映画配給会社の設立を目指しています

このQ&Aのポイント
  • 未経験ながら映画配給会社を設立させる道を模索しています。
  • 日本未公開の傑作映画を配給する映画会社を設立したいと考えています。
  • 映画業界での経験や人脈がないため、自主上映会を通じて実績を積み、資金を貯める必要があります。
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映画配給会社の設立を目指しています

 未経験ながら映画配給会社を設立させる道を模索しています。  私は海外の映画祭などで話題になった洋画DVDを輸入して鑑賞することがありますが、「どうしてこれほどの傑作が日本では未公開なのか」と愕然とすることが少なくないです。何年待ってもどこの配給会社も買い付けない――どこも配給しないなら自分がやってやる(つまり起業してやる)、と、いつの間にか使命感にも似た思いが自分の中に芽生えるようになりましたが、業界経験はなく、インディ系の映画一本買い付けるのにどのくらいお金がかかるのか検討もつきません。 (契約するより宣伝費にお金がかかると配給会社の社長がおっしゃっていましたが)  映画会社を設立したいのならば、まずどこかの映画会社に入って、そこで経験を身につけ人脈を築くのがベストなのでしょう。ですがどこも即戦力採用らしく、求人を見つけて応募しても自分のような正社員経験もない職歴の浅い人間(今年26)は残念ながら書類選考すら通過しません。もはや会社に雇用されるのを期待するのではなく、自力で道を拓いていく努力をしなければならないなと最近では考えています。  そのための第一投といってはなんですが、日本未公開映画の自主上映会をいま企画しております。ある団体が仲介役を務めてくれ、権利元に企画書を提出したところです。国内の映画祭で一度上映された作品なので、そのときの字幕をかしてくれないかと映画祭事務局にお願いしましたら、快諾して頂けました。映画館側も好意的で、上映会の実現を期待しています。  ですが、プリントの貸し出しも字幕の貸し出しも、”無料で上映すること”が条件。素材をタダで借りられてもプリント輸送費や字幕投影料、上映スペースのレンタル料など諸々を含めたら20万ほどの出費になります。”自分で道を拓いていく努力”とは言いましたが、利益にならないこのような自主上映はやはり趣味の範疇を超えませんよね。それがなんとも歯がゆいというか・・・。  やはり雇用されることを期待して、このような自主上映会の実績を重ねて就職のアピールポイントにしようかとも考えましたが、利益が出るわけではないですからこれがアピールになるかどうかも分からないうえ、支出を考えれば何度もできることではありません。会社を設立したいならこれからさき資金も貯めなければなりませんが、、こんな私に何かアドバイスあれば、ぜひお聞かせください。  だらだら長々と申し訳ありません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • JLGREPO
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回答No.5

No1.です。 少なくとも、実現できるかは別として単なる軽い夢や希望ではなく “使命”とすら感じるほど真面目に考えて具体的な行動も始めている ことも分かり、応援したい気持ちになります。 成功した人の物語は当然脚色が入り神話化されるので本当の実情は 分かりませんが、例えばザジフィルムス、クレストインターナショナル、 プレノンアッシュ、トランスフォーマーなどの配給会社は、まさに 誰もやらないから、自分が気に入った作品を自分で公開するために 1人あるいは数人の人間で会社を立ち上げたようです。 会社のHPを見ると前2社の資本金は1000万円です。 トランスフォーマーの場合 「あらゆる概念、既存のスタイルから解放された自由なスタンスを標榜する。 よって、動機は思いつき。活動は不定期である」と社是(?)に書かれています。 つまり簡単ではないが1人(数人)で恣意的な会社を始められる可能性は 決してゼロではありません。 あるいはシネ・ヌーヴォの景山氏の場合、最近岩波からでた講座 「日本映画は生きている」の1冊にも文章を寄せていますが 学生時代にシネマ・ダールという自主上映組織を作り 積極的に上映会を開き、各地の上映団体と連携して シネマテーク・ジャポネーズという組織としてワイダの『すべて売り物』などの 配給も実現させました。 そして84年からの「映画新聞」によって広汎なコネを作ることで 劇場を作るまでに至ります。 僕がハコを重視するのはビジネス云々は別としても “見たい”ではなく“見せたい”と考えたら自由にできるスペースが なければ妥協ばかりが先行し持続が難しいからです。 エキプ・ド・シネマだって岩波ホールというハコがあればこそ 1本を半年もロードショーするなんて無茶(?)もできるのです。 ちなみにザジフィルムズのHPでは社員は今でも7名です。 ミニシアター系の配給会社の多くも同様でしょう。 つまりアルバイトは別として定期的な採用はしないし 仮に欠員が出来ても、少人数ゆえ、まさに“即戦力”が必要で 公募するよりコネに頼る方が速いでしょう。 なお僕は古い人間で映画はフィルムで見たいので オンラインとかはまったく興味もないが、映画も時代の流れの中で 変質していくのは避けられないでしょうね… 時間はかかっても、いい仲間を見つけて前進できるよう 再度、頑張ってくださいとエールを送ります。

inaki2000
質問者

お礼

三度ご回答ありがとうございます。 興味深い話をたくさん伺うことができ、また勇気付けられ、質問を投稿して良かったと改めて感じました。 「ハコモノなんて無理!」と最初は思っていましたが、お話を伺ううちに、ハコを自ら用意するのも選択肢として入れておきたくなりました。思えば自分で上映したい作品が自分の映画館で上映されることほど嬉しいことはないでしょう。ただ、そうなるとどのくらいの予算を見積もる必要があるのかがやはり焦点になりますよね。シネ・ヌーヴォも実に長いスパンで多大な労力を払って設立されたようですから(全ての映画館がそうであると思いますが)、徒手空拳も甚だしい自分に果たしてそこまで出来るだろうか?と、乗り越えなければならない壁の高さに尻込みしてしまいます。 ですが、さきのご回答でJLGREPOさんがおっしゃったよう、別に「映画館でござい」といったような立派な建物を作る必要はなく(というか無理ですが…)、ほんとうに20席ほどの劇場?なら1000万でも作れるかもしれませんね。シネ・ヌーヴォXをもうちょっと快適にしたスペースが理想。 起業すると決めたらその日から資金を用意するため努力することが大切ですが、それと同じぐらい、いやある意味ではそれ以上に、いい仲間を見つけるのも大切ですよね。ネット上には映画好きの知り合いはたくさんいますけれども、現実には一人もいません。仲間を見つけるためにもNCWのような映画学校へ通うのもいいかもしれませんね…。関西にもそのような映画学校があればいいのですが。NCWの後期講座は10月にスタートするそうです。本気で引っ越しを考える時期なのかもしれません。NCWでなんとか取っ掛かりを見つけて映画業界入りし経験を積めば、数年後起業するとなった場合、やはり融資も通りやすいようですから。

その他の回答 (5)

  • JLGREPO
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回答No.6

No.1 です(これで最後です)。 僕の出した情報が、何らかの役に立てたようで僕としてもうれしいです。 もちろん僕は精神・肉体・金銭的に傷つくこともなく無責任に“鼓舞”するだけ で“使命”として命を賭けるのは、あなたですから覚悟してください。 さて最初に書いたように僕自身は“配給”業務について何の経験も知識もありません。 しかし“自主上映”なら大昔ですが深く関わってきました。 だからこそ上映する場所に拘るわけですが、実は僕が挙げた“会社”の代表者とは (トランスフォーマー以外)すべて面識があります、といっても友人とかではなく 言葉を交わした程度ですが。だから書いたことの半分は信憑性があるが 残りはあくまで推測(僕の考え)です。 それはともかく、同様に僕が知っている範囲の“実例”で参考になるだろうと 思われる補足をします。それぞれ有名だから詳細は省略しますが、すべて “個人”に近いスタートでした。 まずはユーロ・スペース。ここも(語学学校からスタートして)まず映画館を作ってから 配給や製作(堀越氏は字幕翻訳も)から美学校と提携して様々な活動をしています。 そしてイメージ・フォーラム。本来は映画(ビデオ)作家のための組織ですが 四谷にあった頃は試写室程度のスペースしかなかった。 あと少し異質ですが“自主上映”という意味ではアテネ・フランセも重要です。 そうそう、ACTシネマテークというのもありました。高田馬場の1部屋での 友人たちとの“鑑賞”から始まりゴダールの配給までやりましたが… かっては大阪でも梅田と上六に2館所有しましたが“東京”的な発想では うまくいかなかったようです。 関西なら、Planet = 映画資料館も極めて重要です。 安井氏は長くYIDFF(山形)のコーディネーターでもありました。 京都大宮の雑居ビルにスペース・ベンゲットもありましたね。 現在のPlanet+1をさらに汚く(?)したイメージです。 挙げたものすべては、ほとんどが“個人”の献身的な努力で実現したものです。 そして、その根底にあるのは現在のようにDVDやBS・CSで (比較的)自由に“見たい”映画を見ることは不可能な時代に “本”で名前のみ知っている作品を“見たい”“見せたい”という 絶望的な望みから(日本では)60年代に始まったシネクラブ運動に 端を発すると言っていいでしょう。 広い意味では東宝中心のATGもその流れです。

inaki2000
質問者

お礼

重ね重ねお礼を申し上げます。 JLGREPOさんのおかげで、「やれば自分にもできるかもしれない」と、 勇気が持てるようになりました。 いまはご存知のようにミニシアター不況の時代で映画館は閉鎖する一方。 それなのにインディ系映画の配給会社を設立したいとか、ハコを作ろうとするなど 周りからは酔狂と思われるかもしれませんが、 理想の実現に向けてこれからさき計画的に行動をしていきたいと思います。 有難うございました。

回答No.4

 No.2です。  オンライン配信というのは、作品を家庭へ送るのではなく、劇場へ送ること。つまり、フィルム缶ではなくデータを送る。  分かりにくいのはまだ本格的に始まってはいないため。さらに劇場側の設備投資がいるので、大胆に投資できるところが少ないことが大きい。いまデジタル化でブーブー言ってる放送局と同じ。逆に見れば、今後の映画館の仕組みが大きく変わる可能性が高い。  つまり小さな町でも設備(小劇場の広さと、大画面表示装置と再生装置、あと通信システム)さえ準備できたら、ミニ映画だろうが、まるで通販のように送ってもらって、即上映ができる。こういうとき映画製作をしている個人なりプロダクションに知り合いがいれば、電話一本で交渉して送ってもらえる。最近のDVDをみても、知り合いだけで作ってみました映画が増えているように思える(けっこうこれで面白い)。さらに趣味で映画を作っている連中も多い。  ただ、映画館の側からいえば、交渉力や根付けの感覚が必要で、ちょっと気が重いかも。それでも個人でほとんどが決済できるのは、キミの方向性によく合っていると思う。  映画じゃないけど、本の分野では、現在も自分の企画だけで自社出版をやっている出版社がある。以前よりもシステム的に個人が使いやすくなってきており、可能性はさらに高くなってきている。お金を集めるにしても、ファンドを作るやり方もある。とにかく今動いて、これから10年先20年先の準備に入るチャンスだろう。急がないで、じっくり育てていくつもりでやっていけば、いい結果が期待できる。愉しみだ。

inaki2000
質問者

お礼

再びご回答ありがとうございます。 >オンライン配信というのは、作品を家庭へ送るのではなく、劇場へ送ること。つまり、フィルム缶ではなくデータを送る。 オンライン配信と聞いて、てっきり自分はインターネット上で個人に向けて動画を配信することだと思っていました。データを送ると聞いてピンときましたが、映画館のHPを見るとしばしば「デジタル上映」というアイコンがついていますけれども、deltalonさんがおっしゃっているのはこの「デジタル上映」のことでしょうか??フィルムに比べてどれほど便利で安上がりなのか、あと個人的な疑問として、字幕はどうするのか(データに直接打ち込む?)これから先もっと勉強する必要があるかと思いますが、なるほどオンライン配信を切り口に今後の方針を考えるのはいいかもしれません。 とても参考になります。ありがとうございました。

  • JLGREPO
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回答No.3

No.1です。 なるほど。 誤解したというより、はっきりと“配給会社設立を目指したい”と 最終目標だとしても誤解を招く書き方ですね(文面でも)。 それはともかく、関西なら恐らくシネ・ヌーヴォを知っているでしょうが あの劇場は市民有志が株主となって確か1000万で開場したと思います。 しかし僕が言うハコとは立派な劇場ではなく、ヌーヴォXやPlanet+1 のような せいぜいキャパ20名程度の映画館です。 “会社”を目指すのではなく単なる単発的な自主上映なら 数名の有志が集まれば何とか実施できるし、うまくいけば 黒字になって次の上映会と続行出来るかもしれないし 奈良シネマクラブのように10年以上続けている “自主上映”団体もあります。 もちろん、それらは輸入配給ではなく、ありものの作品ですが。 差し当たりビジネスとして考えないなら余計なことですが ビジネスなら当然会社設立が前提で 買付けに始まり宣伝はもちろん通関手続き、字幕作成から 試写会を開きマスコミ対策と、もちろん“個人”でやるのは 不可能に近いでしょう。 僕が“一般劇場では公開できない”というのはコネとかではなく それこそシネ・ヌーヴォにでも聞けば分かるが、例えばミニシアター向き の良質な小品を上映したいと思っても配給会社はヌーヴォには回してくれません。 集客力のある梅田のミニシアターでの公開を優先します。 だからヌーヴォでは“特集上映”中心のプログラムしか組めないのです。 つまり“いい作品”であっても実績のない配給会社が割り込んで上映できる 劇場は少ないだろうということです。 ベストセラーの本を小さな本屋には回してくれないように。 だから僕としては、というか僕が個人でやるなら まずハコを作って最低4,5年“映画館”として興行し実績を作ってから アップリンクのように配給業務にも手を出します。 ちなみにアカデミー賞云々といった作品には、観客としてなら別だが 上映したいとは思いません。 なおNCWは(実際に見たことはないが)映画を製作・監督・俳優はもちろん 配給から興行までのトータルな流れの中での各コースを捉えているという点で ほかの映画学校(?)とは違うと思っています。 機会があれば見学に行ってください。

inaki2000
質問者

お礼

詳しくご丁寧にお答えくださってありがとうございます。 いろいろと疑問点が解決致しました。  確かにアップリンクのような”自給自足”のビジネスモデルは参考になるのですが、やはりハコモノを用意するのは抵抗があります。まず資金的な問題で……。会社設立資金を用意するにあたって日本政策金融公庫の融資制度で無担保・無保証人でも利用できる「新創業融資制度」を考えているのですが、ここの融資額が1000万円以内なのですよ。また、融資してもらうにしても、”創業資金総額の3分の1以上の自己資金”がなければいけず、まさに徒手空拳の状態でこれから自己資金を貯めようとしている自分にとっては、やはりハコを作るのはかなりハードルが高そうです。  それならば、No.2のほうにも書きましたが、オンライン配給(もちろん日本未公開の作品です)で実績を作っていくほうが資金的にもリスク的にもずっとやりやすいかなと自分は考えました。JLGREPOさんはどう思われますか??洋画買い付けにおいては、劇場配給・ビデオDVDの販売・レンタルなど放映に関わる一切を買い付ける、いわゆるオールライツで契約するのが基本のようですが、そのなかでオンライン配信の権利だけを買うことができるのかどうか、という疑問もあります。もっとも、昨年の町山氏の未公開映画祭やマイフレンチフィルムフェスティバルを見ると、「可能」だとは思いますが…。いずれにせよ日本ではオンライン配信はまだまだメジャーではないので、乗り越えるべき問題は多そう。  もしよろしければご意見頂ければと思います。

回答No.2

 その無料貸し出しの際、ついでに一般公開時の費用や手続きを聞いておいたらどうですか。何に限らず、費用の目安も分からないままでは目標もたてられない。  それと土地や資源などの取引のように、本人が金がなくても仲介だけで動かせる可能性があるので、へたな評論家よりも可能性があると思う。未だに監督の名前でしか評価できない連中も多いので、キミの目利きが業界に広まれば上手く回らせることは不可能ではない。それと、これからはネットで配給するようになりそうなので、プリントよりも安くなることも考えられる。さらに、ケーブルTVが広がって多チャンネルになるほど、ソフトとしての映像はさらに必要になるので映画館以外では希望がある。  ところで、旧ソ連の映画って見れないのかね。国がカネだしていたから、貧祖なモノは少ないらしいから。

inaki2000
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうですね、今回の自主上映会のことでせっかくつながりができたのですから、 聞けることは聞いておこうかと思います。たとえばインディ系映画一本の権利を買うにしても、 いくらかかるのか、ネットで調べても全然分からないんですよね。交渉次第とは言いますが…。 >未だに監督の名前でしか評価できない すぐ思いつくのが昨年公開された『シチリア!シチリア!』ですね(笑)。 『ニューシネマパラダイス』の監督の新作、という触れ込みで客を呼べると思ったのでしょうが、 ふたを開けてみれば酷い作品でした。結局、監督の名前で映画を買ったんでしょうね。 あくまで劇場での公開にこだわりたいですが、オンラインでの配給は自分も考えていました。 去年は町山智浩氏の「未公開映画祭」やユニフランス提供の「マイフレンチフィルムフェスティバル」など が実施され、日本にもようやくオンライン配信の波がきたかなと感じつつあります。 とりわけ権利に関して超えるべき問題は多そうですが、劇場公開するよりかはリスクも抑えられそうなので、 オンライン配給で実績を作るのも選択肢としては大いにアリかもしれません。 自分はアニメーションも得意なのですが、日本ではユーロ圏のアートアニメーションを見られる機会が 極めて少ないので、ニッチなニーズに応えられるようなオンライン配給も考えてみれば面白いかも…と、やってみたいこと・挑戦したいことはたくさん出てきますね(笑)。 >ところで、旧ソ連の映画って見れないのかね。 見られます。グルジア映画の『懺悔』(1984年)はご覧になったことはないですか?? 数年前に岩波ホールで上映されたのですが、さすが岩波ホールがセレクトしただけあって とても芸術性の高い(しかし語り口は軽やか)優れた作品ですよ。 あと有名どころではソクーロフの『チェチェンへ アレクサンドラの旅』もありますね。 未見なら是非。

  • JLGREPO
  • ベストアンサー率53% (75/141)
回答No.1

こちらも何の経験も知識もないので具体的に答えることは出来ません。 せいぜい頑張ってください、というだけですが、 まず無事に日本で未公開の“優秀な”作品を輸入できたとしましょう。 さてどこで公開できるでしょう。いうまでもなくシネコンや一般映画館で 公開することは不可能に近いでしょう。 少なくともペイできると見込める作品なら、すでにどこかの配給会社が 買い付けているはずです。 つまり公開することもままならず、結局ホールなどを借りての“自主上映” で、当然大赤字になるでしょう。 少なくとも20万で躊躇するようでは話にもならない。 実際の輸入業務には様々な手順があり100万や200万では 無理じゃないかと思います。 それよりはハコを作る、つまりアップリンクのように映画館(上映できる場所)を確保し (権利さえクリアすれば)DVDでの上映やフィルムを借りて上映実績を作る方が 近道だと思います。 もちろん、それでも最低1000万は必要でしょうが… 早稲田のNCWでは配給業務のコースがあるはずで 業界との関係も深く就職の近道だと思います。 http://www.ncws.co.jp/first/shusai.html

inaki2000
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 どうも誤解があるようですので補足説明させてください。 今回私が進めている企画はあくまで”自主上映”であって”公開”ではありません。 公開つまり興行となれば権利元や劇場との契約が必要になりますから、 完全にビジネスとなり、経済的にも個人でできる範疇を大幅に超えてしまいます。 上映を予定している作品は、アメリカでいえばアカデミー賞にあたる賞を受賞した傑作ですが、 仮にそれを公開するとしましょう。それで”いうまでもなくシネコンや一般映画館で 公開することは不可能に近いでしょう”とおっしゃるのは、どういう理屈からでしょうか? 人脈が無いからだと察しますが、シネコンはさすがに無理だとしても、 ミニシアターであれば公開できると踏んでいます。というのも、今回の自主上映会のことを 3つのミニシアターの支配人に話したのですが、みなさん好意的でした。 この自主上映会を何度か実現させ、面識を持っておけばいざ起業して映画を買い付けたとき、 話がしやすいのではないかと考えていますから、一般映画館で公開することが不可能だと私は思っていません。 もっとも、スケジュールは常に埋まっているでしょうから、仮に買い付けても 公開は半年や1年先になってしまうと思いますが。 ハコを作るといっても、映画館を作るのであれば1000万どころか1億、2億のお金がかかるので 現実的ではないように思えます。また、最低1000万は必要でしょうが、とおっしゃいますが、 上映実績を作るのに1000万円とはさすがにお金をかけすぎなような気もします。 1000万あったのならば素直に起業したほうがいいかもしれません。 NCWの講座には興味があります。ただ、私は関西在住で、、、いえ、 やると決めたら引っ越しするのもアリかもしれませんね。どうせいまは無職ですので(笑) ご回答ありがとうございました。

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