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ヤンキー美化の風潮について
こんにちは。暑くなってきましたね。 さて、アンケート的な質問をさせてください。 私は、いわゆる「ヤンキー(アメリカ人への蔑称ではない方)」と呼ばれる人たちが結構苦手です。 昨今では(というか何十年も前から存在はしていますが) ヤンキーやヤクザや不良をテーマにした漫画や映画作品が流行しています。 作品にしやすいテーマであり面白いですが、10代の若者などが見て憧れるというのははたして良いこととは思えません。 と言っても、私も読んで感動してしまったりもしてしまうので心から悪いと思っているかは微妙なのですが(^^;) 漫画の中のヤンキーは「硬派」や「仲間思い」などいいところもたくさんあると思いますが、現実のヤンキーはどうでしょうか。 「堅気に迷惑をかけない」はヤクザとしての渡世の条件かもしれませんが、漫画の中のヤンキーは基本的に結構これを守っています。 現実であまりそういうところが真似されているとは思えません。 また、ヤンキー出身で弁護士や教師になられた方などが注目されていますが、更生したことってそんなに立派でしょうか。 もとから普通だった人に比べて人に迷惑をかけ、法律を破りまくってきた方が注目されるというのはなんだか不平等な感じがしてしまいます。 ROOKIESもある種更生の美しさを描いた作品ですが、今年大々的にヒットしました。 これにより、またヤンキー擁護の風潮に拍車がかかるかと思うとちょっと嫌です。 個人的には、堅気に迷惑をかけるヤンキーは絶滅してほしく思います。 そうでないヤンキーはまぁ、自己責任で。 その辺は警察にもっと頑張ってほしいところですが。 皆様はどうおもわれますか。 幅広くご回答をお願いいたしたく思います。
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こういうドラマや漫画は、 「真面目な人は勉強ばかりしていて、心が曲がっている(陰険、いざというとき裏切る、自分主体)」 「不良は、勉強は出来ないが、心が純粋(いざという時に裏切らない・仲間想い・困っている人を助ける等)」 という描写が多いですよね。 後者の方が、人間ドラマやトラブルが発生しやすい状況なので、 描きやすいのだと思います。 それと、「男らしさ(喧嘩が強いとか)=かっこいい」という図式が日本にはあるので(海外でもあるのかも!?)、 「ちょいわるオヤジ」などという言葉が流行るのだと思います。 だから美化している様に写ってしまうのかもしれませんね。 もしかすると、作品を作った人の意図する所から、 脱線して伝わっているのかもしれませんね。 いずれにせよ、「現実のヤンキー」と「ドラマの中のヤンキー」とでは、 かなり差があることは確かです。 恐らく、この先も、いわゆる不良を主体とした作品は沢山出てくると思います。 それは別にいいと思うのですが、それをみた若者に、 ドラマでのヤンキーの「良い部分(熱いとか仲間をおもいやる等)」が伝わればよいのかと思います。 それには、親や教育者の協力も必要なのかもしれませんね。 そこから更正とかに繋がればさらにいいのではないでしょうか。 更正するというのはとてもいい事だと思います。 もちろん、真面目にコツコツ頑張ってきた人間も凄いです。 どちらが凄いとかって比べるものではないと思います。
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日本人は、あまりにも「良い人/悪い人」で人を判断しすぎます。 つまり「良い人だから間違ったことをするはずがない」であったり「悪いこと(間違ったこと)をするのは悪い人だから」など、あまりにも安直な判断を下します。 結果として、そのギャップのある人を好むようになります。 つまり「この人は、怖そうだけど実は優しい人だよ」などでであったり、ROOKIESも「演じている人は凄く良い人ばかり」などです。 そして、それが自分だけが知っている事ともなれば、必要以上に美化して語るのも、当然のように行われています。 (その時も「自分は良い人だから、嘘は言わない」と自分に信じ込ませて) 日本人の場合は人の評価に関して、さも自分が人を見抜くのが上手いかのように勘違いし、安易に「良い人/悪い人」で判断しすぎるのです。 また、そのような安直な思考のため、その「良い人」が問題を起こすと、「裏切られた」「信用していたのに」などと言って、すぐに被害者づらして、それでも自分を良く見せようとするのも特徴です。
お礼
回答ありがとうございます。 >>結果として、そのギャップのある人を好むようになります。 これは一因としてありますね。「いい人そうな人のする悪事」と「ワルの善行」が目立ち、好まれる風潮は存在します。 納得はできました。 やっぱり望ましいことかというと疑問です。 ワルく見せることが得、みたいな印象を持ってしまいますが、結局は日本人の中の多数派の人間性がそうであるということでしょうか。 いろいろな意見が聞けてよかったです、質問を締めます。
- heyboy
- ベストアンサー率21% (1852/8731)
自分的にはどうでもいいかな~ まあ、確かに バイクを乗っている輩の中にも ヤンキー風って言うのを見るので 一種の流行っぱい気もしますが オタクとかもそうですけど 自分はこう言う人間だから右向け右を しているだけですね。 ま、個性が無いから個性を付けている 格好をしたいんでしょう 人様に迷惑かけなければ 何してもOKですけどね。 ただうん、人生の道筋は人それぞれであり ~だから嫌いって毛嫌いするのもどうかな? って思ったりしますけどね。
お礼
heyboyさん、回答ありがとうございます。 >>人様に迷惑かけなければ何してもOKですけどね。 究極いっちゃえばそうですね。 しかし、お分かりかと思いますが人様に迷惑をかけるヤンキーは確かに存在します。 >>~だから嫌いって毛嫌いするのもどうかな? そうですね、いいヤンキーに出合えれば考えを改めたいと思います。
- dai-ym
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>現実であまりそういうところが真似されているとは思えません。 ヤンキーでもヤンキーじゃなくてもめったにいないタイプの人だから主人公になれるんです。 ヤンキーがみんなそうだったら、漫画の主人公になりませんよ。 >更生したことってそんなに立派でしょうか。 そりゃ立派ですよ。 ただ、一度も道をそれずに、それで居て変なエリート意識じゃなくちゃんとした思いやりを持っている人だって立派なものです。 マザーテレサやガンジーのようにそういう人も立派な人として取り上げられていますよ。 ただ、悪いことをしたことがないと自称している人の多くは自分がしているわすいことに気がついていないか目をそらしているだけです。 普通の凡人は何かしら悪いことをしているものです。 だからほとんどの人は何かしら更生しているものですよ。 それに更正することは素晴らしいというドラマに影響を受けて、少しでも多くのヤンキーが更正してくれれば良いことじゃないですか。 ま、最初に書いたとおり、しっかり更正できる人はほんの一握りだからさほど期待は出来ないでしょうけど。
お礼
dai-ymさん、回答ありがとうございます。 >>ヤンキーがみんなそうだったら、漫画の主人公になりませんよ。 それはおっしゃる通りですね。 いいヤンキーも悪いヤンキーも登場するから作品になりえるのでしょうし。 ならばなぜ「主人公みたいないいヤンキー」を真似してくれないのかちょっと疑問ですが。「悪者がカッコイイ」のは日本では古来からの風潮っぽいので仕方ないかもしれませんが。 >>普通の凡人は何かしら悪いことをしているものです。 >>だからほとんどの人は何かしら更生しているものですよ。 そうですね。私も完ぺきではないですし、悪いことをして反省した経験はあるので、これは広義で更生といえるかもしれません。 >>更正することは素晴らしいというドラマに影響を受けて、少しでも多くのヤンキーが更正してくれれば良いこと これもそうですね、と思う反面ほかの人へのお礼にも書きましたが「更生できるからってヤンキーになるやつ」がいそうで、やっぱり不安は覚えます。
- cherrymoon
- ベストアンサー率23% (739/3104)
>またヤンキー擁護の風潮に拍車がかかるかと思うとちょっと嫌です。 ヤンキーを擁護する風潮ありますか? 擁護している気配を感じられないのですが…。 あれはあくまで漫画であり、ドラマであり、リアルとは別物だと認識している人の方が多いと思います。 ヤンキーの青春群像劇はストーリーが作りやすいし、普通の群像劇なら陳腐に聞こえる言葉も素敵に聞こえるし、視聴者の興奮の度合いが違うから映像化されやすいだけだと思います。 ヤンキーと縁遠い生活をしている人間がそういう映像を見て、非日常を楽しむものですし、人に迷惑をかけずに生きている人はそういうものを見たからって露骨に影響されるものではないと思います。 ヤンキーは「あんなのリアルじゃねぇ」と言って見ないでしょうし。 >また、ヤンキー出身で弁護士や教師になられた方などが注目されていますが、更生したことってそんなに立派でしょうか。 >もとから普通だった人に比べて人に迷惑をかけ、法律を破りまくってきた方が注目されるというのはなんだか不平等な感じがしてしまいます。 これはちょっとヘンなんですよね。 注目してくれとは本人たちが言ったのでしょうか。 メディアがネタになるから持ち上げているものだと思っています。 普通に生きている人間も完全な品行方正ではありません。 多かれ少なかれ人に迷惑をかけて生きています。 その度合いが違うだけで、ラクに生きる道を捨てて苦難を乗り越えて更正した人に対して、そういう考えを持つつもりはありません。 むしろ立派だと思います。 マイナスからのスタートで信用を取り戻すのがどれだけ大変なのか、ごくごく普通に生きている私には想像がつきません。 それを乗り越えて、自分のような人間を出さないように頑張る人は立派だと思います。 任侠映画がブームになったからって若者が感化されたという話も、バトルロワイヤルがブームになったからって凶暴な若者が凶悪犯罪に走ったという話もないのですから、これもまた現実と仮想世界は別物として扱われて、10年後に「あんな作品がブームだったよね~」と会話に出てくる程度ではないでしょうか。 まぁ、私の住んでいる地域が予想外に平和なだけかもしれませんが。
お礼
cherrymoonさん、回答ありがとうございます。 >>あれはあくまで漫画であり、ドラマであり、リアルとは別物だと認識している人の方が多いと思います。 それはそうなのかもしれません。顕著に「最近ヤンキーが増えた」と感じているわけではありませんし、取り越し苦労かもしれない部分もあります。 しかし >>ヤンキーは「あんなのリアルじゃねぇ」と言って見ないでしょうし。 上記については私が学生の時分に実際にマンガを読んで(明らかに影響を受けて)ヤンキーになった輩が知り合いにいるので意外とそうでもないんじゃないかと言わざるを得ません。(大人になった今考えるとすごく恥かしいことだと思いますが) >>注目してくれとは本人たちが言ったのでしょうか。 これは確かにメディアの弊害というか、取り上げてしまったことが間違いだと思います。 >>ラクに生きる道を捨てて苦難を乗り越えて更正した人 私にとってはは「更生できなかった人よりはマシ」程度の認識でしかありません。 私は完全な人間ではありませんし、悪いところももちろんある人です。 しかし「わざわざ更生する必要がある」というほど悪いことをしてはいません。 ヤンキーになる人も漫画だけでなく生活背景とかいろいろな理由がありそうなので、一概にヤンキー=悪としてしまう私が偏執的な気も確かにしますが・・・。
美化というよりは、 一般人にとっては、更正することが出来るのでそんなに怖がらなくていいという安心感。 当事者には、更正することが出来るのでこれから頑張れるという希望。 それらを与えているんじゃないでしょうか。 長い人生、何もなく無事に過ごせればいいですが、そうでない人も多いと思います。 そんな人のために、少々の美化や注目はあってもいいかなと思います。 また、無意味に真似をすると思われている人には、真似をするだけの理由があるのだろうと思います。 自滅させるために必要なのは警察ではなく、普通の人達との人間関係だと思います。
お礼
core1029さん、回答ありがとうございます。 >>更正することが出来るのでそんなに怖がらなくていいという安心感 ちょっと考えましたが、別にヤンキーの将来を心配しているわけではないので特に安心感を感じたことはないです。 影響を受ける ↓ 更生できるから今は好き勝手やっちゃえ ↓ 一般人に迷惑をかける という図式での「ヤンキーが増えることへの不安感」の方が強いです。 まぁ、考えすぎと言えばそれまでなのかもしれませんが(笑) 当事者が更生するための一助になりえることは確かですし、いいとこも悪いとこもあるといった感じの印象を受けています。
- mn324
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質問者さまに全部同意です。 とは言え、どちらかというと私は若い頃「ヤンキー」とまでは行きませ んでしたが、大人から見て決して「良い子」ではありませんでした。 しかし自分が大人になり、親になって・・・ 不良ぶったスタイルがとても恥ずかしい、と強く思うようになりました 。 不良から更正して、先生や弁護士になった人より 元から真面目に勉強して資格を取った人のほうが偉いと思います。 そして同じく不良を題材にしたドラマが好きではありません。 不良=友情に厚く、本当はいい人 なんて図式が小さい子供にも植え付 けられると思うと・・・ 「落ちこぼれなのにがんばって何かをやり遂げる」と言うドラマ性に皆 酔っているだけのような。
お礼
mn324さん、回答ありがとうございます。 「親になっても現役ヤンキー」みたいな人もいると思うので、なんだか人によるという部分が一番大きいことはわかりますが、同意をいただけてひとまず安心しています。 >>「落ちこぼれなのにがんばって何かをやり遂げる」と言うドラマ性に皆酔っているだけのような。 私は「不良=落ちこぼれ」という図式が最近崩れているように思えてなりません。ちょっと不良くらいがスタンダードみたいに見られている気がします。
お礼
gurubakeさん、回答ありがとうございます。 なんだかスッと入ってくる感じのお言葉で納得できた部分が大きいです。 >>作品を作った人の意図する所から、脱線して伝わっているのかもしれませんね これはあると思います。ヒットするのはいいことだけど、ちょっと残念に思っているのかもしれませんね。 >>「真面目な人は勉強ばかりしていて、心が曲がっている(陰険、いざというとき裏切る、自分主体)」 >>「不良は、勉強は出来ないが、心が純粋(いざという時に裏切らない・仲間想い・困っている人を助ける等)」 >>「現実のヤンキー」と「ドラマの中のヤンキー」とではかなり差がある これらは結構重要ですね、現実のヤンキーには「勉強ができなく、純粋だが自分主体である、弱いものをいじめる」というタイプがどうしても多く感じてしまいます。 >>恐らく、この先も、いわゆる不良を主体とした作品は沢山出てくる これからのヤンキー漫画が「ヤンキー」という言葉の意味をしっかり変えてくれるほどのものであるといいなぁ、と思います。 >>更正するというのはとてもいい事だと思います。 >>もちろん、真面目にコツコツ頑張ってきた人間も凄いです。 >>どちらが凄いとかって比べるものではないと思います。 これはその通りですね。更生すること自体に罪はないですし。 私が心の狭い偏重な考え方だったような気もします。