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パイオニアのスピーカーS1EXとS2EXの違い

以前S1EXを、あるオーディオ専門の店で聞いたことがありますが、今まで聞いたスピーカーの中で一番いい音でした。音に包まれるというかなんというか、それはもう衝撃的でした。そこで質問なのですが、これよりワンランク下のS2EXはやはり音質的にS1EXより劣りますか?価格がS2EXのほうが安いので検討しているのですが、あまり音質が劣るようならやめようかと思っています。どなたか回答いただけないでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

A No.1 HALTWO です。 >すみません。S2EXではなく正しくは、S3EXでした。改めて回答頂ければ幸いです。 S1EX と S3EX とでは大きく異なります。 A No.2 R2011T さんが S1EX と S3EX の重量を表記されていらっしゃいますが、もう少し深く数値を分析すると・・・ S1EX は 18cm Woofer を用い、422(W)×1283(H)×609(D)mm=約 330 Litter の専有容積で 66kg S3EX は 16cm Woofer を用い、350(W)×1224(H)×541(D)mm=約 232 Litter の専有容積で 48kg となっています。 見た目は S1EX の弟分という感じの Design、Woofer の発音面積比で 80%、Cabinet 容積比で 70%、重量比で 72%、価格比で 63% というのが S3EX なのですが、材料費を考えてみれば如何に異なるものかが想像付くのではないでしょうか? Woofer 発音面積が 80% と言っても Woofer 制作費が 80% になるわけではありませんし、Cabinet 容積比が 70% と言っても加工費も 70% になるわけではありません。・・・一応、重量比は容積比に近いものですので、Design 上は S3EX が S1EX の Miniature 版であるとは言えそうですが、価格比は大きく減少して 63% になっています。 価格比ではなくて価格差で較べると S3EX は S1EX よりも 22 万円も安価です。 3cm Beryllium Dome Tweeter を 3cm Ceramic Graphite Dome Tweeter に変え、18cm Woofer 2 本を 16cm Woofer 2 本に変え、Cabinet を一回り小さくすることによって 22 万円安い Speaker System となった S3EX は 22 万円高価な S1EX と音質的にどう違うのか? 私ならば「見た目はそっくりでも、中身や音質は全く別物だろうな(汗)」と聴くまでもなく即決で判断してしまいます(笑)。 もしも S3EX が S1EX に大差ない音質を持っているのであれば 22 万円 (2 本で 44 万円) 上乗せして S1EX を購入する価値など殆んどなくなってしまうでしょう(汗)・・・。 御質問者さんが重視なさる質感は「音が包み込まれるような臨場感」ですので全域に渡る音質の Balance が注目すべきところだろうと思うのですが、S3EX は 2kHz という比較的低めに Crossover Point が Setting された Tweeter Unit が Beryllium から Ceramic Graphite に変更されていますので、中高域から高域にかけての音質及び超高域部の Response に大きな違いがあるであろうことが容易に想像できます。 18cm Woofer が 16cm Woofer に変更されたことに伴う音質変化は想像が付きませんが、22 万円も Cost Down した皺寄せは Woofer にも及んでいるだろうと思いますので、400Hz の Crossover Point が Setting された Woofer が創りだす低音域の質感も大分異なるであろうと推測できます。 最大の Cost Down 化は Tuning にかける手間であろうと思います。 開発された Unit を Cabinet に組み込んで試聴し、Network の素子や Network 定数を変えてみる・・・気に入らなければ Unit 自体を設計し直すに至るほど徹底した Tuning を行うのが新規の Flag Ship Model ですが、この Tuning Cost が開発費を大きく引き上げるものですので、Tuning Cost を削れば開発費は大きく低減します。 Flag Ship Model の廉価版となる Series 各位はそこまで徹底した Tuning Cost をかけませんので、大きく Cost Down できるのですが、その代わり充分な Tuning が行われることなく製品化されるので、各 Unit 間での音質 Balance が乱れてくるのが普通です。 具体的には音の分離感や解像度の低下、特定の周波数域に於ける音質の変化といったものに現れて来る筈です。 User が手間暇かけて Tuning を追い込んで行けば見事な音を奏でるものになる可能性はあるものの、User が手を入れることができる範囲は限られていますし、実際に手をいれる User は殆んどいないでしょう。 穿った見方をすれば、Maker 側も廉価版 Series を買おうとする User に Flag Ship 機との違いが判る耳を持つ者などおらず、Flag Ship 機の Brand 感に魅かれるだけの購買層なので、Tuning Cost をかける必要はないとしているでしょうね(滝汗)。 Audio Mania ならば JBL PARAGON という往年の銘器を御存知かと思いますが「PIONEER S3EX の音質は S1EX よりも劣りますか?」という御質問者さんの質問は http://www.hino-audio.co.jp/04/mid.html の音質は JBL PARAGON よりも劣りますか? という質問と似たようなものです(汗)。 上記紹介の HyuGer PARAGON MID mk2 は JBL PARAGON の Design を忠実に踏襲した Miniature 版ですが、Unit は全く違いますので、Unit が出す音は JBL PARAGON とは全く違うものであろうことが容易に想像できるかと思いますが、JBL PARAGON 独特の音場を創り出している Enclosure の Design はそっくりですので、創り出される音場は JBL PARAGON そっくりになっているだろうとも容易に想像できるでしょう。 PIONEER S1EX と S3EX の違いを極端に表現すれば JBL PARAGON と HyuGer PARAGON MID mk2 との違いみたいなものなのではないでしょうか・・・つまりは「Unit 音に関しては全くの別物」というわけです。

gagagaky
質問者

補足

回答ありがとうございます。やはり価格の差は確実に音質の差に繋がっているのですね。専門的な知識がないので判断できなかったのですが回答者様のおかげで良い判断材料ができました。改めて検討してみたいと思います。回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#203203
noname#203203
回答No.2

スピーカーの良し悪しの指標の一つである再生周波数帯域が違います。 ・S-1EX 28Hz~100KHz 重量66Kg ・S-2EX 34Hz~100KHz 重量28Kg ・S-3EX 30Hz~100KHz 重量48Kg 低音域側を伸ばすには、様々な工夫を施す事が必要です、従って 高価格になり、重量が大きくなる傾向になります。 88鍵のピアノの最低音はA0(ラ0)-27.5Hz です、コントラバス、4弦のエレキベース の最低音はE3(ミ3)-164.81Hz です、バスドラムが60Hz前後です。 ピアニストでC2(ド2)-65.406Hz 以下を使用する人は稀有ですね、従って音楽ソース には殆んど記録されていず、50Hz付近まで再生出来れば、音楽の視聴には 充分な性能だと思います。 28Hzと50Hzのスピーカの違いは、何かと言いますと、人それぞれの意見 が有り、意見の分かれる処ですが、音の幅の余裕ではないかと個人的に考えてます、 例えが適切ではないかも知れませんが、高速道路を100Km/Hで走行したときの、 軽自動車と高級乗用車の走りの違いみたいなものかと・・・ ご質問のクラスのスピーカになると、優劣でなく音の好みの世界になります。 あと、設置する部屋の事も考慮する必要が有ります、4畳半に大型のフロアー型 を設置した場合、能力が生かせず、試聴したときとは違った音になり、ガッカリ なんて事は多々あります。 6畳間以下の部屋では小型のスタンド型の方が良い時があります。 オーディオの世界は、凝れば凝るほど難しく奥が深く、お札の羽が生える世界でも ありますし、悩むのも楽しいものです、大いに悩まれたし!

gagagaky
質問者

補足

回答ありがとうございます。そうですね。オーディオの世界は奥深くてまだまだ試行錯誤が必要ですが、それ以前にまだまだ勉強不足です。本題に戻りますが、やはりS1EXのほうが後々後悔がなさそうです。一生もののスピーカーとして検討すれば価格的にもなんとか頑張れそうです。回答ありがとうございました。

回答No.1

劣るのではなく、若干異なるのだろうと思います。 同一 Unit を用いた System ですので、音場表現とは異なる、音の芯や骨格、粒立ちといった基本的な質部分に大きな相違はないと思いますが、Cabinet 構造が Floor 型と Stand 型 (Bookshelf 型とも言いますが) と異なることから音場の創り方が異なる筈です。 御質問者さんが最も印象深く感じられた「音に包まれる」という感覚は Floor 型 System に感じ易い特徴だと思うのですが、その部分を重要視されていらっしゃるのであれば、S2EX に対する評価も大きく変わるだろうと思います。 Floor 直置きの Cabinet Design と Floor から Stand で浮かせて設置することを基本とする Cabinet Design とでは低音の出方と音場形成の在り方が異なってくるものです。 http://bbs.kakaku.com/bbs/20446010794/ に聴き較べた方の Review がありますよ。

gagagaky
質問者

補足

すみません。S2EXではなく正しくは、S3EXでした。改めて回答頂ければ幸いです。

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