使うべし フリーVSTリバーブの一例:Ambience Reverb http://magnus.smartelectronix.com/ 「Windows VST Full」バージョンをDLすべし 手順: ・SAVIHostを解凍したフォルダーの中にリバーブの「Ambience.dll」を入れる、 ・SAVIHost.exeを右クリックして→名前変更で「Ambience.exe」という名前に変更する ・「Ambience.exe」を起動する、画面上の黄色い歯車ボタンがON・OFFスイッチであるが、ここをとりあえずOFFにして設定作業する ・ファイルメニューの「Devices」→「Wave」の「OutPut Port」で「ASIO:QUAD-CAPTURE」を選ぶ 再度「Devices」→「ASIO Channel Selection」でINPUT・OUTPUTともに「1-2」を選ぶ ・「Engine」→「Configure…」でInput1もInput2も「1:1-2」になるようにする(※マイクをRチャンネルに繋いでる場合の設定、Lチャンネルに繋いでるなら両方とも「2:1-2」を選ぶ、右端の「…」を押す事で選べる) 上記作業はUA-55の片方のチャンネルから来てる音をVSTの左右両方のチャンネルに送るという設定、302USBの場合はこの作業は不要(302の場合には予めASIOドライバーを入れておくべし) ・「File」→「Auto save PlugIn Bank」にはチェックを入れておく(パラメーターの変更を自動的に保存する設定) ・黄色の歯車ボタンをONにするとリバーブがかかる、パラメーターの「DRY」は必ず最小にしておく事、「WET」でリバーブの量を調整、「TIME」は2500msあたりでまずやってみること、「PREDELAY」は30msあたりで試してみるとよい。 余談: このソフトではASIOが使えないデバイス、例えばPC内蔵のマイク入力でも一応リバーブをかけることは可能です、 「Devices」→「Wave」でInputで「MME:(内蔵の)マイク」、OutPutで「MME:(内蔵の)スピーカー」を選び「Buffer Size」を64くらいにすればリバーブはかかることはかかります、 ただし「MME」での最大の欠点はかなり大きな遅延があることです(それでなくても遅延が大きいのでこの場合は「PREDELAY」は0にして試しましょう)、 この欠点に妥協が出来るなら内蔵デバイスでも配信でリバーブをかけることも可能です(ステレオミキサーがない人でもNLEのスピーカーキャプチャには乗るはずです) ということで、インターフェースを買う前でも試しに遊んでみることも出来ますので興味があったら試してみてください。 それでは。
その他の回答 (2)
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4195/8719)
はじめまして♪ 基本的な部分では、cotto3様の解説を私も支持します。 別な側面から、私なりの考えを書き込ませていただきますネ。 まず、安価でいろいろ遊ぶならば、ベリンガー製のオーディオミキサーにエフェクト機能とUSBインターフェスを内蔵させた機器の方が良いと思います。 コンピューター1台で、音源再生しながら外部音源を取り込み、さらにそれらをネット配信、というのは、実はかなり過酷な使い方で、細かな音質や時差などに言及する場合は、コンピューター性能も外部機器性能もそれなりに投資しませんと、良い結果は得られません。 まぁ、大抵の人が言う「音質が」なんて言う入り口部分は、機器の性能を発揮出来ていない、つまり使い方の未熟さ、という問題が大きいのですが、大抵はその未熟さを機器のせいにする、という傾向が在ります。 その程度の低レベルな話であれば、マイクを手持ちで、という使い方もオッケーです。 手やマイクケーブルから伝わる振動が、かなり超低域で大きな音と鳴っているのですが、その帯域の音を聴こえない状態とか、聞いてもワカラナイ、という人にとっては「なぜ、悪いんだ? 意味わかんねぇ。」って言う事も在ります。 在る程度、しっかりしたオーディオミキサーであれば、マイク入力回路に低域遮断「ローカット」機能を装備していて、手持ちでも良質な音声帯域を確保出来ます。多くのオーディオインターフェースではローカット機能を持っていませんので、基本的にマイクスタンドが必須なのですよ。 カナレのマイクケーブルは、音が良い、なんて言うモノじゃない。 実際のステージ、プロ現場でも多用されますが、これは低価格で丈夫で信頼性が高く、業務用分野では入手が簡単等で多用されるのです。 まぁ、マイクケーブルによる「音」への影響なんて、他の使いこなし要素から比べれば微々たる物。 何年も、という耐久性や信頼性を求めなければ、激安なクラシックプロのケーブルでも充分実用に鳴ります(笑) シュアのSM58は今では世界中のステージ等で基準マイクという指標でもありますが、あくまでプロが使う目的のマイクで、プロ仕様の機器との接続を前提としている、という部分が有ります。 軽い気持ちで、カラオケ用マイクより良いはず、って思ってると、とても扱いにくかったりするのですよ。 大音量のステージ内で使う事を想定しているので、感度を低く設計しています、このため正しい発声で十分な声量が無い場合は、使いにくいのです(プロ歌手の中でも、このマイクを使わない人が居ます。) また、十分な実在感の在るサウンド傾向ですが、この傾向が場合に依っては「中低域が分厚い」という感覚を「中高域が弱い」と勘違いする人も居ます(実際に、SM58で声が籠る、なんて言い出す人がいくらでも居る。笑) 声がコモッタ感じだからと、中高域を強調すると、録音レベルバランスとかで弊害が出たり、という使い方の間違いも少なく無い(基本は、中低域を少し絞ってあげる、が正解です。) 根本的に、1960年代の分厚いサウンドを基本としたマイクなので、現代ポップス系のサウンドとは方向性が違います、シュア社もよく理解していて、サウンド傾向を軽く、明るく変更したBETAシリーズを販売しています。どの型番を比較してもSMに対してBETAは音が軽妙で明るい、という印象に鳴ります。 さて、Windows機能のステミキですが、あくまでも遊び機能の一つ、このため本当に高度な良質サウンドを求める場合は、この機能は使い物になりません。 でも、某所のライブ配信などは、この機能を上手に使って、多くの人が満足している、というのも現実です。 そのような分野では、長くローランド製品が活用されています、遊びで済ますなら、タスカムのUS-125Mとか、US-322/366という方向もあり得ますが、機能と本質的な部分ではUA-55には適いません。 私だったら、カラオケ再生音は他の機器に任せて、オーディオミキサーでキッチリ音のバランスを整えた上で、配信に適した安価なインターフェースを、という組み合わせ技をお勧めしたい所です。 (器材も増えますし、それなりの投資にもなるので、UA-55の方が楽かな?って。) マイクをSM58コピー製品、ベリ製に変更して、マイクスタンドを準備(卓上スタンドは卓の振動を拾うので意味無し)、という予算配分も良いと思います。(ベリのマイクはチョット粗いサウンドですが、それがサウンドの重くて暗い印象度を少なくしてくれる、という部分も在りますよ。マイク自身の特徴はよく再現していますので、使いこなしテクニックは基本的に同じように要求されます。) ついでに、「できれば、PCへの出力とヘッドフォンへの出力を個別に音量調節できるものが良いです。」 これは、ほとんどのオーディオミキサーやオーディオインターフェースで標準的な機能です。 (よっぽど、変な機種以外は問題無し。)
お礼
こんばんは、丁寧な解説ありがとうございます。 せっかく提案をしてくださったのに申し訳ないのですが、 マイクスタンドについては、歌うとき以外の多少の音質にはこだわっていないので卓上のもので良いかなと思っています。機材を揃えた後に、歌い手活動をしていく中で気になるようなら用意しようと思います。 無知な初心者ですが、一応遊びではなく、将来のための練習として投稿や生放送をしたいと考えています。 マイクとケーブルは予定通りで、インターフェース等についてはcotto3様に教えていただいたものを検討します。
- cotto3
- ベストアンサー率69% (490/703)
こんにちは。 細かい説明はなるべく避けてざっと回答してみます、気になる部分がありましたら質問してください。 >ステミキ機能付きのノートPCなので本体の機能を使おうかなと思いますが、 ダイナミックマイク+XLR-XLRケーブルを買い、接続先としてオーディオインターフェース買うということであればPC内蔵のステレオミキサーは使うことが出来ないと考えてください。 (同時使用の方法がまったく無いということではありませんが、お勧めできる点がありません) >外付けやNLEなどの仮想ステミキを使った場合と比べ、音質はどちらが良いですか? 今回、PC内蔵のステレオミキサーは使えない前提ですが、それと比べNLEのスピーカーキャプチャーでの音質比較ということを考えた場合、音質面ではスピーカーキャプチャーの方が有利ではあろうと思えます、PC内蔵ステレオミキサーだと概ねS/N比がすこし悪くなり周波数特性も多少変化している場合が殆どと思えます、 一方スピーカーキャプチャについては、PC音は多少遅延すること、自分が聴いている声とオケのバランスとリスナーが聴いてるバランスが一致していないというデメリットはあります。 ちなみにUR22やUS-122MK2などの一般的なインターフェースの場合、NLEでステレオ配信をしようとするとマイクが左右のどっちかに偏ってしまいます、 NLEで配信でそこを対処しようとするなら、手前にアナログミキサーをかますか、または「HOSA ( ホサ ) / YXM121」のような二股ケーブルでマイクをL・R左右ともに入れてあげる必要があります、 ソフトだけで対処したい場合にはNLEではなく「OBS(Open Broadcaster Software)」を使えばマイクを強制的にモノラルにするという機能で対処することもできるはずですがNLEにくらべ放送枠を取る時に手間がかかるであろうとは思えます。 OBSはスピーカーキャプチャも使えなおかつ新しいバージョンではノイズゲート機能もついたりで面白いソフトではあるようですけどね。 それとお歌を配信する時にリバーブ(エコー)は欲しくはならないのでしょうかね、 UR22やUS-122MK2などの一般的なインターフェースであるとリバーブをかけることは基本的には出来ないです(面倒な工夫をすれば出来ない事もないのですが、これもお勧めは出来ません)。 >初心者で、知識も経験もないので使いやすいものが良いですが、高品質なものを揃えたいです。おすすめを教えてください。 コンシューマー向けの中でも音質と配信での使い勝手を求めるならRoland UA-55をお買いになることをお勧めしたいと思います、マイクプリが優秀です ただかなり高額なので55を買うまでのつなぎとするならBEHRINGER ( ベリンガー ) >XENYX 302USBあたりで始めるのもお勧めです、 UA-55と302USBの間あたりで妥協するならTASCAM US-322ないし366というのも手です、 上記4つとも生放送に対応したステレオミックス相当の機能を持った商品です、 リバーブ対応についてはUA-55の場合VSTリバーブ+VSTHホストアプリケーションできっちり対応できます、 302の場合もVSTリバーブ+VSTHホストアプリケーションで出来ますが、強くかけようとするとハウリング起こすやり方になるので薄めにならかけられるという感じです、PC音にも同時にかかってしまいます、ただ薄めでも歌うのには充分であると思えます、 US-322・366はリバーブ機能がもともと内蔵されています、しかし品質はお世辞にも良いとは言えません、というかがっかりするのじゃないかなというレベルです。 さて、USBバスパワーの事についてですが極真っ当なオーディオインターフェースであれば気にする必要はまったく無いと思えます、 理屈から言えばかなり汚れてるUSB電源よりはアダプタからの電源を元にしてオーディオ回路に使った方が望ましいとはいえますが、真っ当なオーディオインターフェースではUSBからの電源も充分クリーンな状態にしてから使っていますから実使用上で問題になることは無いものと思います、 (302USBについてはちょっとその辺り甘さが感じられますが、安いですからまあご愛嬌ってところです、実使用上は問題にはならないレベルです) そもそもマイク録音ではマイクが拾っているフロアノイズ、マイクプリ自身のノイズの方がはるかに支配的ですしね。 以上、まとめとしては放送で使うならきちんと放送に対応した機材をお買いになることをお勧めします。 自分からはこんなところで。 それでは。
補足
こんにちは、丁寧な回答ありがとうございます。 えーと...ステミキは外付けのものを買った方が、音の遅延やバランスの不一致といったデメリットも無く確実だということですか? >それとお歌を配信する時にリバーブ(エコー)は欲しくはならないのでしょうかね すみません、すっかり忘れていました。ご指摘ありがとうございます。 希望を改めると「リバーブの調節が出来て、NLEのデメリットを改善できるもの」ということになりますね。 教えていただいたRoland UA-55ですが、確かに高価ですね... >上記4つとも生放送に対応したステレオミックス相当の機能を持った商品です とありますが、UA-55を買うならステミキを用意しなくても大丈夫ということでしょうか。 用意した方が良いのでしたら、どのようなものが放送に適しているのでしょうか。 そして、UA-55を使う場合のおすすめのVSTリバーブ+VSTHホストアプリケーションも教えていただけると嬉しいです。 無知なもので、あれこれ質問が多くなってしまい申し訳ありません...
お礼
こんばんは、解りやすい回答ありがとうございます。 手順まで詳しく教えてくださり、感謝しています。 インターフェースは教えていただいたRoland UA-55にしようと思います。 高価なものですのですぐには購入できませんが、コツコツお金を貯めて高品質な機材を揃えようと思います。