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不当利得返還請求について
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これは契約をきちんと比較してみないことには正確なことは一切言えません。 その前提で、サラ金側の主張は一理あるとは思います。 というのは、「1回目に借りた全額を返済した段階で当該契約は終了している」のが本来で「2回目に借りる前に全額返済した以上、そこで契約が終了し2回目は新たな契約と考えられる」から。 もっとも、「一定期間に繰り返し貸し借りを行う継続的契約」とも考えられるので、そうであれば全体が一つの契約であると見ることも可能です。であれば、原告側の主張も理のある話です。 ということで、「契約を見てみないとなんとも言えない」ということになります。契約を見ている当事者が違う主張をしているくらいなのですから契約を見ていない他人が分かるわけないのです。
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