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RODE NT5かBEHRINGER C-2

今度、吹奏楽部の演奏会でホールレコーディングを担当することになったのですが、ステレオマイクの購入で悩んでいます。 「RODE NT5」と「BEHRINGER C-2」だと、どちらがオススメですか? 値段に大きな差がありますが、C-2で十分なのか、NT5の方が断然良いのか、みなさんの意見をお聞きしたいです。 ちなみに録った後は、ProToolsで簡単なマスタリングをしてCDにする予定です。 また、録るコツなどあれば教えて頂けると幸いです。 (客席どの辺りで録ると良いか、スタンドの高さなど...) 回答よろしくお願い致します。

みんなの回答

回答No.2

NT5もC-2も実機を持っている訳ではありませんが... いろいろなサンプルを聞く限り、C-2はオフマイクでは使い物にならないと思います。周波数特性表で見ても300Hzからダラ下がりなので、近接効果を前提にしたものでしょう。ステレオペアと言っても、せいぜいアコギ用かドラムセットのオーバートップ用くらいでしょう。 どうしても安いマイクが良ければ、せめてFostex MC10STを購入することをお勧めします。 Behringerは「予算がないけど必要な機材だから音質が悪くても仕方ない」ときに買うものですが、MC10STなら音質もそこそこマトモです。 >> 録るコツなど // 正直に言って、モノラルマイク2本を自分でセッティングしてステレオ録音するのは、初心者にはけっこう難しいものです。 まず、ホールの中でどこがいちばん録音に適した場所かは、ホールや編成によります。3点吊りが使えるにしても、高さや前後位置は微調整しなければなりません。つまり、「どこにマイクを置くのが良いかを見つけるスキル」が必要です。 次に、マイクの置き方として、いわゆるX-Y方式、ORTF方式など、様々な方法があり得ます。場所との兼ね合いで、どういう置き方がベストかを選ばなければなりません。 しかし、今回はもっと重要な問題があります。 >> 演奏会でホールレコーディング // ということは、客入り状態で録音する訳ですよね? 当たり前ですが、いくら録音に適しているからと言って、客席のど真ん中にマイクスタンドがにゅっと立っていたら、客としては面白くありません。まして、舞台上にスタンドを立てる訳にもいきません。今回は、「高音質で録音するコツ」ではなく、「客の迷惑にならないように録音するコツ」のほうが重要です。 まず、学校の講堂ではなく、市民会館や文化センターなどの設備の整ったホールであれば、3点吊りマイクを借りられないか検討した方が良いでしょう。これなら客の迷惑にならず、高音質で録音できます。持ち込みマイクではなく、設置済みのマイクしか使えないかも知れませんが、それでもNT5よりは良いマイクを吊っていると思います。 自前のマイクで録音する場合、舞台のヘリに沿う形で、客席通路にスタンドを立てることになるでしょう。マイクが舞台の高さより少し上に出るようにしておけば、それほど目立ちません。中央に寄せるのが良いか、AB方式的に離すのが良いかは、リハーサル時に試して決めてください。 この場合、録音担当者がどこに陣取るかも問題です。最前列の席に座るならともかく、舞台袖などで録音するのであれば、50m~100mのケーブルが必要になります。買うと高いので、自作した方が良いでしょう。 なお、客席通路にケーブルを通すときは、事故を防ぐために必ず養生をして、お客さんが引っ掛けないようにしなければなりません(万が一事故が起こったら、ごめんなさいでは済まされません)。マイクスタンドも同じです。また、消防法上、所轄消防署長への届出が必要であったかと思います。 という訳で、客入り状態でレコーディングをするというのは、音質以前に気を使うところがたくさんあるのです。

Bestalways
質問者

お礼

貴重なアドバイスありがとうございます。 確かに、お客さんありの「ライブ」なコンサートなので、お客さんの邪魔にならないセッティングが必要ですね。 ぜひ参考にさせて頂きます!

回答No.1

はじめまして♪ マイクとしては、価格差の半分程度の性能差が有る、と考えておいて良いでしょう。 しかし、マイクの性能差が活かせるかどうかは、マイクのセッティング、録音時のレベルや他の対策次第で、優秀録音にも、単なる記録音で音楽として聴くレベルでは無いと言う可能性も出て来ます。 マイクスタンドの位置、高さ、ペアマイクの確度や距離などは、演奏会場の響き方によって調整します。 一応、比較的失敗の少ないポイントは指揮者後方1~2m、高さ3~4mと言う位置でワンポイントステレオ録音が無難でしょう。 ただ、この位置は指揮者が飛び上がったりと、床からの振動が大きい場合も有るので、有る程度の対策が必要となるケースもアリ。 客席内でのマイキングとなれば、やはり最前列のセンター、指揮者の真後ろ付近で、やはり有る程度の高さから、と言うのが無難です。 もし、体育館のような固有の響きが強すぎる会場なら、演奏者側により近付くことが優先となるケースも有ります。ステージギリギリで、左右に指揮者から1~2m横、指揮者の耳くらいの高さが理想でしょうかねぇ。 見栄え等の問題で、ステージの床置きと言う「バウンダリーマイク」を使う方法もあります。 演奏会場がしっかりとしたホールで有れば、客席中央で大きな通路が有る後方席の最前列と言うポジション、あるいは2階席が有れば、2階席の最前列と言う部分での録音も良いでしょう。 この場合はきちんと設計されたホールならでは、ホールの響きを大きく利用した録音方法となります。 (ホルンやユーフォニュームやチューバなど、後方や上方に音を当ててからの響きを利用する楽器音は、この方法の方が本来は好ましいのですが、トランペットやトロンボーン、サキソフォン等は若干弱めに録音されます。) まぁ、録音時の状況による影響は、ProToolsを活用すればかなり誤摩化す事は出来るので、床から入る異音や、客席内の会話等の異音が出来るだけ少ない状態で録音すると言う考え方だけでも、悪くは無いと思います。 私が中学生で吹奏楽部に居た頃は、膝の上に乗せたラジカセの内蔵マイクでカセットテープに一発録音しか無かったのですが、当時から有名だった高校の吹奏楽定期演奏会では、きちんとしたホールだったので、2階席の最前列に陣取り、ラジカセを目の前の手すりに乗せて録音したのは、かなり良い状態で録音が出来た物です。(同じ会場での吹奏楽コンクールでは、その位置が審査員席だったので、そこを狙って場所取りに仲間と一緒に走りましたぁ。実際にこの場所はマイクスタンドが乱立する、やはり録音の良いと思われるポイントだったみたいです。主催者側はステージ備え付けの天釣りマイクを利用のようでしたが。ただ、その場所ではエレキベースが加わった編成の時はバランスが悪かった、、、見ていた時はエレキベースもきちんと鳴っていたのに、録音だけを聴くと残念。) 演奏者側に近い位置で直接音をメインとしたオンマイク方向で行くか、ホール全体の響きを重要視し、適度に離れた位置からのオフマイクで行くかは同じ会場でも考え方や音の好みと言う、人それぞれの判断も有るので、ドッチが良いと言うモノでもありません。 ただ、「良い響き」が得られるホール以外なら、「オンマイク」の方向が好ましいと言うのが一般的(例外もあります。 今の私にはボーカル用のダイナミックマイクが13本も有りますが、コンデンサーのステレオペアと言えばFOSTEX MC10STしか所有していません。(単品なら、スピーカー工作も好きなので、測定用のを持っていますが、最近はMC10STの片方を測定に使う事が多く成りました。精密な測定と言うより、あくまで自分の環境に置ける相対的な比較が出来れば良いですし、その意味でこのマイクは扱いやすいのが理由です。特別に、このマイクの方が良い、と言う意味では有りませんが、このマイクもなかなか良いマイクの一つでしょう。) 録音時にオーバーレベルは避けたいので、不要な定位周波ノイズは最初からカットした方が安全でしょう。 その意味ではロードもベリもマイク自体や付属のマイクホルダには振動対策が無いので、なんらかの工夫は必要でしょう。(おそらく、防振効果の得られる相応のマイクスタンド等を使えと言う事でしょうかねぇ、あるいはボーカル用のようにマイク入力部でローカットしろ? フォスのマイクは単なるスポンジ保持で簡易では有るのですが、まぁ悪くは無い、理想的にはきちんとした物が良いのでしょうけれどね。) あちこち、話題も飛んで、とりとめの無い書き込みですが、なにか1つでもヒントになれば幸いです。

Bestalways
質問者

お礼

ご自身の経験談を含めた細かなアドバイスありがとうございます。 とても勉強になりました。 ぜひ録音頑張ってみたいと思います^^

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