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ヘッドフォンで、良い音空間を楽しむための、装置組み合わせを教えてください。
昔、知人の、高級なステレオ機器でJAZZを聞いたときに、まるで、目の前で、ボーカルの唇が動くように感じたことがあります。空間があるというか、リアリティがあるというか。すごいと感じました。(当時の自宅の安コンポは、音がスピーカーに張り付いていました) 少し、観念的ですが、こんな音の感じに、できるだけ安く近づきたいのですが、ヘッドフォンを音の出口として、良い組み合わせはあるでしょうか?どれくらいの価格になるでしょうか?(予算は、10~20万円程度を考えています。) 聴くジャンルは 室内四重奏 環境音 JAZZもたまに聴きます ソースはCDです。
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基本的に、ヘッドフォンは、空間表現が苦手です。 人間は、音から様々な情報を得ていますが、その1つに「音の鳴った場所、方角、距離」があります。これは、「人間に耳が2つある」からこそ可能なのです。たとえば、右斜め前で音が鳴ったとすると、それにより近い右耳には大きな音で、早く、直接に届きます。対して左耳には、小さな音で、遅れて、間接的に(たとえば左側の壁に反射してから)届きます。 このように、「右側の音」を左耳でも聞くことによって、その音量差、時間差などを元に、脳が「この音はこの辺で鳴っている」と判断する訳です。これが、「音の空間的な広がり」のタネです。 ところが、ヘッドフォンは、「右の音は右耳だけ、左の音は左耳だけ」に伝わります。したがって、脳は、上記のような判断ができません。つまり、「音の空間的な広がり」を認識できないのです。これが、スピーカーとヘッドフォンの決定的な違いの1つといえます(逆に、音が混じり合わないことによって左右の音を正確に「区別」できるともいえます。そのため、スタジオなどでは、スピーカーとヘッドフォンの両方でチェックを行ないます)。 したがって、空間表現にだけ関していえば、たとえ10万円、20万円の超高級ヘッドフォンでも、5万円のスピーカーにさえ負けることがあります。 このようなヘッドフォンの弱点を解消するために、「クロスフィード」という技術が使われることもあります。具体的には、ヘッドフォンアンプの中に、左右の音を合成する回路を組み込みます。しかし、あくまで人工的に合成した音なので、スピーカーに勝るものではありません(ヘッドフォンで聞くときに頭の中で音が鳴っている感覚になるのを、若干和らげる程度)。 個人的には、ヘッドフォンはヘッドフォン、スピーカーはスピーカーとして、それぞれのメリット、デメリットを知った上で使い分けるのが、けっきょく高音質を得る近道だと思います。 なお、スピーカーとの比較やクロスフィードの詳しい説明については、英語の文献ですが、以下のページが非常に充実していますので、参照して下さい。 http://www.headphone.com/products/product-resources/about-headroom-crossfeed/
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- nrb
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http://www.stax.co.jp/Japan/products-j.html 世界最高峰のヘットホーンです 高級オーデイがある所に行き おきにのCDを持参して再生して CD再生機を選らば良いです あとは B&O http://blog.goo.ne.jp/nomira/e/bf9c1e573086c676fd529299b8bc59fa http://beostores.bang-olufsen.com/japan/Welcome?lang=jp これも良いと思います これでマニアの世界に・・入れます
お礼
ご丁寧に、返答いただきありがとうございました。 いただいたアドバイスが刺激になり 近くの、量販店では、日本のA社のヘッドフォンの 3千円クラスから6万円クラスまで、視聴できるところがあり、行ってきました。 しかし、安いCD装置を業務用の配分用アンプで分配しており、 確かに、音が良くなってゆくのは分かるのですが、値段相応性は全く感じませんでした。 上位2機種は、ソースの問題かも知れませんが、ハッキリと音が割れて耳障りでした。 ちなみに、ソースの問題かも知れませんが、空間感なんてちっとも感じませんでした。 インターネットで、調べたら、そう遠くない所に、音響関係の増改築とオーディオを販売している、業者の展示場がありました。 値段はすごいのが付いていますネ。やっぱり趣味の王道レベルはすごいです。
お礼
ご丁寧に、返答いただきありがとうございました。 奥行き感(そう言ってよいと思いますが)はヘッドフォンでは出ないのですか。 スピーカーと同じで、品質が良くなると、左右のバランスや、音が良くなったりすることの組み合わせで、音が浮いてくるような感じになるものだと思いました。 英語の文献は、読んでない(翻訳しないと本人は苦手なので)のですが、 実際の空間が大切なんですね。 ご指摘があったので、インターネットで、調べたら、そう遠くない所に、音響関係の増改築とオーディオを販売している、業者の展示場がありました。 値段はすごいのが付いています。