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LCC就航でJR西日本は対抗策を出すか否か
- 全日空系の本格的LCC(格安航空会社)ピーチがいよいよ3月から運航を開始することになります。関空⇔福岡線が注目されており、ハッピーピーチプラスチケットではANA427便の旅割よりも安くなっています。
- 関空から福岡への移動手段について、新大阪→博多を比べると関空特急はるかを使ってもLCCを使った方が安くなる可能性もあります。
- ANAも伊丹→福岡で増便が行われる予定で、大阪⇔福岡の移動手段を巡っての競争がますます激しくなることが予想されます。皆さんはLCC就航をどう受け止めているでしょうか?
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大阪と福岡の間、広島在住です。 私はヘビースモーカーなので、新幹線びいきはあるのですが以下。 >夕方17時25分に関空を出発する福岡行きの場合 梅田での会議は遅くても15時までに切り上げなければいけません。 明らかにビジネスには不向きです。 関空に定刻の60分前ぐらいには到着する必要があり、 天王寺か難波ならともかく、梅田でのビジネス滞在には向いていない。 ビジネスで使うとなると、こういった航空券は制約が多く、不自由。 便数も少なく会議が長引いたときなど、本数の多い新幹線は安心。 会社も盆正月以外は回数券で対応可能。2時間ゆっくり眠れる。 レールスターもさくら・みずほも普通車指定席で広々。 ここまで出張費をケチるような会社なら、そもそも出張そのものを 見直しているでしょう。 遊びとなると、大阪の人が福岡に遊びに行く理由は思いつかない。 福岡の人もそんなにしょっちゅう大阪に遊びに行くでしょうか。 例えば大物アーティストが東京と大阪でしかコンサートやらない場合、 福岡からなら便数も多く激安の宿泊パックで羽田へ向かうと思います。 以上から、山陽新幹線の客を奪うほどの脅威になるとは思えません。 もっとも、私の予想がはずれて大人気、JR西が危機感を感じれば、 顧客ニーズを研究してレールスターを成功させた実績はあるので、 何らかの対抗策を打ち出すとは思いますが。
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- littledough
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たぶんJRから見ればLCCなど取るに足らん相手であろうかと思います。 新幹線・航空大手の顧客ターゲットはビジネス客と個人旅行(中流家庭以上)である事は明らかです。 私はビジネスマンの端くれで(本社が大阪にある企業の社員)トシがばれる話をしますが、昔は東京や福岡への出張は専ら新幹線でした。 しかし関空が開業して国内線の運行頻度が向上し、さらに携帯電話がビジネスシーンに登場すると、前もって駅や旅行代理店で指定券を買わなくてはならなかった新幹線より電話で予約・変更が出来る飛行機の方が便利になってきました。 特に福岡は空港の立地が良い上、空港起点の高速バス網も充実しているので尚更です。 東京⇔関西より関西⇔福岡の方が航空機のシェアが高いのもなるほどと思います。 近年、殿様商売気質のJRもようやくこれに気づきEX-ICが導入されましたので最近はまた新幹線利用機会が増えてきました。我々の利用状況が反映されてか、ここ十数年間は新幹線VS航空機のシェア争いで航空が漸増していましたが最近は新幹線が持ち直してきています。 実際、忙しいビジネスマンはとりあえずタクシーに飛び乗ってからケータイで新幹線や飛行機を予約したりしています。 主張先から別の出張先への三角コースになるのもざらです。 帰りの便の予約は特に変更が起こり得る事を前提にしていますから、航空機を利用する際でも特定便割引などは殆ど利用しません。 よってビジネス客は今後も運行頻度と予約・変更の容易さなどから新幹線か航空大手を利用し続けるであろうと思います。ピーチなど眼中に無いです。 >大阪中心部から空港への移動が必要になりますので、主要時間では(のぞみ)や >(さくら)に勝つ事は出来ませんが、 鉄オタさんはよくそのように仰いますがw 関西発の出張の起点が梅田界隈とは限りません。前もって決まった出張の出発点は自宅の場合が殆どです。 例えば阪急沿線や京阪沿線に住んでいる人にとっては東京へも福岡へも伊丹発の飛行機が最速です。 まして個人旅行ともなると皆出発点は自宅ですし、新大阪に出るのも空港に行くのも所要時間は大差ない人にとってはやはり航空機利用が最速でしょう。 また、昔?は大阪都心部からでも出張先が渋谷区や港区などの場合は飛行機の方が新幹線より早かったのですが、品川開業とのぞみ増発とEX-ICサービスで今は新幹線善戦といったところですね。 なお、新幹線「のぞみ」の列車一本は定員1,300人くらいです。そんな列車を多分一日100本超?運行しているJRが、A320で一日三往復のLCCに対抗策を出す事は無いでしょう。現行でも夜行バスに対して何ら対抗措置を出していませんから。 ANAがLCCに投資するのは航空業界全体の需要掘り起こしを狙いなどの思惑もあるでしょう(以前にもANAは他社に先駆けてバーゲン型運賃を導入した)。 あるいは従来のやや過剰な付帯サービスや欠航などの場合の対応を見直すための様子見もあるかもしれません。 しかし最大の理由は関空会社があからさまなLCC優遇策を打ち出した事ではないでしょうか? 新参LCCに客を取られるのを指を咥えて見ていられるか、という攻めの一手ではないか、と私は見ています。 業績不振なら撤退も有り、といったところでしょうし将来性も不透明ですから、こんなのを歓迎しているビジネス客はあまり居ないと思いますねw
- simotani
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JR西日本は既に山陰本線で高速バスや航空便への連絡輸送に絞り、自らの長距離輸送を放棄しています。 よってピーチに顧客が流れた場合、関空特急はるかや関空快速を増便して新幹線は九州新幹線とひかりレールスターだけ博多迄乗り入れ、東京からののぞみは広島打ち切りにする可能性大です。
- SPS-
- ベストアンサー率59% (1223/2062)
乗客にとって選択肢が増えるのは歓迎したい所です。 ただ片道4本/日(3月25日以降は3本/日)のみの本数では、新幹線と比べて輸送力が違い過ぎるのでピーチ1社のみが大幅に運賃を割り引いても新幹線に与える影響は少ないと思います。航空会社が一丸となって同区間の運賃を大幅に引き下げない限り脅威にはならないでしょう。 また予約状況によって運賃が変動するので、1週間前/3日前/前日だと幾らになるのか判りません。最大11780円とのことですが、1万円程度の価格になってしまうと関空までの交通費を含めてメリットは薄れてしまいますしね。 ただ最近はJR西日本も従来発売していた「山陽新幹線2枚きっぷ」を自社カードの普及を要因に廃止するなど、カードへの誘導が少々露骨なようにも見受けられるので、利用者の立場としては、これを機に新幹線の割引きっぷが充実するに越した事はないですよね。
お礼
お答え頂きありがとうございます。 >ビジネスで使うとなると、こういった航空券は制約が多く、不自由。 便数も少なく会議が長引いたときなど、本数の多い新幹線は安心。 確かにそうですね。関空発17時台の福岡行きは3月1日→24日の期間限定運航でそれ以降は 19時45分発の便を利用する事になりますが、その便を使うとした場合、難波を18時に出る 特急に乗らないと間に合わないので新大阪駅発21時台まである新幹線には勝てそうにない ですね。