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発声の仕方で

最近腹式呼吸を意識しながら歌おうとしているのですが、歌っていると喉仏が上がってきて下あごや喉仏がかなり疲れます。 これは腹式呼吸ができていないからなのでしょうか? また息を吸っても、あせって吸ってしまう感じなのであんまり自分でも肺に空気が入っていない気がします。ただお腹が苦しいだけです。 息を吐くときもちゃんとへその下あたりに力を入れて歌っているつもりなんですが息が全然持ちません。 これは何が問題なのでしょうか?腹式呼吸をマスターすれば楽に歌えてお腹とかもそんなに疲れないのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • harepanda
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回答No.1

合唱団にいた者です。 腹式呼吸の練習で、手を脇腹にあてて息をしてみてください。おなかが左右にもふくらめば、適正な腹式呼吸です。へその下に力を入れるというより、脇腹に力がかかりますね。わたしの場合、脇腹がつることすらあります。マスターしても、楽にはなりませんよ。 腹式呼吸自体は常にやっておりますが、脇腹の筋肉と横隔膜を緊張させることは、ポイント・ポイントでしかやりません。ずっとやりとおすのは、不可能です。具体的には、大声を張るとき、高音を表声で滑らかな小声で歌うとき、同じ高さでずっと音を保つとき、少ない呼吸で長いフレーズを歌うときなどに、筋肉を緊張させます。 呼吸時の変なくせが原因で、のど仏が上がってしまうことはありえると思います。しかし、これの本質は、のどを閉じて音を出そうとしているくせだと思います。高音部をのどをしぼって「キ~!」って感じで出すと苦しいでしょう?それに近い状態になっていると思います。これは、本人が苦しいだけでなく、聞いていても苦しいのです。 よく言われるのは、「のどを開けっ放しにしろ」ということです。簡単に言いますが、できるようになるまで、時間がかかります。テクとしては、頭をクビからかっくんと後ろに倒して口を開くと、自然にのどが開きます。そのまま頭を戻し、口の中にピンポン球が入っていることを想像しながら歌えば、嫌でものどがひらきます。アとかオとかの母音はのどを開くのが簡単なのですが、イとかウとかは、のどを閉めてしまうくせがありがちです。 それから、音を胸に響かせるくせがついてないか、見直してみましょう。のどが作るのは貧弱な音だけで、それを体の他の部分に共鳴させないと大きな声になりません。胸に響かせるくせがついていたら、それはスパッとやめ、鼻と頭頂部に響かせるほうがよいです。ただし…これができるようになるにも時間がかかります。家で、羊のマネをして「め~め~」と思いっきり鼻を鳴らす練習をしてください。鼻が響くようになったら、響くポイントを鼻から頭頂部に移動させれば完成です。 歌を上手くしたいという書き込みや、それに対する返答は多いのですが、理屈は正しくてもどれくらいの練習量が必要なのかという観点が欠けています。合唱団では、よく、先輩の指導やボイストレーニングを受けながら、1年で基本をマスターし、2年で自立し、3年目に後輩の指導にあたると言われています。気長にがんばりましょう。

Rogic
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。 これからがんばっていきたいとおもいます。

Rogic
質問者

補足

詳しい説明ありがとうございます。 ただひとつまだわからないのですが、脇腹に力を入れるというのは脇腹のあたりを上に持ち上げるようにする感じなのでしょうか? あと、お腹に空気が一瞬で入るようにするためにはどのような練習をすればいいのでしょうか?

その他の回答 (1)

noname#74183
noname#74183
回答No.2

>歌っていると喉仏が上がってきて下あごや喉仏がかなり疲れます。 歌うときに、力が入ってはダメなのが、上半身です。 上半身の脱力、下半身のガッチリ、が歌の基本です。 口を縦に開き、あごをできるだけ下に下げ、犬のように舌を出して歌ってみて下さい。 発音せずに、んんん~と歌ってみてください。 だら~んと脱力して舌を伸ばしている様は、見た目は不気味ですが、 あごの脱力を感じることができます。 (あごの存在を忘れるほど脱力したほうがいいとも言います) 脱力を感じたら、ゆっくりと舌を口の中に引き戻します。 今度も発音せずに、んんん~と歌ってみてください。 慣れてきたら母音の練習、歌詞をつけるなどしてみてください。 >あせって吸ってしまう感じなのであんまり自分でも肺に空気が入っていない気がします。 花の香りを嗅ぐように吸うらしいです。 吸うことよりも、吐くことに意識をしてみてはどうでしょうか。 下腹をへこませるように硬くして支えながら声を出すことに意識してみると、 しっかり吐けます。 上手く吐けると、上手く吸えるようになると思います。 >息を吐くときもちゃんとへその下あたりに力を入れて歌っているつもりなんですが息が全然持ちません。 吐くときに秒数を数えてみて、 練習によって、その病数が徐々に伸びていくのが分かれば、 何も問題は無いと思います。練習あるのみです。 最初から長く吐ける人など、あまりいません。 >腹式呼吸をマスターすれば楽に歌えてお腹とかもそんなに疲れないのでしょうか? オペラの声楽家など、素晴らしい歌唱力の人たちは、 笑顔で軽々と歌っているように見えます。 でも、あごが外れそうなくらいにあごを充分下に落としていますし、 恐らく腹筋、背筋、殿筋は総動員でピリピリと緊張していると思います。 上半身はダラリとしても、下半身は恐ろしく頑強だと思いますよ。 腹式呼吸ができればできるほど、下半身は鍛えねばなりません。 >お腹に空気が一瞬で入るようにするためにはどのような練習をすればいいのでしょうか? ペットボトルを使う方法もあります。 炭酸系のやわらかいペットボトル(1.5L)の空ボトルを、 口にくわえて、息を吸う、吐くを繰り返してボトルをぐしゃっとへこませる練習があります。 呼気を確認するときにはおすすめです。

Rogic
質問者

お礼

丁寧な説明ありがとうございます。 そうだったんですか。やっぱりプロの人たちでも下半身はかなり使っているんですね。慣れるものだと思っていました。 これから地道にコツコツがんばっていこうと思います。

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