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【薬剤師の方】“ヘパリン類似物質”について

傷跡を消したいと思っていて、 テレビCMで小林製薬の「アットノン」http://www.atnon.jp/about/を知り、 ネットで調べてみたら、 ノバルティスの「HPクリーム」http://www.hp-cream.jp/product/index.html と同じ成分であることが分かりました。 価格/量は違いますが、それ以外に何が違うのでしょうか? また同じ場合、どちらを使っても効果は同じでしょうか?

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回答No.2

先日回答した者ですが、再回答します。 副作用で気をつけるのは「紫斑」です。 ヘパリン類似物質が血液凝固を阻害する働きをもっているため、 塗った部分が内出血をおこして紫斑ができる場合があります。 この場合、すぐ中止してください。 中止すれば通常は回復します。 これは、有効成分のヘパリン類似物質による副作用なので、 アットノンでもHPクリームでも同じです。 その他に、特に気をつけるべき副作用はありません。 使用していない部分で紫斑ができた場合は、 原因は薬ではなく別のところと考えられますが、 体質的に紫斑ができやすい場合は、使用部位にも起こる可能性が高いので 使用しないほうがいいでしょう。 なお、塗り薬一般に言えますが、塗った部分に湿疹、赤斑、かゆみなどの 過敏症のような皮膚症状がでることがあります。 これは、有効成分が原因なのか、添加物が原因なのか、すぐにはわかりません。 なので、例えば、アットノンを使うとかゆみがあるけれども、 HPクリームなら問題ないというような場合もあり得ます。 これは使ってみないと分からないことです。 過敏症の場合、程度により、続けるか、量を減らすか、 あるいは中止するかなどの判断が異なります。 長期間使用ということについていえば、飲み薬や、外用ステロイドとは異なり、 長期間使用したことで起こってくる副作用というのは、 (絶対ではありませんが)あまり気にしなくて大丈夫です。 肌に対する刺激性もありませんし、 皮膚科のお医者さんの処方箋では、幼児にも普通によく処方されます。 紫斑に気をつけておけば、長期使用についても気にする必要はありません。 それくらいで回答になっているでしょうか?

TMG-OK
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます。 大変参考になりました。

その他の回答 (1)

回答No.1

現役ではありませんが、一応薬剤師です。 有効成分だけで考えれば同じです。 つまり、効果は同じです。 違うのは添加物です。 添加物が異なるため、 アットノンはジェル HPクリームはクリームです。 クリームは親水性でさらさらした感じがあります。 ジェルの方は、やや固形っぽい感じになります。 そういう違いです。 なので、塗った時の感触が異なります。 どっちが良いかは、お好みでどうぞ。

TMG-OK
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 どちらでも、傷消しの効果・作用は同じ(ある)ということですね。 とすると、量の割に価格の安いノバルティスの方がいいかな…。 ちなみに傷消しの場合、長期的な使用になるかと思うのですが、副作用や、その他気をつけるべきことはありますでしょうか? もしよろしかったら、再度お教え頂けると有難いです。

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