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強力レスタミンコーチゾンコーワ軟膏の注意点と効果について
- 強力レスタミンコーチゾンコーワ軟膏は膣外部周辺の痒みや炎症に効果がある薬です。
- リンデロンVGクリームでは効果がなく、強力レスタミンコーチゾンコーワ軟膏が処方されました。
- クロマイシン膣錠は特定の症状に処方されるため、今回は処方されませんでした。
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まず、それぞれの薬について理解しましょう。 リンデロンVGはいわゆるステロイドです。炎症を抑える効果があります。 外用ステロイドの強度は1~5のうちの3(強い)です。 強力レスタミンコーチゾンコーワ軟膏は“配合剤”で複数の薬剤が入っています。 抗生物質(原因菌と戦う)、弱めのステロイド(炎症を抑える)、 抗ヒスタミン剤(アレルギーやかゆみを抑える)が含まれています。 ※「強力」という名前に惑わされないで下さい。 これは「レスタミン」の名を冠する薬が従来から複数発売されていた為に 他のレスタミンと区別するためにつけられた名前と推測されます。 一般的に見て特に強力と思われる成分は入っていません。 クロマイ膣錠は抗生物質で原因菌と戦う薬です。 初診での処方は、ナプキンかぶれやおりものかぶれ等、菌との関連が低いと考えて 炎症を鎮めるためのステロイドがだされたと推測できます。 再診での処方は、ステロイドが効果がなかったので、細菌感染があると考えて 抗生物質を含んだ軟膏に変更したと考えられます。 尚、女性の陰部の炎症の場合、かなりの確立で膣内にも炎症や感染が起きています。 (膣内は陰部ほど感覚がないので気付かないのですが) ですので、大抵は塗り薬だけでは治りにくく、膣錠と軟膏を併用します。 違う婦人科に行ったらどうですか? 私の経験談ですが、かかりつけが遠いので近くの婦人科に行くと、 「まず菌の培養検査をして、一週間後に検査結果が出るまでは軽い殺菌薬しか 出せません、検査結果を見て抗生物質とか抗真菌剤とかを出します」 といわれ、一週間も痛みかゆみを辛抱できるか!とブチ切れたことがあります。 頭にきて遠方のかかりつけ医に行き、経緯を話したところ すぐ「検査結果をみなくてもカンジダと推測できるから」と 抗真菌剤の膣錠と軟膏で対処していただき、速攻で効果が出ました。 余談ですが、この3剤の中にはカンジダ膣炎に効く抗真菌剤はありませんので、 もしカンジダが原因でしたら薬を変えなければ効果がないですよ。
お礼
回答ありがとうございます! とりあえずは2~3日、強力レスタミンコーチゾンコーワ軟膏で様子を見てみたいと思います。よくよく考えてみるとカンジダの線が強いかもしれませんし、効き目が無い様なら、仰られる様に他の産婦人科に行ってみます。 私も、体験談には同感です。初診の際に速効性のあるもので早く治したいと伝えたのですが、外用薬しか出してもらえず手間を取る羽目に。 とても分かりやすく参考になりましたm(_ _)m