座敷わらしって幽霊ですか?
昨日、とても古くて、大きな田舎のお屋敷みたいなところに家族でいきました。
夏休みに、旅行みたいに10日ほどここで生活するための下見でした。
朝の10時ごろにお屋敷に到着し、 少し離れた隣の持ち主さんのところに親が挨拶しに行ってる間、玄関、窓や雨戸を開けてくれてあったので、すごーーーい!と兄と外からお屋敷をみていました。
畑もあってプチトマトが植えられていました。 その横に小さな砂場?みたいな区切りがあって幼稚園ぐらいの女の子が遊んでいました。 兄もその子に気づいたので、2人で挨拶しました。 そしたらびっくりさせたのか立ち上がって、でも照れ笑いしたみたいにバイバイと手を振ってくれました。
お兄ちゃんが玄関から中に入っていったので私もついていったら その子は、縁側というところから中に入ってきました。
大きいおうちだねぇ と兄がいうと うん!といって和室がいっぱい繋がっているお部屋をぐるぐるとスキップして笑っていました。
親が戻ってきて、私たちの名前をよんだので玄関にもどったらお屋敷の持ち主のおじさんがいたので勝手に家に入ってごめんなさいとはじめましての挨拶をしました。
おじさんは お屋敷の中を案内してくれました。 1ヶ月に何度か 掃除はするんですと言われ、古いけどとても清潔で気持ちいい部屋を見せてくれました。
ここにある家具は使っていいとの事で 電気、テレビ、電話、たんす ガス、水道 トイレとすぐに引っ越してきても生活できるぐらい綺麗にしてありました。
増築を繰り返していたからちょっとかわった間取りでしょ とおじさんは言ってました。
押し入れかな?とおもったら、2階に登る階段だったり キッチンのほかにまたミニキッチンがあったり 家の中だけどサンダル履いてお風呂に行く道?があったり 1階と2階の間に、天井の低いお部屋があったり 迷子になりそうなお家でした。
お部屋を案内している間も 女の子は私たちと一緒にいて、襖の後ろに隠れたり、違う部屋から、わー!っと出てきたり特にお兄ちゃんと遊んでいました。
一通りお屋敷を見せてもらってお父さんが泊まらせてもらう時のお金の話なんかをしていて、私たちは車で待っていました。
本当の帰り際に、思い出した様にお母さんがクーラーバックに入れていた、冷たいジュースとお菓子を女の子にあげてくるって、車から降りておじさんに手渡しにいきました。
帰ってきたお母さんは、 『お孫さんさんじゃないんだって! んじゃ誰?近所の子??!』と言いました。
お父さんは『あーん??』みたいな返事をして車を走らせたら 女の子が横から道にでてきて バイバーーイって手をふってくれました。
お兄ちゃんはまた夏休みにくるよー と言って手を振り返し、私もつられてバイバイしました。
お父さんも あの人は一人暮らしって言ってたけど、誰か帰省していて、小さな子どもさんがいるのかと思ってた といいました。
車の中は『気になるーー!』と大騒ぎになりました。 でもお母さんは、今度夏休みに行けばわかるじゃん!楽しみだねーー と喜んでいました。 お父さんもふざけて座敷わらしだなーと笑ってました。
はあ??もうこの親なに? どこからか、モニタリングのボード持ってる人出てくる?と思いましたが、そんな事もあるわけなく、 なんかモヤモヤする1日でした。
私たち4人は、全員その女の子と少ししゃべりました。 幽霊の要素が1つもない普通の幼稚園児ぐらい?でした。
親は、なんかつじつまが合わないなーと思いながら、おじさんと話をしていて、向こうのお屋敷のおじさんは、その女の子は私たちの妹だと思っているみたいだったよね とお父さんと話していました。
帰り、ファミレスでお昼ご飯食べた時は4人様こちらへどーぞ。って言ってもらってちょっとだけ安心しました。
こんな感じのお屋敷に泊まりに行っていいのですか? 怖いような 気持ち悪いような‥
家族が変な事件とかに巻き込まれないかとかすごく落ち着かないです。
お兄ちゃんは、ありえないから近所の子!と断言しています。多分親もそう思ってるんだと思います。
でもあんな田舎の10軒あるかないかの地域で みんな親族の同じ苗字が固まっているところ、おじさんの家は、昔昔は地域の郵便局をしていたとの事で、おじさんも郵便局長さんをされていて、地域の事ならなんでも聞いて!のおじさん。
70年近くここに住んでいるおじさんがどこの子か知らないなんてあるのかなぁ?とモヤモヤしています。
座敷わらしはわざわざ、会いたい!との理由で旅館など泊まられる方もおられますが、そもそも子どもの幽霊なら全て座敷わらしなのですか??