正統派美人女優が今はやらない理由とは？

2012/10/16 10:55

このQ&Aのポイント

昭和の美人女優一覧を見てみると、扇千景や加賀まりこ、黒川記章の奥さんなど、絶世の美女がいたことに驚きました。
しかし、現代には正統派の美人女優があまり存在しないようです。
一般的に求められているのはかわいらしさや愛らしさなどの要素であり、時代と共に美の基準も変化しているのかもしれません。

hanetobima
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俳優・女優
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amatsuamatsu
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2012/10/16 17:22 回答No.2

４０代の女性です。昭和４０年代うまれです。そうですね、質問者さんが書かれている、昭和の美人女優たちは「映画スター」だったんです。昔は娯楽の王様は映画でした。銀幕のスター。自分達とはかけ離れた、夢の世界の住人だったんです。スターはトイレにも行かないし、ご飯も食べない、と本気で思っていた人もいたぐらいです。作り込まれたメイク、あり得ない美しさも映画のフィルムの中なら不自然ではなかった。今は芸能界と言えば、まずは「テレビ」です。スター＝テレビの人気者。テレビはその人のすべてを丸裸にしてうつしだすものです。どんなスターも、新しく登場したアイドルも、すぐに、すべての人となりが暴きだされ、自分の隣にいる人と地続きのように感じます。どんな私服を着て、どんな食べ物が好きで、素のときはどんな喋り方をして…いろんな情報があっという間にかけめぐり、消費される。テレビのスターは「普通」であることが必要なんですね。メイクも、服装も「自然体」でないと、とてもヘンにうつってしまうんです。今のテレビの中に昔のスター女優のような人がいたら、おそらく、ものすごく不自然なのです。浮きまくりだと思います。あれは映画の中でしか存在できない、「人工の美」。テレビに必要なのは「日常性」なのです。だから、「普通」に見える人が人気なのです。普通といっても、本当は一般人ではありえないぐらい美しく、オーラもあるのですが、テレビの中では一見「普通」に見えるぐらいのナチュラルさが必要なのですね。