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IASとTASの関係について

標準大気中をIAS一定で上昇している場合、上昇するにつれてTASは増加するのでしょうか? 上昇すれば気圧は低くなるし気温も低くなって行きますよね? どのような考え方をすればよろしいのでしょうか? またIAS一定とはどのような意味なんでしょうか? よろしくおねがいします。

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  • r3350
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回答No.1

IAS一定で上昇すれば、高度が高くなるにつれてTASは増加します。 TASは大気中を移動する速度です。 IASは計器大気速度と言っていますが、極端に言えばピトー管から得られた動圧を速度として表わすものです。 動圧は移動速度と密度が関連します。 同じ移動速度でも、密度が違うと動圧が違ってきます。 例えば、水に手を入れて動かすと抵抗(動圧)を受けますが、同じ速度で空気中を動かしてもその抵抗は比べ物にならないほど小さいものです。 上昇すると空気密度は小さくなりますので、同じ移動速度(TAS)ですと動圧は小さくなり、結果としてIASは低下します。 従って、IASを一定にするにはTASを増加させる必要がありますので、IAS一定で上昇すれば高度が高くなるにつれ、TASは増加します。 IAS一定の意味については次をご覧下さい。 http://www.jal.co.jp/jiten/dict/p283.html

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