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手塚治虫「ブラック・ジャック」、版によって順番が違うのはなぜか?
手塚治虫の「ブラック・ジャック」は、何種類も単行本、全集が出ていますが、収録内容、順番がそれぞれ違うようです。 講談社の「手塚治虫漫画全集」では、ピノコが誕生する話より前にピノコが登場していて、矛盾しています。なぜ雑誌掲載順にしないのでしょうか?もしかすると雑誌と出版元が異なるためなのでしょうか? 現在刊行中の「手塚治虫文庫全集」に期待しているのですが、またこのようなことになると残念です。講談社に直接聞こうかとも思いましたが、試しにここできいてみます。 よろしくお願いします。
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はっきりわかるわけではありませんが、連載当時のオリジナルである秋田書店のコミックも、雑誌「週刊少年チャンピオン」に掲載された順番ではなかったと記憶しています。 いくつかの回が省かれて、コミック化され、また連載が終わってからしばらく経って読み切りの回もありしました。 最終巻が出たのは連載終了と読み切りが終わって、10年くらい経ってからのはずです。 作者が完成度という点でコミックに入れて欲しくないとか、出版社が差別用語などがあることで見送ったとか、いろんな理由があると思います。 特に医学的なことに関して、雑誌に掲載されたあと、それを読んだ医療関係者から、ここがおかしいなど指摘を受けた回もあると、作者自身記述していました。こういう理由も大きいと思います。 「チャンピオン」の連載通りがもっともオリジナルのような気もしますが、場合によっては作者の書いた順番通りじゃないこともあると思います。 タイムリーな話題を扱った作品だったら、先に書いた作品を一回分遅らせて掲載したたこともあるかもしれません。 ピノコに関しても、チャンピオン連載時にどうだったか記憶があいまいなのですが、けっして時系列にこだわった連載じゃなかったようにも思います。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。 やはり最初に本になったチャンピオンコミックスが良さそうですね。僕も5~6巻持っていて、最初に読みましたし。 どれかを手元に持っていたいので、今度出る文庫全集版を買ってみようかと今は思っています。