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右矢倉はだめ?

棋力は5級程度です。 左矢倉はよく見かけますが右矢倉はほとんど見かけません。 金無双からの発展形としてありうる形であることは知っています。 右矢倉にするくらいなら美濃囲いを優先したほうがいいという公算が働くんでしょうか? 何故右矢倉が少ないのか、教えてください。 ちなみに、積極的に右矢倉にしたい局面はどのような場面でしょう。 できれば私より棋力上の人よろしくおねがいします。

noname#2813
noname#2813

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  • ベストアンサー
  • aminouchi
  • ベストアンサー率46% (376/804)
回答No.1

一応、有段者です。 どちらかというと、矢倉囲いは上からの攻めに強く、美濃囲いは横からの攻めに強い。という基本は判っておられると思います。ま、矢倉でも凹矢倉は横からの攻めに強く、高美濃は上からにも強いバランスのとれた囲いですがそれはおいときましょう。 さて、右矢倉にするということは、振り飛車ということになりますね。振り飛車の戦いに矢倉を組まない理由の一番大きなものが囲いが予想される戦いに向いていないことです。 つまり、一般的に言って、振り飛車は互いに飛車を成り合ったり、飛車交換になりやすく横からの攻めが主体になります。これに対して、居飛車の場合は縦の攻め合いになりやすいから、上からの攻めに対して強い方が良いのは当然でしょう。それが矢倉と美濃の選択になるわけです。また金無双は相振り飛車の時の囲いの一つですが、この場合は居飛車と同様に縦からの攻め合いになりやすいわけで、囲いを矢倉に発展させるのも理にかなっています。 また、もう一つの理由として、矢倉に組むのと美濃囲いに組むのとでは手数が違います。矢倉に囲って玉を囲いの中に入れるには(飛車角の移動を除いても)最低9手、美濃だと5手で済みます。この4手を攻撃準備に使う方が得だと思いませんか。今はともかく昔は「振り飛車には急戦」というのが常識でした。相手が急戦を狙って攻めて来ようとしているのに、悠長に囲っているのでは即敗勢となってしまいます。将棋で大切なのは攻守のバランスですからね。 最後に、積極的に右矢倉にしたい局面というのは思いつきませんが、戦いの流れの中で相手が玉頭に殺到しようとしているような時でしょうか・・それでも、美濃から高美濃、さらに銀冠で充分対応できそうですけれど。

noname#2813
質問者

お礼

ありがとうございました。 詳しく説明していただいてとても参考になります。

その他の回答 (1)

  • DoubleJJ
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回答No.2

ほとんど見かけないということはないと思いますが・・・ ただ金無双よりも神経を使うことは確かですね。 矢倉は囲いが高いので銀交換を狙われますので、簡単に銀交換をさせないようにしなければいけませんし、後手が矢倉と仮定しますと63の金を飛車角銀桂で狙われやすいという欠点もあります。終盤に55角を打たれるのにも要注意です。このように金無双よりも注意しなければいけないポイントが多いですので、右矢倉は使いづらいということではないかと思います。 美濃囲いから右矢倉に組み変えるのにも条件があります。 1 飛車が88にいて85歩と伸ばされていないこと 2 75歩と伸ばされていないこと 3 65歩と伸ばされていないこと この3つの条件を全て満たしていない場合の矢倉への組替えは危険ですね。 逆に矢倉に組替えた方が有効とされているのは相手が石田流に構えてきて早めに3筋の歩を切ってきた場合です。この場合は28銀から37銀と右矢倉にしていけば先手優勢といわれています(私はしませんが)。

noname#2813
質問者

お礼

ありがとうございました。 相手が石田流に組んできたときは右矢倉にしてみようと思います。

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