キリスト教の女子修道院での生活模様(長文です)
キリスト教の女子修道院での生活模様はどういうものか、教えてください。
(質問の背景)
67歳の妻と二人で年金暮らしをしている73歳の栃木県在住の男性です。
家には、37歳で現在無職の独身の娘が同居しています。この娘がキリスト教の女子修道院に入る事を検討しています。
この娘は、3人兄妹の末っ子で、甘やかして育てましたが、中学2年の時に不登校になって以来、家出をしたり、妊娠して中絶したり、アルバイト先の男と同棲したり、と、私達を悩まし続けました。
その後、自力で東京にある単位制高校を卒業し、アメリカに留学しましたが、同時多発テロの時にニューヨークにいて、ショックを受けたとの事で、鬱状態になって帰国。 4年ほど、鬱の治療をして、良くなってから、アルバイトで生計を立てていましたが、2年ほど前に、知り合ったアメリカ人と結婚したが、わずか3ヶ月で離婚を申し渡されて、パニックになり、街で暴れているところを警察に捕まり、強制的に精神病院に入院。3ヶ月で退院。半年ほど我等のところで静養し、ようやく離婚届にも署名して正式に離婚し、その後、派遣での仕事に就き、1年半経った今年の7月に派遣先を首になって、また、パニックを起こし、一時期、精神病院のお世話になりました。
(今は失業手当で生計を立てていますが、なかなか思う様な仕事がないと言って、なかなか、仕事に就きません。少し、考え方が甘いと思うのですが、言っても聞きませんし、下手をすると、また、パニックを起こすのではないかと思い、また、精神科の医師も「アドヴァイスするのではなく、ただひたすら本人の気持ちになって聞いてあげるのが良い」と言いますので、言いたいことも言わないでいる状況です。)
その後、キリスト教に出会って洗礼を受けました。最初は近所の教会に行っていたけれど、そこの牧師さんの話がしっくり来ないとか言って別の教会に行ったのですが、そこでもまた牧師さんのお話がしっくり来ないと言って、また別の教会に行き、その内に、県外の別の教会や、東京の教会など、広範囲にわたって教会を遍歴しています。 仕事をしていないので時間はたっぷりあるためもあって、この前は、神学校の合宿に4日間も出かけて行きました。そして、今度は、女子修道院に入ることを検討している様子なのです。
でもこの前は、ある修道院に電話で問い合わせて、「まずは、カトリックに改宗しなさい」と言われて、抵抗を感じたそうです。聞くと、そういう風に線を引くのがイヤなのだとか言っていましたが、こういう風に、何でも自分の意に沿う形でなければイヤだというのでは、何所に行ってもうまく行かない事になるのじゃないかと心配ですが、本人はその事に気付きません。
それと、修道院に入りたいと言う「動機」も、生きて行く上では、イヤな仕事でもして食い扶持を稼がなくてはいけないという、厳しい現実から逃げたいという「現実逃避」の一心ではないかと思い、それも心配の種です。
本人の精神状態は、教会に行っている時や、友達と遊んでいる時は気持ちが安定していますが、それ以外の状況下では、時に涙ぐみ、うつ状態になるなど、今でも、精神的に不安定な状態に見えます。
友人宅を外泊したり、家にいる時も夜は遅くまで起きていて、朝はいつまでも寝ています。
性格は、いたって甘えたの寂しがりやで、とても身勝手で自己中心的です。
口では父母を愛していると言いますが、実際の行動には出ません。
帰宅が遅いと心配で血圧も上がるからやめてくれ、と言ってもやめてくれません。
手伝いをさせてくれ、と言いながら、食事の後などでは、父母の食器はおろか、自分が使った食器さえ、洗わないで平気でいる時も多々あります。たまに気分が良い時には3人分の食器を洗う事もあります。
先日、母が実家の祖母の介護に出かけていて留守をした時、「晩御飯は自分が帰ってきてから作る」と言っておきながら、なかなか帰ってきません。仕方ないので、私は自分の晩御飯を作って食べ終わったところに帰ってきたので、「晩御飯を作ってくれると言ったから待っていたが、なかなか帰ってこないので自分で作って食べたよ」と言ったら、「あれは自分のご飯を自分が作ると言ったのであって、お父さんの分を作ると言った訳ではない」と申します。何という考え方なのかと、驚きました。
その他にも、身勝手で自己中心的な例は沢山あります。
こんな娘では、女子修道院など、入ってみても、うまく行く訳がないと思うのですが、我々の言う事は聞かないので、どうしたものかと、思い悩んでいます。
そこで、少なくとも、「キリスト教の女子修道院での生活模様はどういうものか」を知って、少しでも、娘の役に立てたらと思い、質問させて戴きました。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
(質問)
1. キリスト教の女子修道院での生活模様はどういうものでしょうか?
おそらく生活は時間的にキチンと決められていて、自分の自由になる時間は殆どないと思いますし、いろんな規則があり、自分がおかしいと感じても絶対服従なのだろうと思います。
また、院長の決定は、たとえおかしいと思っても絶対服従なのだろうと思います。その他、俗世間に住んでいる我々の生活と比較して、違っている所など、出来るだけ沢山、いろいろお教え戴けるとありがたいと思います。
2. 修道院に入った後、挫折する人たちもいるのではないかと思いますが、どうでしょうか?
もし、いるとしたら、そういう人たちのその後の生活・人生はどうなるのでしょうか?
また、もし、修道院内で精神病に罹った時などはどうなるのでしょうか?追い出されるのでしょうか、それとも最後まで修道院で面倒を見てくれるのでしょうか? パニックに陥りやすい様で、以前にも精神病院にかかった事があるので、心配です。
また、どういう人が挫折し易いのでしょうか? 性格的特徴とか、動機面での特徴、その他、・・・。
3. 修道院に入ってくる動機には、どんなものがあるのでしょうか?
それらの内で、こういう動機だけは絶対に駄目というものがありますでしょうか?
4. 修道院に入る前に、修道院側で、本人の適正などを見極めるためのチェックなどは行われるのでしょうか? 行われるとしたら、どの様なチェックですか? 試用期間みたいなものはありますか?
5. 修道院に入るためのお金とか、入った後の生活していくためのお金とかは、どうするのでしょうか?親元に請求が来るのでしょうか? 年金生活では、とても払えませんので、心配です。
6. その他、何でも、参考になる事柄があればお教え戴けるとありがたいです。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 「マグダレンの祈り」も是非見てみたいと思います。