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DS-251MKIIというスピーカーについて
家の倉庫からDS-251MKIIというスピーカーが出てきました。 どうやらだいぶ古いスピーカーのようですが、これの音に関しての評価は一般的にどうですか? とても大きいので、これを処分して、TEACのLS-H265を買おうかと思っています。 やはりスピーカーも技術が進んでいて今の製品のほうが有利だったりするんでしょうか? 本当は実際に比較をしたいところなのですが、購入しないと比較できないので、 皆さんのご意見をお聞きしたいです。
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ダイヤトーンのDS-251MKII、懐かしいですね。 他の方もお書きのように70年代前半に大ヒットしたSP(スピーカー)です。 前作DS-251のマイナーチェンジ版で、音の傾向は若干違うようですがとにかく売れに売れた大ヒットSPです。(私はオリジナルのDS-251の方がデザインも音も好きでしたが) 私自身は当時、同じ25cmクラスのSPで人気のあった、例えばビクターのSX-3や海外製ダイナコA-25XSなどの方がどっちかと言えば興味があり、実際にダイナコA-25XSを今でも持っていてよく聴いています。40年位経っていますがコーン紙やエッジも丈夫で破損等は無く、LPレコード全盛時代にありがちな決して帯域の狭い反応の鈍い音では無く、低域~高域まで芯のあるメリハリの効いた音楽性豊かな音でクラシックからジャズまで、まるでアコースティック楽器のような素晴らしい表現力の出来るSPです。こういう音は当時も今も日本製SPでは出せないと思います。ヨーロッパやアメリカのSPが伝統的に圧倒的に優れているのは本場の音楽や楽器作りなどと同様に通じるものがあるのだと思います・・・ CD全盛の今でもこの頃の良く出来たSPは十分、味や艶のある表現力豊かないい音を聴かせています。CD再生も勿論いいのですが、特にLPレコードを聴くときなどは絶対に手放せませんね。 さて、お持ちのDS-251MKIIですが、外観や特にコーン紙やエッジ部分に大きなダメージが無ければ十分現役で使えると思います。せっかく当時のベストセラーSPをお持ちなので処分するのはちょっと勿体無い気もしますね。 ダイヤトーンは当時、放送局のモニター用SPを手がけたりしていて昔から定評があります。 音もどちらかというとキチンとした真面目な感じが特徴でしょうか・・・というわけで音像の定位とかきめ細かさ、無難な音作り等々でソツの無い、所謂日本的なSPと言えるでしょう。 TEACのLS-H265は現代のデジタルソースに合った小型SPでしょうから、音も無難でデスクトップなどには最適かと。ただ、このクラスは各社からも同様な製品が沢山あるでしょうから、あえてTEAC(元々はテープデッキが専門のメーカー。確かにタンノイの日本総代理店ではありますが)を選ばれた理由が分からないのですが・・・
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- chandos
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当面DS-251MKIIを使われるとのことですが、置き方には注意して下さい。 床にベタ置きしてはいけません。また机や棚の上に無造作に置いてもいけません。音がボケます。 DS-251MKIIのような形態のスピーカーは「大型ブックシェルフ」(今ではほとんど絶滅していますけど)と呼ばれるもので、使用に当たっては基本的にスピーカースタンド(置き台)の併用を前提にしています。 DS-251MKIIが出回っていた当時の昔のオーディオファンはコンクリートブロックを下に敷いていましたが、その後は専用のスタンドが発売されました。たとえばTAOCのスピーカーベースのような製品です。 http://www.taoc.gr.jp/new_base.html とにかく、最低コンクリートブロック等を使用して床からの距離を取って下さい。 (以上、スレ主さんはすでに御存知でしたら聞き流してください。失礼しました)
お礼
普通に本棚の上に置いていました。 スタンドを別途用意したほうが良さそうですね。 コンクリートを部屋の中に置くのは少し抵抗がありますし。 設置方法にも結構気を使いますね。 どうもありがとうございました。
また回答します。 私はこのスピーカーを4畳間で使用してました。 実際は、いっぱい物があったので、非常に狭い空間で鳴らしていました。 昔は、話し声筒抜けのアパートでもこのスピーカーを鳴らしていたそうです。 なので、1mくらいの至近距離で聴いたらいいかもしれませんね。 私は、寝るスペースしかなかったので、寝っ転がりながら聴いてましたよ。 人の会話くらいの音だといい音になると思います。 会話の音量って結構大きいです。 でも、それくらいの音量なら周りにも迷惑はかからないのではないでしょうか。 あと、スピーカーの状態が1番問題ですよね。 ウーハーを破れない程度に押してみて、ちゃんと動くなら問題ないと思います。 カチカチに固まっていたら、使えないですね。 高音のユニットは音が左右均等に出ていれば問題ないと思います。
お礼
私の部屋も非常に狭いです。 けっこう隙間風がありますから、音も漏れているでしょうね。笑 でも人の会話くらいの音量であれば鳴らすことができます。 ウーハーはちゃんと動いてくれました。 高音のほうもきちんと出ているので大丈夫だと思います。 しばらく使ってみようかと思います。 どうもありがとうございました。
今でも、程度がよければ、2万円くらいで売っていますよね。 私は、何年か前に使ったことがあります。 正直、ある程度大きな音をださなければ、低音は「ボンボン」っという感じで、 音程が不明瞭ですね。 でも、ある程度大きな音量で鳴らしたときの歯切れのいい音は、 今のスピーカーにはない魅力ではないでしょうか。 無理して低音を伸ばしている感じがしないので、低音が弾むようになりました。 高音の伸びも十分あると思います。 私は、古いジャズでLPがメインなので、ある程度の大きな音量にしなければ、 低音に不満を感じますが、CDやパソコンで最近のj-pop、あとロックやジャズを聴くのであれば、 不満なく聴くことができるのではないでしょうか。 TEACのLS-H265のほうが、鳴らしやすいとは思います。 DS-251MKIIは私が生まれたころのスピーカーなので、当時のことはわかりませんが、 オーディオに興味のない人まで、当たり前に持っていたくらい、売れたスピーカーらしいです。 上司が言っていました。そして、上司も持っていました。 なので、それなりの魅力があるのは間違いないと思います。 私自身、TEACよりも、DS-251mkIIのほうが魅力を感じますが、 使用するアンプしだいっという気もします。 TEACよりも、劣っている部分はないっと思います。 劣っているとしたら、「使いやすさ」ではないでしょうか。 大きな音で聴けるなら間違いなくDS-251mkIIだと思います。 小音量限定でしたら、TEACだと思います。
お礼
大きな音同士で比較した場合には251のほうがオススメということですね。 サイズもそうですが、大きな部屋が必要になってきますね。 たしかに、使いにくいです。 重たいし。 でも処分するのは勿体無いという気になってきました。 このまま使ってみることにします。 どうもありがとうございました。
- chandos
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DS-251MKIIは70年代前半に三菱電機が発売して大評判になったスピーカーですね。よく売れた製品のようです。 http://audio-heritage.jp/DIATONE/diatoneds/ds-251mkii.html 私はリアルタイムでは聴いていませんが、80年代にディーラーの中古品コーナーに置いてあったものを試聴したことがあります。 印象は「かなり高域がキツいなぁ」というものでした。通常の3ウェイではなく、2ウェイにスーパートゥイーターを付与した製品で、高音のハイファイ度を強調した展開でしたね。 で、私はLS-H265を聴いたことはないのですが、たぶん音質はDS-251MKIIの方が遙かに上でしょう。ただし、それはあくまで「DS-251MKIIが完動品である場合」においてです。 何しろ大昔のスピーカーですから、接点やネットワーク、あるいはユニットそのものが「寿命」に達しているケースも大いに考えられます。 ともあれ「大きすぎる」ということでしたら処分するしかないでしょう。ただし全般的に言えば「技術が進んでいて今の製品のほうが有利」ということはありません。今でも4,50年前に作られたスピーカーを愛用しているマニアも結構います。まあ、もちろん丹念にメンテナンスを続けて実用に足るように維持しているのは当然ですが。
お礼
状態についてはよくわからないんです。 一応しっかりと音がなってくれている、ということはわかるのですが、それが本来の能力を十分に発揮しているかどうかはわかりません。 マニアの人に実際に診てもらう機会があればいいんですけどね。 回答どうもありがとうございました。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ そのスピーカーは、当時とても人気が高く、日本のオーディオ産業界の歴史に残る大ヒット製品シリーズの一つです。 当時としては家庭用に小型のスピーカーで、小型なのに音もよい、という名品として多くの人に好まれました。 電気製品すら扱わない、家具屋や駄菓子屋でも、「DS-251あり〼」と書いておけば、ばんばん売れた、なんていうウワサも有った程の人気製品。 非常に生真面目に造られた製品で、音の正確性とか多くの面で、当時の日本人気質を現す様な逸品でも有ったはずです。 (残念ながら、私自身は所有経験が無いのですが、、、もう少し後年に人気が高かった小型スピーカーとしてもう片方の有名機、SX-3IIIが私としては最初の本格的スピーカー、最もそれ以前からスピーカー工作を楽しんでいましたけれどね。) DS-251mk2ですと、確か振動板周辺のサスペンション、エッジ部が布製にダンプ材塗布だったハズです。これが数十年と言う年月でどのように成っているか、ここが気になる所です。 ウレタン素材のエッジだと、すでに朽ちて無くなっている、溶けているかポロポロと崩壊しているはず。 その意味では、再稼働時に正常では無くとも、徐々に馴染ませながら手を加えて行くと、まだまだ活用出来る可能性が十分に有ると思われます。 ダイヤトーンサウンドとも言いますか、余計な演出をせず、カチッとした正確なサウンドと言う傾向が有りますので、そこそこ十分な音量で再生させた時に真価を発揮でしょう。 スピーカーの技術と言っても、基本原理は100年以上前から変わらず、素材とか加工技術等の小手先技の変化に過ぎない、とすら言えます。 しかし、小さな部屋で、比較的近距離で、あまり大きな音を出さない、などの実用条件下に特化した、小型スピーカーという物は、当時のオーディオ的な感覚とは違いますので、利用条件によっては、現代の小型スピーカーの方がバランス良く感じられると思います。 音の個性として、それぞれ違う部分に良さが有ります。 その良さを活かして楽しめないと、モッタイナイ。 利用環境という部分も考えた上で、処分しちゃうのか、使ってみるか、よく考えてみるのが良いと思います。 (使ってみて、半年くらい調整を行なってみて、それでも気に入らないなら、他の欲しい人に譲るのも良いと思います。)
お礼
かなりの経年劣化があるだろうということ、満足に使うためには手を加える必要も出てくるだろうということですね。 私は工作のたぐいはからっきしですので、このスピーカーの実力をフルに発揮させてやることは難しいかもしれませんね。 しかし当時はこれでも小型の扱いだったのですか。 私はその大きさに少し扱い難さをかんじているので、今のスピーカーがいかに小型かということですね。 もちろん大型の電気屋にいけば馬鹿でかいのもありますが。 ただ、やはり家庭環境からあまり大きな音が出せません。 そのあたりが残念ではあります。 でも皆さんの意見をお聞きして、使ってみたいという気も起きてきました。 回答どうもありがとうございました。
- HAL2(@HALTWO)
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1973 年から 1976 年まで販売されていた製品で、1970 年から 1973 年まで販売された DS251 と合わせて 60 万 Set 販売された人気 Speaker System です。 私も初めて購入した Speaker が DS251 でした。 録音 Mania だったので、様々な音を録音しては再生するのに当時大人気だった DS251 を選んだのですが、音は締まりが良過ぎて相当に大音量にしないことには本領を発揮できず、隣を気にしながら 6 畳の部屋で鳴らすには辛かったので、綿は自作 Speaker の道に進んでしまいました(^_^;)。・・・でも、音楽を比較的大音量で鳴らすのには優秀な Speaker だったのでしょうね。 >やはりスピーカーも技術が進んでいて今の製品のほうが有利だったりするんでしょうか? 工業製品ですので、他の工業製品と較べて考えて見れば判るかと・・・。 例えば車。 DS251MkII は高級機ではありませんので TOYOTA CROWN みたいなものではないものの、見たこともない者まで憧れたことから初代 TE27 LEVIN みたいなものですかね(^_^;)。・・・下写真 TEAC LS-H265 はもっと小型ですので現行の TOYOTA VITS とか RACTIS だと思えば・・・。 当然、現代の車の方が技術が進んでいますし、運転のし易さや乗心地、燃費の良さ、静粛性等も優れており、程度が良ければ TE27 LEVIN の方が良いと言うのはよほどの車好きでしょうね(^_^;)。 車も、いくら乗っていなかったと言ってもいきなり走らせては不具合だらけでしょうからきちんと整備する必要があるでしょう? Speaker も Edge が腐っていないか、Edge 裏に埃が詰まっていないか、Wire は錆びていないか、Network は傷んでいないか・・・40 年も前のものならばそのまま直ぐに使って真価を発揮できるものではありませんので・・・。 素敵な Audio Life を(^_^)/
お礼
TE27 LEVIN の写真を拝見しました。 私は割とこういうレトロなものに惹かれるタチなのですが、 今回のスピーカーは状態がわかりませんね。 問題となるのは状態のようですが。。 しっかりと音は出てくれているのですが、全くわかりません。 回答どうもありがとうございました。
お礼
昔のスピーカーでも現役で使えるものなのですね。 パソコンなんかは年々悲惨になっていきますが。 DS-251MKIIにとくにダメージはありませんでした。 音も聞く限りではちゃんと出ているような気がします。 たしかにここまで言われると捨てるのがもったいなくなってきました。 TEACは特にこだわりがあるわけでもなく、カカクコムで絶賛されていたからです。 「特に10万円の価格帯までならこれが一番いい」というアマゾンのレビューに惹かれました。 >ヨーロッパやアメリカのSPが伝統的に圧倒的に優れているのは本場の音楽や楽器作りなどと同様に通じるものがあるのだと思います・・・ ただ、こういうことがあるならヤマハとかのほうが良さそうですね。ソニーなんかも音楽関係では評判イイみたいですね。