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さくらが散るころ、お薦め小説は?

「さまざまのこと思い出す桜かな」(芭蕉) 近藤史恵の『散りしかたみに』(角川書店)を読んだのですが、ちょっと後味がよくありません。(それ以外は満足してます。)さくらが散るころに読むのにちょうどよい、あなたのお薦めの小説を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tacop
  • ベストアンサー率75% (867/1154)
回答No.1

北森鴻の「花の下にて春死なむ」(講談社文庫)はいかがでしょう。 東京・世田谷の三軒茶屋にある小さなビア・バーが舞台。 お店の常連たちが持ち込んでくるちょっとややこしい話を、いつも穏やかな笑顔を絶やさない年齢不詳のマスターが解き明かす、と言う趣向の連作ミステリーです。 物語も上手くまとまっているし、何より「香菜里屋」と言う名前のビアバーの存在が素敵で、大好きな作品です。

ele
質問者

お礼

tacopさん、回答ありがとうございます。 今から1×年前に、太子堂に住んでました。食事どころと日本酒を飲むところは結構詳しかったのですが…。 ポイントは読後になりますので、少々お待ちください。

ele
質問者

補足

『狂乱廿四考』は読んでました。 まだ表題作しか読んでませんが、連作短編シリーズとして楽しめそうです。これも 願はくは花のもとにて春死なむ   その如月の望月のころ  西行の歌が重なる話でした。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • orsaya
  • ベストアンサー率46% (22/47)
回答No.3

もうお読みになったかな~と思いつつ・・ 「桜の森の満開の下」坂口安吾 「桜の樹の下には」梶井基次郎 がおすすめです! そんなに長くないので(特に梶井基次郎の方は) 是非読んでみてください。

ele
質問者

お礼

orsayaさん、回答ありがとうございます。 orsayaの予想通り、坂口安吾、梶井基次郎は既読ですが、紹介ありがとうございます。(でも、掘って何が埋まってるかまで確認してませんが。)

回答No.2

『願わくは 花の下にて春死なむ その如月の望月のころ』(祭行法師) という事で、お勧めは『花のもとにて』(堀田あけみ)です。 NO1さんと同じですが、作品は違います。 さくらの散るころと言われると、この西行法師の句が出てきますね。 切ない感じの恋愛小説です。 ジャンルがお嫌いでなければ一読を。

ele
質問者

お礼

1682hohetoさん、回答ありがとうございます。 堀田さんって「アイコ」の人ですね。『花のもとにて』は読んでません。評価は読了後ということでお願いします。

ele
質問者

補足

「アイコ」--->「富田靖子の指」という連想にはまってしまいそうでしたが、『花のもとにて』は相方が読んでました。 今晩読み始める予定です。 ご紹介ありがとうございます。

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