本体の重さについて気にしているようですが、レンズ交換が出来るカメラの場合本体の重さなんて使用するレンズによって無視できるモノになります。
一眼レフは本体重量よりも使用する側の「手の大きさ」によってホールド感が大きく異なります。自分の体格を無視してコンパクトなモノを使用すると疲労感を感じやすいが、多少重くても手にフィットするモノなら疲労感はあまり感じません。
私は手が大きい方なので現行モデルの入門/中級クラスのデジタル一眼は小さすぎます。このクラスにバッテリーグリップをつけたモノか1D/1Dsクラスのサイズがピッタシ。
本体重量ですが
EOS 40D:740g
EOS KissX2:475g
EOS KissF:450g
これに交換レンズやバッテリーが加算されるわけですが、基本的にバッテリーは重いほど長持ち。
レンズは性能の良いレンズほど重くなる。
レンズについては、バレーボールやバスケットボールのような室内スポーツでは「明るい」と言われる望遠レンズが必要。
室内スポーツで重宝するレンズの代表として「EF70-200mmF2.8L IS USM」がありますが、このレンズの重量は1470g。カメラ本体の何倍でしょう。
キットレンズ扱いの望遠ズームは「暗いレンズ」になるので、室内スポーツでは激しく動く選手を「止めて写す」ことが難しくなります。
屋外スポーツならそんなに難しくはありません。
EOS KissFは今月27日発売です。店頭にはまだ出ていません。
X2やXと比較したい場合はこちら↓
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2008/06/19/8704.html
色々と価格を抑えるために一昔前の部材を使用している感じですがデジタル部分は最新。EOS Digitalの系譜から言えば
EOS 10D → EOS 20D → EOS 30D → EOS 40D
↓ ↓
↓ └→→→→→→↓
EOS KissD(初) → EOS KissN EOS KissX → EOS KissX2
↓
└→→→→→→→→→→→→→→→→→→→ EOS KissF
こんな感じでしょうか?
KissはNとXとでつながりがないところがミソ。EOS Kissはその上級機である二桁Dシリーズの廉価版という意味合いが強かったがXあたりから二桁Dシリーズとは別の進歩を歩んでいるように思う。特にAF測距点の数。
一眼レフの場合は本体性能よりもレンズに重点を置きましょう。デジタル一眼の場合は本体価格がフィルム一眼よりも高いのでデジタル一眼本体の選択は予算重視で良いと思います。
極論を言えば、交換レンズを軽視するならその予算でレンズ一体型のコンパクトデジカメを買った方が良いでしょう。
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