髪の毛は絶対に痛むことはありませんが,髪の毛が傷むことはあります。
まぁ,MS-IMEの責任と言えば言えなくないですが,思ったほど漢字変換が上手ではありませんから,注意してくださいね。
さて,余談はそのくらいにして,本題です。
個人的には,クリームタイプの染毛剤をお薦めしますが,問題は,染毛剤を髪の毛に塗るときの手早さです。
手早く塗ることが出来るのでしたら,地肌につきにくいのでクリームタイプが一番ですが,少し時間が掛かるようでしたら,地肌に染毛剤が触れることに目をつぶって,液体タイプのものを使用するようにしてください。(全体を染める場合でも,5~10分間をタイムリミットとするようにしてください)
また,クリームタイプはもちろん,液体タイプでもそうですが,左右対称に染毛剤を塗ることが大切ですよ。
一番気になる部分から染毛剤を塗るのがセオリーですが,その場合でも左右対称に塗っていくことが大切になります。
ちなみに,前髪と耳の後ろでは,一見塗るやすそうで実は塗りにくい前髪から塗るようにしてください。(前髪の方が,他人に見られやすいという理由もありますし・・・)
以上のことは,染まりムラを作りにくくするためです。
ちなみに,耳の周りに重点箇所がありますので,100円ショップなどで「耳キャップ」を購入し,染める際には必ず着用するようにしてください。
綺麗に染めるための一番のコツは,放置時間の厳守と放置中の髪の毛の温度維持です。
放置時間が短いと染まらないのは想像しやすいことだと思いますが,実は,時間超過した場合も,せっかく髪の毛の中に入って塊になり出した色素が破壊されるようになりますので,やはり,染まりにくくなってしまいます。(一見,染まったように見えても色落ちが早いです)
ですから,取扱説明書に書かれている放置時間は厳守するようにしてください。
その際,一番短い時間で止めるときは,塗り終わってから時間を計るようにし,一番長い時間放置する場合は,塗り始めてから時間を計るようにしてみてください。
また,放置中の温度は,これも取扱説明書に書かれている温度を維持出来るようにしてください。
もし,その温度が書かれていない場合は,髪の毛の温度を40度に維持するようにしてください。
その際,湯槽にはったお湯に身体を浸してしまうのがベストですが,もし,服を着て毛染めをした場合は,足湯でも構わないと思います。
実は,高価なものの方が若干染まりにくい傾向があります。
不快感無しに染められるものは効果ですが,その分,少しだけ,染まりが悪いようです。
毛染めの時の臭いが我慢出来ないようでしたら,高価な染毛剤を使用し,染まり重視でしたら,比較的やすいものを利用すると良いかもしれませんね。
でも,どちらを使用しても,他人の目には変化がないかもしれませんよ。
綺麗に染めるコツは,如何に取扱説明書を守ることが出来るかに掛かっています。
それが出来るのであれば,どの染毛剤を使用しても綺麗に染めることが出来るでしょう。
もっとも,染める作業をする際に,自分のクセが出てしまいますので,やりやすいやり方のものを選択するのも綺麗に染めるコツになるかもしれませんね。
そうそう,大事なことを書き忘れていましたが,白髪を染めたいのですから,好みの色の「白髪染め剤」を選択するようにしてください。
白髪染め剤でしたら,白髪はもちろん黒髪までしっかり綺麗に染めてくれますからね。
ちなみに,ヘアカラー剤は白髪を染めるのが苦手です。
それから,白髪染め剤にはブリーチ成分が含まれていますので,どうしても髪の毛が傷みやすくなってしまいます。
ですから,染毛剤を塗る前に,洗い流すタイプのトリートメントをしておくことをお薦めします。
そうすることで,髪の毛の大切なタンパク質の破壊が少なくなり,髪の毛の傷みが軽減されますからね。