工学部と理学部の違いは？

質問

工学部と理学部の違いは？
こう聞かれた場合、粗っぽいかもしれませんが、どれも応用か基礎かという類いの答えになっいると思います。
しかし、違いは研究室での教育にも現れているように思います。工学部のメインは技術者(職人といってもいいように思います)を育てることにあるため、先生(師匠)が学生(弟子)の尻を叩きながらやるという傾向があるように思います。その一方理学部は基礎科学をするため、育てるのは研究者です。研究者は自分で考え、行動することが求められます。そのため、学生の積極的な行動を求めるような傾向があるように思います。
これらは厳密には学部というより研究室の先生が理学系なのか工学系出身なのかと言った方が正しいように思います。
理系出身の皆さんはどうでしたか？
話は飛びますが、もし、工学部の尻叩かれ教育が事実なら、高校までのやらされ教育に浸ってきた人間にとっては工学部の方が楽なのかもしれないですね。

回答No.4

Rice-Etude

No.1です。

とりあえず私の大学院時代に言及しますが、二人の指導教官とも電機メーカー系の企業で働いていた方ですので、大学にずっといて研究気質が浸透しきっているという方ではなかったです。

また2番目の指導教官は数学科出身と書きましたが、そこから暗号の世界に入り、企業でセキュリティに関する仕事をしてきて、情報科学の教授になった方です。情報科学の分野では実験も行うところも多いですし、私のところも単に理論構築だけでなく実装実験による検証も必要とする研究室でした。

＃なお、私自身は大学院の中では所属の研究室を移ったわけではなく、同じ講座で指導教官が変わりました。

なので、個人任せなのか尻叩きなのかは、その指導教官個人の資質によるものだと認識しています。

回答No.3

tanuki4u

この現象は　なんですのん？
というのが理学部で
この課題は　どう解決しましょう？
というのが工学部

同じ現象に対してのアプローチが違う。

回答No.2

noname#232424

あなたが書いていることは，伝統的には正鵠を射ていると思います。

しかし，最近は全般的に学力が落ちているので，基礎科学（理学部・文学部）でも尻を叩かないと走りません。尻を叩けるのはマシなほうで，おだてないと走らないような初等・中等教育を受けてきた出来損ないも多いです。

お礼

回答ありがとうございます。<おだてる>まで行くと、もはや教育ですら無いように思います。

回答No.1

Rice-Etude

もちろん私の経験したことでしか話せないので、自分の意見が正しいとは限りませんが、むしろ逆の経験をしております。

学部時代の私は工学部の有機材料工学科所属で、指導教官も工学出身の方でしたが、普段は一切干渉がなく、自分で進めていました。また大学院では情報科学研究科に移ったのですが、最初についた指導教官が電子工学出身の方で、この先生もほとんど干渉せず「研究は自分一人で進めていくもの」と常々おっしゃっていました。

一方、最初の指導教官が転任した後で就いた2番目の指導教官は数学科というバリバリの理学出身の方でしたが、事細かにチェックし、常にハッパをかける先生でした。

お礼

回答ありがとうございます。
回答者様の経験された事実はこういうふうに考えられます。私は工学部が尻叩かれ教育だと発言しました。仮にこのような大学教育の方針だとしても、そこにおられる先生は研究者です。研究者気質が浸透仕切っている先生がいても、おかしくは無いでしょう。
次は数学について。私は実験系について語りたかったのですが、説明不足で申し訳ないです。数学やその他の理論系は少なくとも修士までは既存の理論をいかに理解するかにあります。最初はまず如何にして問題を解くか、そのため勉強です。実験系と違い、課題や授業等がメインになってくると思います。