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伊坂幸太郎作品の魅力とは

純粋な疑問です。悪意は全くありません。 伊坂幸太郎さんの書いた小説の魅力はなんでしょうか? 私は『オーデュボンの祈り』を最初に読み、構成がすごいな、上手だなと思い、続けて『重力ピエロ』『ラッシュライフ』を読みました。 ところが、上手いなぁとは思うものの、読み終わった後になにも残っていないことに気づいたんです。 印象に残った台詞もなければ、シーンもなく。考えさせられるものがあるかと言えば、それもなく。ただ本当に、上手いなぁ、しか感想が出てきません。 伊坂幸太郎さんは人気のある作家ですから、きっと私にはわからなかった魅力があるんだと思います。 そこで、これを読めば多分魅力がわかる!という伊坂幸太郎作品と印象深いところ、これが伊坂幸太郎の魅力だ!というのを教えてください。

みんなの回答

  • kiyuu38
  • ベストアンサー率37% (34/90)
回答No.2

こんばんは。 私は伊坂幸太郎さんの作品は 重量ピエロ 死神の精度(漢字が違うかも) の二つを読んだことがあります。 確かに上記の作品について読んだあとに何か残っているかと聞かれたら「ん~」って感じですがw 面白かったとは本当に思いますし、他の作品をまた読んでみようとも思います。 友人は伊坂さんの作品を読んでいると前に読んだ作品の登場人物がさりげなくでてきたりして、そこに気づくのことが楽しいし嬉しいって言ってました。 (^ワ^)

lyingyi
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうなんですよね。読んでる間は結構面白いんですよね。それだけに……といった感じです。 キャラ設定がしっかりしてるというのと、遊び心が魅力ということですかね。 ありがとうございました。

  • hunaskin
  • ベストアンサー率30% (1854/6060)
回答No.1

伊坂の魅力ですね。 まずは、登場人物のセリフも地の文も、非常に気の利いた言い回しで溢れていますね。 人気の理由としてこれは大きいと思います。 それと、一般的な道徳規範からは少しずれているかもしれませんが、どの作品にも作者自身のモラルが低通しているいます。 人によってはただ青臭いとしか感じないようなモラル観でしょうが、それに共感できるかできないかが魅力を感じるか否かの大きな分かれ目だと思います。 個々の人間の愚かさや卑しさや欲深さなんかには目をつむることはないけれど同時に人間全体に対する愛情や期待を抱いているのでニヒリズムには陥らない、そんな感覚をいつも私は読み取ります。 お読みになった「重力ピエロ」もそういった魅力がわかりやすい形で表現されていると思いますが 他におすすめするなら 「砂漠」「チルドレン」「フィッシュストーリー」あたりでしょうか。 「フィッシュストーリー」は音楽を作る人間にとっては本当に勇気を与えられる物語です。

lyingyi
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >>人間全体に対する愛情や期待を抱いているのでニヒリズムには陥らない ということですが、それを意図しているんだろうなというのはわかるんです。 ただ狙った感じが見えすぎかなって。 それは共感できないからかもしれませんね。 最近忙しくなってしまったのでいつになるかわかりませんが、いずれ『フィッシュストーリー』を読みたいと思います。

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