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欧米の大学生が卒業後1年間かけて世界を旅することは特別珍しいことではないんですか?
先日、NHKの「アフリカ縦断114日の旅」の前編の冒頭で何人かのメンバーがツアーに参加した動機を話していました。 その中で、一人のイギリスの大学生(男)が”アジア・オセアニア・アフリカを1年間かけて卒業旅行をして自分の目で世界を見てみたい。”、と言っていました。 日本と違ってゆったりしてるなー、と言う感想を持ちました。 日本でもこんなことしてる人はいると思いますが、きっと少数でしょう。欧米では若者が1年かけて世界を旅するというのは特別なことではないんでしょうか?
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まず、「大学生」そのものの価値が日本とはまったく違います 大学を卒業すれば「学士」という資格保持者になり(これは日本でも同じですが)、 何に対しても即戦力を求められます 大学を卒業して、企業側が「新人研修」なんてしていたら、 「バカにするんじゃない!」って感じで、採用された新卒者は会社を訴えかねません。 大学在学中に、プロとしての実践も積むのが普通だからです 高校卒業後、自分で働いて、30歳を過ぎて「学費がたまったから」と大学に入学する、なんてことも普通です ということで、日本と違ってゆったりしているのではなく、 日本と違って自分に対してシビアなんです イギリスならいまだにかなりの階級社会ですから、少しでも自分の価値を高めることに真剣なのは当然でしょう 卒業後の世界一周旅行も、自分の価値を高める方法のひとつなのでは? 大人としての覚悟のレベルが違うので、世界一周から学びとる内容の濃さは、もしかすると、日本の若者の比ではないのかもしれません。 もっとも、ドラッグやパーティに時間と身を費やす大学生も多いのですが、 それでも、卒業後はしっかり社会人として立派に機能していて驚きです 若者が、上流階級でもないのにゆったりしているのは、先進国の中ではおそらく日本が一番くらいなんではないでしょうか
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ヨーロッパって自費で大学に行く人って多いです。 あと奨学金とか。大学進学率も低いし。 (日本は大学の数多すぎ!) 昔の日本では、1970年から71年頃は、ヒッピー の名残でインドとかに長期行く男子学生が多かった そうですよ。(ビートルズがインドに影響を受けた LPが相当ヒットしていた。それで) 向こうの人って結婚する際も、日本の多くみたいに 親が金出すとかないし(だから結婚式とか質素。そ して事実婚も多いし)大体、向こうの人って、親から 独立するのが邦人よりずっと早いですからね。 20歳過ぎて親と同居してる人とか、身体傷害者か 農村居住が殆ど。(但し、イタリアは同居率が高い といいます)社会背景が違うって事ですね。 ~向こうの学生は質素です。日本人みたいにブランド 品でチャラチャラ…なんていませんよ。
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ありがとうございます。 ”向こうの学生は質素”、というのには同感です。服装を例にとっても、日本の学生に比べればとてもシンプルな気がします。これも、親から独立するのが遅いことが関係しているんですね。
- negitoro07
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大学卒業しちゃえば、それは資格になります。 就職市場では、新卒じゃないとダメという慣習もありません。 就職したい時に、就職すればいいんだそうです。 むしろ、世界一周貧乏旅行するだけの根性があると評価してくれる会社もあると、アメリカ人バックパッカーに聞いたことがあります。
お礼
ありがとうございます。 日本だと、”1年もフラフラして何をやってるんだ(怒)”と言う声があちらこちらから聞こえてきそうです。進むべき道がほぼ限定されているのが現代の日本なのかもしれませんね。
- ucok
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「1年間かけて卒業旅行」とのことですが、はたして「卒業“後”の旅行」なのでしょうか。大学生なら、単位さえ取り終えていれば、学生生活が終わる頃には、かなり余裕があると思います。 また、もともとヨーロッパの貴族は、青年に旅をさせて見聞を広げさせる習慣がありましたから、金銭的に余裕のある家庭は長旅を奨励するでしょうし、逆に、昨今の「ニート(←イギリス発祥の単語)」なら時間はいくらでもあるわけでして。 いずれにしても、「アジア・オセアニア・アフリカを1年間かけて」旅するようなバックパッカーは、どこの国の人であれ、かなり筋金入りですから、珍しいといえば珍しいし、この手の筋金入りのバックパッカーは日本にも結構いることが、バックパッカーの本などを読むとわかります。また、欧米人であれ日本人であれ、世界一周することでハクをつけた人は、明治の時代からそれなりの数いました。
お礼
ありがとうございます。 世界一周となれば相当なつわものですよね。ただ、明治の時分からそういう人がいたというのは初耳です。
- masatoras
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大学卒業後すぐ…という枠組みの中ならおっしゃる通りなのかもしれません。 特別かどうかと言えば、やはり「特別なこと」なのでしょうが。 日本と違い、就職の際に“新卒有利”という概念が希薄なのも理由じゃないでしょうか? 世界旅行の経験が評価されるかどうかはわかりませんが、就職の際にキャリアやスキルを重視する欧米諸国なら、1年ぐらい旅行に出ててもその後の生活に戻りやすい環境があるのでしょう。 もっとも、向こうには長期のバカンスというものがありますから、1年とは言わずとも1~2ヵ月旅行することに違和感がないのは事実だと思います。 ただ、現役学生とか社会人退職組なども含めていいなら、日本人もかなりの数の人が長期旅行をしていますよ。 もちろん私の実感に過ぎませんが、長期旅行者の国籍別統計をとれば、日本人はかなりトップに近い位置にいると思います。 日本人も案外侮れませんよ^^
お礼
ありがとうございます。 確かに日本は新卒有利なのがはっきりしていると思います。 ”例えば日本の学生が1ヶ月間タイを旅する”というのはよく聞く話ですよね。
ドイツ・スイス・イスラエルの若者は、兵役を終えると、いわゆるバックパッカーで海外に旅行する者が多いようです。 アメリカ・カナダ・オーストラリアでは、マザーテレサが設立し、今は部下の経営している孤児院や、世界の難民キャンプとかに、ボランティアをしにいったりするものも多いようです。
お礼
ありがとうございます。 いずれにせよ、日本とは違った形態をとっているんですね。
お礼
ありがとうございます。 ”ゆったり”という表現に語弊がありました。一意的にしか解釈できていなかったので反省します。 ただ、どんな人間でも世界1周を経験すれば多大なことを学び取ると思います。要は、意識が世界に広がるか広がらないか、の違いではないでしょうか?