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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:卵巣が腫れたままの普通分娩について)

卵巣が腫れたままの普通分娩について

このQ&Aのポイント
  • 卵巣が腫れたままの普通分娩についてのリスクや体験談についてまとめました。
  • 妊娠中に卵巣が腫れるケースはありますが、悪性ではない場合は経過観察で問題ないことが多いです。
  • 卵巣が腫れたままの普通分娩のリスクはゼロではないですが、帝王切開との選択肢もあります。

みんなの回答

  • vyb76265
  • ベストアンサー率44% (115/259)
回答No.1

産婦人科医です。卵巣のう腫合併妊娠の場合、悪性の可能性が低いと判断されるときは原則、経膣分娩(普通分娩)となっております。破裂、茎捻転のリスクがあるとはいっても、必ず帝王切開にしなければならないほどの高頻度ではなく、分娩中に破裂、茎捻転を起こしたとしても、その時点で帝王切開に切り替えればよいからです。茎捻転に関していえば、起こす時期は約60%が妊娠8~16週で、残りのほとんどが産褥早期(分娩後の早期の時期)というデータもあるようで、分娩中に起こるということは実際はあまり多くないようです(私自身はそのような症例に遭遇したことがありません)。また、帝王切開も簡単にできるものではなく、出血、麻酔合併症などのリスクもあるわけですから、そのリスクを上回る利点がある場合にのみ行われるべきです。その点からも、原則は経膣分娩となっています。 もうひとつ問題なのは、分娩遷延の原因になることがあるということです。卵巣嚢腫によって胎児の下降が妨げられることがあります。この場合も、経過を観て分娩の進行が停止した時に帝王切開をすれば済むことです。卵巣嚢腫の大きさがわかりませんが、再度増大してきたといっても、一度は妊娠中の手術を見送ったわけですから、さほど大きいわけではないと思います。 手術を見送った後でリスクはゼロではないといえば、迷いが生じて当然と思いますが、私は経膣分娩を勧めます。妊娠に分娩に限らず、医療にはリスクはゼロではないということは当たり前のことなのですから、過剰に不安にならなくてもよいのではないでしょうか。 計画分娩の話が出たのは、なぜなのか、わかりません。計画分娩にだってリスクはあります。繰り返しになりますが、そのリスクを上回る利点がなければ、計画分娩をやるべきではないと思いますし、卵巣嚢腫があるというだけでは一般的には計画分娩の適応にはなりません。「ずっと見てられるから」ということは、見ていられない時間帯があるということになりますが、その病院は夜間は当直医不在で医師が自宅待機の体制であるとか、産婦人科の当直医はいても麻酔科医や手術室スタッフが自宅待機体制であるとか、開業医で医師が1人しかいないとか、そういう事情もあるのでしょうか?夜間に帝王切開をすることが簡単ではないという理由で、もしも帝王切開になっても昼間のうちにできるようにというような理由があるのでしょうか?

kana2924
質問者

お礼

vyb76265様 回答ありがとうございました。まさか産婦人科専門医の先生がお答え下さると思っていませんでしたので、とても嬉しいです。 私の担当医も、確かに胎児が下降する時に卵巣に引っかかってしまう云々のリスクもお話下さいました。 でも、担当医もvyb76265さんも、帝王切開でなくて大丈夫だとおっしゃってるので、不安は解消された気がします。確かに、帝王切開は簡単なものでは無いですよね。安易に考えていたかもしれません。 計画分娩になったのは、担当医が私の今までの経過や卵巣以外にも不安要素があるので、いろいろと考えた末に出して下さった方法です。お任せしようと思いました。 因みに、大学病院です。 vyb76265さんのご回答も、本当に参考になりましたし、不安が解消されましので、感謝しております。 ありがとうございました。

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